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23 - 翻弄(gcus)

♥

216

2025年07月24日

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〈us視点〉



us「っやめろ!」


gc「抵抗すんなよ!お”らっ!」

ズチュンッッ


us「あ”ぁッッッ♡!!」


この行為を何度繰り返されたことだろう。

この人から逃げるのは無理だと悟った。

抵抗することさえ無駄だと思う。

俺はこのままこの狭い空間の中で一生を過ごすのか…

俺の目は遠くの未来を描くことを諦めた。



us「ッん”…あ”ッ♡…~~~ッッ♡」ピュルルッ

gc「ッ……ふぅ……」

ある日の何度目かもう分からない頃、

彼の動きが止まり、やっと終わったのか。 そう思いながら虚ろな目で彼を捉えていると

gc「…us、今度お出掛け行こうか」

一息ついた彼が話し始めた。

gc「この家の中だけじゃ退屈でしょ?」

「俺も連れていきたいところあるし、一緒に行こ?」


突然、チャンスが訪れた。

もう二度と見ることのないと思った日の目を一枚挟んだ先ではなく、外で感じられる。

俺は最初で最後であろう希望を感じた。

もう俺に抵抗されることがないと思ったのだろうか。

これまで諦めて受け入れてきた事が遂に成果を成した瞬間だと思った。

ウキウキとした気持ちで限界だった身体は意識を手放す。





話から一週間後、彼の車に乗せられ繁華街へ連れられた。

降りた後も手を引かれて連れられていく。

力が強くて逃げられそうになく、声も周りに届かないほど大きな声で埋め尽くされた場所だった。

何より駆け足過ぎて着いていくのにやっとだった。

止まった先がチャンスの場だと気を張って着いていく。

ある角を曲がり、彼の足が止まった。

チラリと後ろから顔を覗く。

俺は息を飲んで絶句した。

目の前に広がったのは凄惨な光景だった。



っ…そんな……


gc「あぁ…またヤってるよ……」

「お前らも趣味悪いね」 「うわ、コイツなんかノビて○んでんじゃん」


俺が連れられた場所には人がたくさん、男も女も関係なく転がっていて、屍のように放置されていた。

彼は当たり前の光景かのように何人かのガタイのいい男と会話を始める。

その男達の何人かは話をしながら行為を続けている。それは己の快楽のためだけ。


俺は彼の後ろで恐怖を感じ、身体がガタガタと小刻みに震え始めた。

息が詰まる 死臭や、血の臭い、更には蒸せ返るほどの熱気と暗さに足がすくんだ。

俺もこんな風になってしまうのか?

今まではまだ優しい方で、本番だと言われ、ここで捨てられてしまうのだろうか。

連れてこられた意味を探しながら恐怖に気絶してしまいそうになる。

彼は話を終えると、俺に前へ行くよう促しだした。

強制的に後ろを押され、出ざる終えなくなる。


男「へぇ?コイツが新しい新入りか? 具合は?」

gc「そりゃあ、俺が育てたんだ悪いなんて事はないよ。だが…」

彼は言葉を止めて俺の頭にポンと手を置いた。

gc「誰が相手をするのかはコイツに決めさせてくれ」

男「ほう成る程、そういうことか」「良いだろうのってやろう」「だが、後で詳しく話を聞かせてくれよ?」

彼は快諾を得て「分かってる」と言うと、俺に選択肢を聞かせてきた。

一人一人指を指して教えてくれる。

今話をしている男、奥で煙草を吸いながら人の上に乗る男 、まだシテいる男…etc.そして彼。

こんなの選択肢は1つしかない。彼とスる。だ。

今の現状を見てこんな男達とシたいなんて思うはずがない。

されるならまだ、素性も知る彼がいい。

彼でなくては嫌だ。

今まで優しくされてきた方だと実感する今、心はずっと傍にいる彼に助けて欲しいと思うばかりだった。

震える手で後ろに居る彼の服を掴み、横に立つ。

「……ガッチ…さんが、いい…」

振り絞ったか細い声で彼の名を呼ぶ。


目の前で話していた男は何かボソッと呟いて、俺をジッと見つめてきた。

その視線にイヤラシさはなく、興味本位で見ている様子だった。けれどその視線は俺を隅々まで観察しているようで気持ち悪い。

男は、彼の方にも目をやるとニヤニヤとして不気味な笑顔を見せる。

ゾワッとして背中を虫酸が走ったが、俺はその表情の元である彼の顔を見上げた。

彼は片手で口元を隠している。

何故…やはりこの空間に嗚咽しそうな程嫌悪感はあるのだろうか。

彼は俺の視線に気づくと俺の頭に置いていた手で俺の視界を奪った。


gc「…俺でいいんだな?変えるなら今だぞ」

us「っ…ううん…gcさんがいい」

不安になりながら答える。

gc「そうか…なら、俺に着いてこい」

俺は来た時と違って素直に従って歩いた。

周りに一切目もくれず、彼の背中だけを見ている。彼も来た時と違って手を繋いでいない。


「乗れ」

そう言われ、着いた場所は彼の車の前だった。

素直に助手席に乗り、シートベルトを閉める。

発進してすぐ目的地に着くと、そこは生活に慣れたあの家。

彼の後を追い、寝室へと入っていった。

彼に覆い被さられるように横になる。

彼に全身脱がされ、彼にキスを1つ落とされると、先程まで強張っていた身体が緩んでいった。

優しく、此方を包んでくれるような甘いキスに溶ける。

浅い息遣いで彼の目を見た。

それは熱が込もっていて、先程までの男達とは違った俺を見ている目だった。

求められているのが分かる。

俺は思わずその視線に喉をならしてしまう。


彼は言葉1つ発さずに俺の耳から首、そして鎖骨に流れて胸に、どんどん下へキスを落としていき、優しい手付きで俺の身体を撫でる。

くすぐったくて、もどかしい。

けれどこの行動が俺を大事に扱っているようで嬉しい。

先程見た光景を今と比較してしまい、優しくしてくれる彼に安心感を覚えてくる。

まるで初夜かのような反応になってしまった。


今までよりも丁寧に扱ってくれる彼は俺のしもへキスを到達させるとペロペロと舐め始める。

ピクピクとして、いつものように快楽に身を委ねる。

彼は扱うのを手に変え、次に口を胸の突起に移してきた。

大分慣らされてきた胸はしっかり快楽を刺激として身体をハネさせる。

動く手も相まってすぐに絶頂が近くなっていった。

us「っはぁあッッ♡…やッ…イ…クぅッッ♡」

俺の声で更に手の速度を上げられる。

us「んやぁ”ッッ♡…ぅ”ッ~~~ッッ♡♡」

ピュルルル!!


浅く、荒くなった息で呼吸をする。

彼は間髪いれずに今度は穴の方へ指をやってきた。

us「ん”ぅッッ♡」

彼はよく知っているので、的確に弱点を狙ってくる。

声のボリュームが上がり、だらしない俺の声ばかりが密室に聞こえた。

彼は俺の顔を確認しながら動かしてくる。

gc「もういれてよかったら俺に合図して」

やっと聞こえた声がその言葉だった。


彼の声に安心したのも束の間、俺はその言葉の意味を理解する。そして、同時に恥ずかしさを感じる。

つまりこれはおねだりしてこいということだ。

これまで一方的にされてきて、求めたことなどない。けれどこの場では行為においての主導権(仮)を握らされてしまった。

自分の意思で求めなければならない。

一気に緊張が襲い、意識してしまう。

彼を1男として認識することとなった。

胸が速く鼓動をならして、ドキドキする。

俺は彼を求めているのか…?

穴的には昨日の残りもあり、もうすんなり入ってしまうだろう。

あとはいつ合図を出すかのみだった。


正直もう、絶頂できないもどかしさと、あの棒での快感を求める身体になっている。

「……」

覚悟を決めて俺は口を開いた。

us「…もう、いれていいよ?//gcさんのち○ぽ欲しい♡俺の奥までちょうだい?♡//」

恥ずかしさで熱くなる顔をさらけ出し、誘うように身体を広げた。

彼は顔をニヤリと動かし、舌なめずりをする。

gc「やっと堕ちた♡(ボソッ)」

彼の棒が穴へあてがわれると、ジワりジワりと入っていく。

全部入ると前からぎゅうッ♡と抱き締められた。

us「アッ♡…んぅ……♡♡」

体温の温かさとその包容力にしがみつく。

gc「us、好きだよ♡」

耳元で優しく告げられる。

us「んッ…ぁ…あ!?ッおれ…もッ好き♡」

優しくパンパンと快楽を与えられながら首筋に強くキスを落とされた。

その痕を見ながら俺の腰を持ち上げられる。

ゆっくりとスローピストンが始まった。


もどかしいな…//もっと欲しい…//

俺の彼を求める心が次第に大きくなる。

俺は枕を掴んでだらしなく口を開けた。

us「もっと♡…奥までぇ…♡」

そう言うと、 ゴリゴリッ♡っと俺のヒダを擦りながら前立腺を当てて奥まで入ってきた。

奥でグリグリと掻き回される。

us「ンほぉッッ♡♡」

更に抑えが効かなくなった声は密室を支配する。

汚くなった声を彼は味わうように聞き入っていた。

gc「もっとしてほしいことある?」

us「っあ”♡…ちゅ…ッチュウしたい♡」

優しく重ねられた唇が、舌を出すと荒く、蹂躙するようにねぶりだす。

酸素が薄くなって意識が朦朧とし出すと、それに気づいた彼は口を離して頬やおでこにキスをする。

嬉しい//とまた胸が高鳴る。

あんな奴等よりもこんなに優しく俺を扱ってくれるコイツと過ごしていたい。

もっと甘いエッ○がしたい。

また思い出した先程の記憶が更に俺の気持ちを大きくさせた。

gc「俺のこと、好き?」


us「好き♡好き♡大好き♡」

溶けた頭で彼の言葉に答える。

卑猥な音と声と体温が俺の思考を奪った。

us「ち○ぽ好きだから、もっとちょ~だい?♡」

「気持ちいいのもっと欲しいの♡」

「gcさんのち○ぽ好きぃ~~ッ♡ピュルルル」

gc「俺のち○ぽかよ…っw」

「もう俺から離れらんねぇな」


アへって、ほぼ俺の意識のない状態になってくると行為が終わった。


お姫様抱っこでお風呂場まで連れていってくれる。

今まで逃げ出したいと思ったこの場所も今では彼との愛の巣のように感じる。

gc「よし…これで大丈夫かな…?」

お風呂場で掻き出し作業をしてくれる彼はそう口にすると、俺の頬に手を持ってきて意識確認してきた。

俺は枯れた声で細い返事を返す。

彼は安心したような顔になるとまたぎゅうっと抱き締めてくる。

彼の体温がまた俺を安心させ、ドキドキと胸を高鳴らせる。

そッと俺も後ろに手を回すと力弱く抱き締め返した。

彼はびくっと体を跳ねさせたが、更に強い力で俺を抱き締めてきた。

gc「us、好きだよ♡」

us「俺も好きぃ♡」


この時間が幸せっていうんだろうな

俺はまた彼に強くキスを落とされながら今日の行為を終えた。


翌日、朝から予定があると発つ彼の後ろ姿を玄関で見送る。

「行ってきます」と挨拶する彼が俺の頭にキスを落として出ていった。

フフフッ//と笑って彼に手を振る。

彼の背中が消えた。

彼がいなくなって怖い…名残惜しいと感じる心が生まれる。

早く帰ってこないかな?

もう彼を感じていたいと寂しくなってしまう。

…彼のために後ろを準備しておかなくちゃ

俺はもうここから逃げ出さない。

愛してくれる彼の傍にいたい。

そう思いながら俺はゆっくり閉まっていくドアを最後まで見つめ続けた。





ーーーーーーー

ちなみにこれ、Badendです。

高鳴る鼓動は恋愛というカテゴリーに含まれない恐怖や緊張からくるもので、勘違いを起こして好きに変換された。というストーリーになってます。

吊り橋効果みたいなやつです。


ストックホルム症候群を自分なりに変えて書いたものです。

Googleで出される例とは少し違った内容になります。なので違うよと思われても、別のものと捉える程度で見てもらえればと思います。

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