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チャットノベルの方出せなくてすみません
最近結構体調が不安定だったりしてね…
色々いじってるんで、
ちょい設定!
中島敦¦18
院長先生の気持ちは分かっていてわざと嫌っていた、
ある日孤児院を抜け出し、ある人と会い、そこからたまにその人と会うようになった
本当は目の光が無くなることだってある
結構溜め込む方
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キキーーーバンッ
院長先生が死んだ。
理由は轢かれて死んだらしい。
車側は急に飛び出してきた、そう言った
僕はその轢かれた事件を谷崎さんと一緒に担当し、事件現場へ向かった
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「ここですかね…?」
「そうっぽいね、行こっか」
「はい」
「誰が轢かれたんでしょうか…?」
ピラッ
「「?」」
落ちていた紙を見てみる
すると、轢かれたのは院長先生だと分かった
「!?院長…先生……?」
「敦くん知ってるの?」
「知ってるも何も僕が居た孤児院の院長ですよ、」
「!」
「すいません、少しここから離れてもいいですか?」
そう言い敦は苦笑いを顔に貼り付けて谷崎へ笑った
「あぁ、いいよ。僕は先に帰っておくから」
「はい、すみません」
そう言い敦は現場から出ていき、谷崎はその背中を見送った
敦は海側へ向かった…
「(院長先生の気持ちには気付いていたが気付かないフリをしてわざと嫌っていた、そう、あれは今の僕を作るため、)」
そう心の中で呟きながら歩いて行った
だが敦の目の光は薄くなっていっていた
「(けど、少しは褒めても欲しかったなぁ…姿を見て欲しかったなぁ……生きていいよって、言われたかった、)」
そう思いながら敦が辿り着いた場所は墓場、
そう、ある人の墓場へ来たのだ……
トコトコ
「ふぅ…僕の周りの人は皆僕を置いて行くのかな、探偵社の人達も……」
それから敦はずっとその墓の横で寝転んでいた一方探偵社の方はーーーーー
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ガチャッ
「ただいま戻りました」
「おぉおかえり…敦はどこいったんだ?」
「あぁ、その、轢かれた方が敦くんが居た孤児院の院長らしくて……」
「「!」」
「谷崎君。敦君はどこへ行ったんだい?」
「分かりません。ただちょっと離れていいですかって聞かれたのでいいよって言って先に帰ってきただけですので……」
「!ちょっと行ってくる」
そう言い太宰は探偵社を出た
「あ、おい!太宰!」
「……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
太宰は探偵社を出た
何故か今は敦君を1人にさせたい気持ちがあるが、探した方がいい気もした
さて、どこだろうか……
少し探した時だった
「!墓場……」
そう思い墓場へ走っていった
何故か墓場な気がしたからだ、
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墓場に着き、太宰は墓場内を探る
居なかったら1個階段を下りる、
しかし太宰にとって敦は意外な場所に居た
「居ない……(どこ行った、後探してないのは…!)」
太宰は何か思いついた為その墓に向かって走っていった
そして着いたのは……
「織田作……」
そう、織田の墓前だ、
階段を登れば着く
そして太宰は階段を登って行く
すると……
「!敦君……」
そこには敦君が居たのだ
何故、どこで知り合ったのか、
「ん、」
「!敦君…!」
「…太宰…さん、?」
「あぁ、そうだよ」
「!ここまで探しに来たんですか!?」
「そうだよ、(何故か1人にしてはいけない気がしてね……)」
太宰は心の中でそう付け足した
「そうですか……」
そう呟いた敦はまた目の光が無くなった
「(目の光が…)所で敦君は何故ここのお墓を…?」
「…何故でしょうね、」
「……このお墓の人とは知り合いかい?それと、このお墓の人の名前は?」
「この人とは知り合いです。名前なら太宰さん分かるんじゃ無いですか……?」
「!…私と織田作が知り合いだって知っているのかい?」
「知り合いって言わないであげて下さいよ、友達でしょ?」
「ッ…!?」
「それに、織田さんからはよく話を聞いていましたよ?ほんと、知らないフリは疲れます」
「え、じゃぁ知らないフリ…演技ってことかい?」
「そうですが…」
「えぇ……私でも気付かなかったのかい、?」
「孤児院でもずっと演技でしたし…」
「え、どこで演技することがあるんだい?!」
「院長先生を嫌う演技を……」
「なんでだい?」
「だって嫌えって…けど院長先生の仕打ちは全て優しさがあったから嫌いになれなかったです、」
「そう…てか待って、危うく流される所だったけど織田作私の話してたの!?」
「はい。織田さんがポートマフィアに入っていることも知ってましたし、太宰さんの話も何となく幹部なんだろうなって思いました」
「えぇ……普通話さなくない、?」
「そうでしょうね、けど友達とか居ないのかって聞いたら答えました。まぁ拷問されようが口を外して話すくらいなら自分が死んだ方が良いとか思ってましたし、太宰さんの事は一切誰にも話していないんで」
「え、待って、それはそれで駄目だ」
「えぇ……」
「もう絶対死なせない……」ボソッ
敦は聞こえたが聞こえないふりをした
「はぁ……もう昼ですか、」
「そうだね、何か食べてから帰ろう、それに敦君仕事の途中だったでしょ?」
「あ、そうだった…まぁ大丈夫ですよ、」
「ふっ、敦君!一緒にサボろう!」
「ダメですよ、そろそろ国木田さんの胃に穴が開きます」
「国木田君の胃に穴が…!?それはそれでおもしろそうだねっ!」
「はぁ……」
『太宰を頼んだぞ』
そう聞こえた瞬間敦は目に光が戻った
「!…はい」ボソッ((ニコッ
「?何か言ったかい?」
「いえ、何も…お昼どうします?」
「そうだなぁ…じゃぁ~~~」
「~~~?」
「~~…~~~!」
「~~~」
そして声は遠のいて行き、聞こえなくなった
“敦には太宰を頼めそうだな”
そう誰かが呟いた気がした……