コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
初めてのノベルです。青の禁忌個人的に好きな話を参考にしているので類似部分ありましたら申し訳ございません。ぜひぜひ読んでいただきたいです。
青の禁忌
誰かの怒声が聞こえてくる。
怒っているのか泣いているのか、どちらとも捉えられるような顔をした母だろう人物が、小さな男の子を叩いている。
叩かれている子供は、まるで他人事のように何も言わない。
その無言な態度に余計母だろう人物が腹を立てているのが分かる。
子供の顔、母の顔は、モヤがかかっているようでよく見えない。のにも関わらず詳しい表情まで見えてくるのはいくらなんでも無理矢理過ぎだと自分でも思う。
そこで気づいた。これは夢だ。夢は自分の記憶から作られると聞いたことがある。きっとこれは、幼少期の自分だろう。そう理解した瞬間息が苦しくなる。
息ができなくなる。
前が見えなくなる、、、
嫌な夢だ、、、そう思いながら俺佐藤 蓮は、ベットから起きる。たまに見る幼少期の夢。いつみても嫌な気分になる。
「朝なのに最悪な気分だ、、、」そんな愚痴をこぼしてしまう。朝ごはんは、喉をとおらなかった。
仕方なく制服に着替え学校に行く。