カンナ「…カナエ…ねぇさん?」
しのぶ「…ッ姉さんは……ッ…上弦の弐に…」
カナヲ「…ッ」
あれから何年経っただろうか、私とカナヲは鬼殺隊に入り、しのぶ姉さんは柱となった。
そして、今日も暗く、長い夜が始まる。
カンナ「…ここら辺な気がしたんだけど…」
私は、カナエ姉さんやしのぶ姉さん、カナヲ立ちに会う前、両親が居た。
私を愛してくれた。
でも、そんな日常は終わってしまった。
両親は鬼に狙われ、食い殺された。
私は必死に逃げ続けた。だが、私は運が悪かった。私は人身売買の人に捕まり
カナヲと一緒に何処かへ売られる、そう思っていた時だった。
カナエ姉さんとしのぶ姉さんに出会った。
私とカナヲはこの2人に救われた。
それからの後の日常はとても幸せだった。
両親は鬼に奪われ、心も失って居た。
それと同時に怒りもあり悲しみもあった。
だから、私は復讐や誰かが私と同じ目に合わない為に鬼殺隊に入った。
救えない命もあった、それが運命だと。
そう思っていた。
カンナ「…居た……ッ!! 」
鬼の前に恐怖で座り込んでいる男女が居た、男性は女性を守る為、自分を盾にしている。
私は呼吸を整え、全力で走り。刀を抜き力を入れ鬼を斬る。
カンナ「…怪我は?」
女「…!な、なんともありません!」
男「た、助かった…のか…」
カンナ「動けますか?」
男「は、はい!」
カンナ「では、危ないので隠れて居て下さい…」
男「わ、分かりました!」
男性は女性を抱き抱え、草むらへ逃げていった。
そして、首を切り損ねた鬼を追い
頬に傷を付けられたが、首を切ることが出来た。
カンナ「………藤の花持っててよかった。」
私はどうやら稀血(まれち)らしい
だから血を流していると鬼に狙われやすいと納得なした。
私の鎹鴉に貰ったお守りのおかげでなんとか無事でいる。
カンナ「…もう大丈夫ですよ」
男「ありがとうございます!」
女「この御恩は一生忘れません!!」ニコ
カンナ「いえ…では、私はこれで…」ニコ
2人を家まで送り届け、私は蝶屋敷に戻る
しのぶ「あら、カンナおかえりなさい」ニコ
カンナ「…!しのぶ姉さん…!只今戻りました」ニコ
しのぶ「あら?怪我していますね…カンナ着いてきて」ニコ
カンナ「あ、はい!」
しのぶ「…これでよし」
カンナ「ありがとうございますしのぶ姉さん」ニコ
しのぶ「いいのよ、貴方は稀血であるのですから、処置はしないとですからね」ニコ
カンナ「カナヲは戻って来ましたか?」
しのぶ「えぇ、アオイ達と夕飯の支度をしているわ」ニコ
カンナ「私も手伝いに行ってきます!」ニコ
しのぶ「えぇ」((微笑み
何時ものように、私は夕飯の支度をし、みんなで食べて。お湯につかり眠りにつく。
とても幸せで、楽しかった。
でも、私はこの場所には居れなくなってしまった。
カンナ「…?悲鳴?」
声が聞こえ、私は聞こえた方に向かい。
辿り着いたのは
女「いやぁぁぁぁ!!!だ、誰か!誰──」
カンナ「…!!」
叫んでいる女の人は、鬼に食い殺されてしまった。鬼の顔は
暗くて上手く見えないが、首を斬り落とす。
そう思い、私は呼吸を整え
カンナ「蟲の呼吸 蜂牙ノ舞 真靡き!」
刀を振り、鬼の首に届いたと思った瞬間。
鬼は消えた。
???「いきなりなんて強引だね〜笑」
カンナ「ッ!?!?」
???「ん〜、随分と良い匂いが君からするね〜」
いつの間にか後ろに鬼が居た。
カンナ「ッ…なに勝手に匂い嗅いでんだ」
私は直ぐさま鬼から離れ、戦闘態勢に入る
???「ん?その髪飾り……見覚えがあるねぇ」
カンナ「髪飾り…?」
此奴、自我を持ってる…上弦の鬼か?
それに…髪飾りに見覚えって……
???「…あー!思い出したァ!そうだ柱にいたよぉ〜!食べ損ねちゃったんだよね〜」
カンナ「……ッお前ッまさかッ!!」
私は察した時、怒りが混み上がった。
カンナ「カナエ姉さんをコロした上弦の弐かッ…!!!」
童磨「おやおや笑いい目だね笑しかし、まさか知っているとはね〜笑俺は童磨、よろしくね」ニコ
カンナ「私はアンタとよろしくするつもりは無いよッ!!!」
地面を蹴り私は飛び掛る、刀を振り落とすと同時に、鬼は私の後ろに、そして。素早く私は後ろを向き鬼の腹に刀を刺した
童磨「ん〜、良い速度だぁ、いいねぇ」ニコ
カンナ「ッ黙ってタヒねッ…!!」
刀を抜き鬼の首に向けた瞬間私は、鬼に気絶させられ、眠りについてしまった。
これは私がタヒぬまでの物語。
胡蝶カンナ⬇(見た目)
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
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