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初めましてリンリンです。
初投稿。流行りにかなり乗り遅れた気がしますがお許しを。
曇らせはないと思います。作者的には。
あてんしょん
・ONE PIECE夢小説
ーここからは2話からかなー
・ちょいグロかも
・4の表現あり
ーここまで2話の要素ー
・語彙力皆無
・空白多い
・めっちゃみじかい
よければお進みください
「レイ姉ちゃん!」
子供の甲高い声が名前を呼ぶ。
積まれた木箱の上から、小さな女の子が私の手を握り、木箱の方へ導こうとする。
私の名前はレイ。転生者だ。死因は自殺。
嘘です普通に事故りました。
友人と飲みに行ってベロベロに酔った私にこれまたベロンベロンに酔った友人が水と勘違いしてコーヒーを渡してきてそれ飲んだら死ぬほど眠いのに眠れないというわけわからん状態になってフラッフラしてたら三輪車に轢かれて踏切が閉まりかけてる線路に投げ出されかろうじて這い出たらバスに轢かれて死亡した大変な間抜けでございます。
それはそれとして、某ヒーロー漫画に行ったら半分ヤローとか呼ばれそうな髪をしているこの少女はウタ。そう、あの某海賊漫画の最新映画のラスボスでありヒロインのウタである。
「なあにウタ。」
「お姉ちゃんも歌ってよ!」
「ええー?」
「いいじゃねえかレイ!歌ってみろ!」
顔を真っ赤にして明らかに酔っ払っている養父のシャンクスがそう言い、周りもそれに乗っかる。
私は大いに困った。
何と私、音楽音痴である。
歌音痴じゃない。音楽音痴である。
音楽に関することはてんでだめなのである。
楽譜はかろうじて読める。が、それを音にすることが全くできない。
リコーダーはおろか、ピアノや鍵盤ハーモニカすらまともな音が出ない。
なんか、「ピィヨ⤴︎」ってなる。何故。
リコーダーはまあ分かる。だがピアノや鍵盤ハーモニカができないのかが分からない。
もちろん音楽の成績は小中高と1である。
合唱コンクールや合唱祭、音楽発表会では
声を出すな、音を出すなと言われたものだ。
だが、私は今世でまだ一度も音楽を奏でていない。
そして、私はウタの血縁である。
正確なところは分からないが、でも容姿からして明らかに血縁だろう。
髪の色はウタの紅白が逆になっており、瞳の色は綺麗に澄んだ菫色。うさぎのような髪は感情に合わせて動く。ちなみにこれが何故かは私にも分からん。無意識だから。
あと違いといえば、身長、声の高さ、歳、
性格が少し大人っぽいというところだ。
…意外とちげえな。まあいいや。とりあえず、そんなこんなで私とウタは瓜二つである。
つまり、何が言いたいか。
ワンチャン、歌がめちゃくちゃ上手かもしれないのだ。
そんな期待を胸に抱き、私は木箱のステージへ上がっる。
そして、息を吸い込んだ。
「レイ、頼む、俺たちが悪かった。だから、すまないが歌うのをもうやめてくれ。」
ええ、そうですよ!無事音痴でしたよ!!
てんで駄目でしたよ!!!
みんなの酔いが気持ちいいほど見事に覚めましたよ!!!!
音程は見事にズレる。
高音の代わりに「キョオッ⤴︎⤴︎」と絶対に人が出せない音が出る。
低音は地を這うどころか地底人をも気絶するような音。
声ではない。音だ。ここ重要。どっかの世界のテストに出るよ。
もうやめて!私のライフはもうゼロよ!
とりあえずそんなことがありながら、夢小説などでよくある お姉ちゃんなんだからあ〜
的な展開も特になく、平和に旅をしていた。
それが、ずっと続くと思っていた。