看護士 どうした?!
条野 ぁ….ぁ…!
条野 なんで….なんで….眼が…ッ
条野 見えない…何も見えない….!
条野 ッ…!!
(目元の包帯を外そうとする)
看護士 外してはいけません!!
条野 離せ!!眼が見えないのなら死んでやる!!
看護士 おい!誰か抑えろ!!
条野 離せ!!離せ!!!離せ!!!!
叫んだ直後、偶然近くを通り掛かった看護士が駆けつけた。私は必死に目に巻いてある包帯を取ろうとしたが、看護士に止められてしまった。
看護士がナースコールを押すと、次々と他の看護士が駆け付け、看護士が4人程集まった後でも私はずっと踠き、叫び続けた。
喉から血が溢れ出そうなほど叫んだ。其の後は3人の看護師が私を抑え、残りの1人が鎮痛剤を打ち、私は再び眠りについた____
眠りについた後、私は別室に隔離された。
条野 …パチッ
再び目が覚めても、視界は真っ暗のまま
腕を動かそうとすると鎮痛剤の副作用なのだろうか。指を動かすだけで腕全体に痛みが走った。
暴れ防止の為か、私の腕には少々太めのベルトが巻かれていた。
条野 い”っ….
あまりの腕の痛みに顔を顰めていると、私の担当医師がベット付近にやって来た(実際に手術をした人では無いです。)
医師 目覚めましたか
条野 …貴方は今何処にいらっしゃいますか、?
医師 此処に居ますよ
其う言われると医師は私が点滴の打っていない左手を優しく握った。
居場所を把握し、少しほっとしているのも束の間。医師は突然話し始めた。
医師 …今、辛い状態とは思いますがお話致します。条野さんの視力はもう二度と戻ることは無いでしょう。…
嗚呼矢張り其うか。
最悪の予勘が的中した。
私は今後についての話を約2時間近く聞かされた。
手術を失敗させた異能技師は、現在逃亡していて、今も見つかっていないという。
医師 今日はゆっくり休んで下さい。また明日、色々お話致しますので。
条野 分かりました
医師 では、私はまだ仕事が有りますので、これで失礼します
コメント
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見るの遅れた(;;) なんですかこの神作品(;;)