結構前から考えてたらネタです
大丈夫、ダイジョウブ怖くなんてない
注意
日帝兄弟cp要素 あり
過激 微あり?(ないとほぼ等しい)
日帝兄弟以外 なし
戦時 あり
暴力暴言、流血表現 あり
空寂しがり あり
あえていうならBL あり
空「ただいま!」
……………………
シーン
空「、、、、」
誰もいない
さみしいなぁ
玄関からあがって自室へと向かう、、、、
どこを通っても虚無空間
こんな広い家に1人ぼっち
怖い、、、、
陸にい、海にいはやく帰ってきて
自室についたけど
こわい
いつもは落ち着ける空間だけど
家に誰もいないって考えると
背筋が凍った様になって
足が動かなくなる
やっとの思いで布団の上に転がった
布団を被って周りの音や光を全て遮断する
怖くない、こわくない、コワクナイ
空「怖くない、こわくない、コワクナイ」
自分に言い聞かせ続けて
ちょっと過呼吸になりかけた
自分を落ち着かせようとする
陸にいも海にいも
訓練で忙しい
もちろん僕も訓練をしてきたところだ
ただ、僕の部隊は、、、、、、
とても名誉ある死に方ができるだろう
だけど、祖国様からしたら
僕のところにはどうせ死ぬだけの部隊
だからと時間もお金もかけられていない
唯一お金をかけられているのは
特攻機に乗せられる爆弾だけ
今日は朝から特攻しに7人
敵地へ飛び立った
午後はお国の為に死ぬ為に
航空機の訓練
僕は国民を殺すことしかできないらしい
そんな現実を見たくなくて
布団をさっきよりも深く被り
布団のはじを強く握る
そして目をつぶる
そしたら今日特攻した7人が
見えるような気がした
僕に暴言を吐いている
当たり前だ
僕は安全なところから
君達に死ねと言っている様なものだから
空「はぁはぁ」
怖い、怖い、怖い
自分という存在が真っ黒な世界に
飲み込まれそうな気がした
早く!はやく、、、
帰ってきて
陸にい、海にい、、、、、
ガチャ
空「!」
ドタドタドタ
空「おかえり!陸兄さん」
陸「嗚呼、、、ただいま」
訓練後の陸にいはいつも
倒れそうなくらいフラフラしている
空「お風呂とご飯どっちにする?」
陸「ふろ、、、、」
陸にいはあんまり喋らない
しかもそれが訓練後となれば尚更だ
脱衣所に行く時の
陸にいがあまりにもふらふらで
心配になっていたら案の定
ものすごい物音が家中に響いた
空「大丈夫?!」
陸「え?嗚呼?」
陸にいはなにが起こったのか
わかっていないらしい
さすがにこの状態の
陸にいを1人にするのは気が引ける
空「陸兄さん!僕も一緒にお風呂入っていい?」
陸「おう、、、いいぞ?」
體を洗ってお風呂に浸かっているけど!
なぜ、僕より全然大柄な陸にいに
座られているのだろうか?
お風呂の大きさ的には上に乗らないと入りきらないだろうけど
僕潰れちゃうよ?
なんて考えていたら
陸「スースー」
寝息が聞こえてきた
今日の訓練は相当きつかったらしい
その日の陸にいの訓練は
陸にいの睡眠欲で分かる
寝るのが遅いときは訓練がそこまできつくなかったってこと、寝るのが早いときは訓練がめちゃくちゃきつかったってこと
陸にいのきつくないは信用ならないけど
寝てしまった陸にいを
起こすのは申し訳ない気がする
陸にい非力な僕でも
がんばれば持てるくらいの体重
最近はほんとに食べるものがない
陸にいはどんどん痩せてる気がする
食べる物がない分陸にいは
よく寝るようになった
前までは、
徹夜で訓練とか作戦と練ってたけど
流石に食べる物が少なくなってくると
体力を大幅にけずる徹夜はしなくなった
僕としては睡眠は
今くらい取ってくれてた方が
安心できるけど
お風呂から上がり陸にいを
陸にいの自室へと担いでいく
陸にいはとてもぐったりとしたように
深い眠りについている
死んだ人の様に
空「ヒュ」
不吉な考えはやめよう
自分が苦しくなるだけだから
それでも怖くて陸にいの脈を測る
ちゃんと脈はある
空「フー」
安堵のため息が無意識に出た
息もちゃんとあるし
ちゃんとそれを確認しても
やっぱり不安になってしまう
僕がいる
陸にい、いなくならないよね?
やっぱりこの広い家が
静かだと物凄い程に恐怖を感じる
大丈夫今は陸にいが家にいる
そう思って陸にいを見る
ほんとに死んでいるように見える
息があるにはわかっているはずなのに
空「う゛」
急な吐き気に犯された
でも、こんな中で1人で
トイレに行くのがものすごく
怖くて、こわくて、コワクテ
僕は部屋のはじで
顔を伏せて体育座りになる
陸にい生きてるよね?
海にい生きてるよね?
陸にいが死んでるかもと考えると
海にいも死んでるんじゃないかと思って
嫌な考えが脳内を支配している
空「ハァハァ」
空「ポロポロ(泣」
ついに我慢していた
涙まで溢れ出してきた
空「ヒュッ、、、、、うスッ、、、グスッポロポロ」
泣き止まないと陸にいが
起きてしまうかもしれないのに
生理的な涙がずっと流れ続けている
?「空?」
空「ビクッ」
急に名前を呼ばれてびっくりして
上を見上げる
空「海にい?(泣」
海「空大丈夫か?」
僕は今とても泣いている
状態なのを思い出して
一生懸命服の裾で涙を拭く
海「ぎゅ」
空「海兄さん?」
海にいはなにも言葉を発さなかったけど
とても暖かかった
海「落ち着いたか?」
空「うん!大丈夫!ありがとう!」
海「空もう寝るか?」
空「、、、、、海兄さんは?」
海「俺はまだすることがあるから、、、、」
海「ごめんな」
海にいは訓練をして
疲れて帰ってきたんだ
僕のわがままで
海にいを心配をさせてはいけない
空「ううん、、、大丈夫だよ」
空「僕自分の部屋で寝てくるね」
海「わかった、、、、おやすみ」
空「おやすみ!、、、、」
海「怖くなったらきていいからな(ボソ」
空「?」
自室に戻ってきた
誰もいない空間
こわいなぁ
前までこんなことあんまりなかったのに
いつから怖くなったんだっけ?
確か僕が、、、、、、、
空「ヒュッゴホッひゅーひゅー」
考えたらダメだ
さっさと寝よう
空「ポロポログスッスッポロポロ(泣」
やっぱ僕ダメだなぁ
寝るだけなのに泣いちゃって
痛いなぁ苦しいなぁやだなぁ
そう考えていた彼は30分程泣いたあと
泣き疲れてすぐ眠りについていた
ただ、とても魘されていたが
ごめんなさい、ごめんなさい
僕がちゃんとできなかったから
こんな悲惨な結果を生んでしまって
僕が全部悪いから
僕が、僕が!
行けなかったんだから
怖い?怖いよそりゃ
でも僕が悪いから、、、
僕が全部悪いから
僕から奪わないで
痛いよ怖いよ
大丈夫だいじょうぶ
ダイジョウブだよね?
空「スッハァッスッハァッ」
僕はものすごい勢いで飛び起きた
嫌な汗が頬をつたっている
ここは?
僕の部屋じゃない?
ここは、、、陸にいの部屋?
でも、隣には海にいが寝ている
僕の頭には物凄い量の?が浮かんだ
とりあえず僕は動こうと體を動かすが、、、
空「動けない?」
よく見ると海にいが僕を抱いていた
空「海兄さん?」
そう僕が声をかけると
海「ん゛〜、、、、、あ゛〜」
海「?、、、、、あ、そうだった」
どういうこと?
僕はよくわからないけど
海にいは理解したらしい
空「海兄さんここ陸兄さんの部屋だよね?どうして僕と海兄さんがいるの?」
海「、、、、なんでだろうな(ニコ」
海「俺もよく知らないけどなんか気づいたらここで寝てた」
空「なる、、ほど?」
正直よくわからないけど
海兄さんが大丈夫ならいっか
海「朝ごはん食べに行くか?」
海「あったらだが、、、」
空「うん!あるといいね、、、」
やっぱり戦争は嫌だ
ご飯も満足に食べられないし
なんの罪もない人も殺される
そして、、、、、僕が受け持つ
の人たちもだ
あれは、、、、
いや、やめておこう
苦しくなるだけだ、、、、
海「空、大丈夫だからな」
空「急にどうしたの?」
海「いや、気にするな」
今日の明け方と言ってもまだ太陽もまだ出ていないくらいの時間帯だった
陸が
コンコン
陸「入ってもいいか?」
やってきた
海「陸か?、、、いいぞ」
ついさっきまで寝ていた
俺は寝起きの目を擦りながら答えた
海「陸どうしt、、、、、おい大丈夫か⁉︎」
俺はその瞬間脳が覚醒し
目をものすごく大きく開いた
陸は、、、泣いていた
俺は状況が全然わからなかった
今まで泣いたとこのない
表情を変えることも少ない
あの陸が!涙を流しているのだ
陸「ポロポロ」
ただただ淡々と涙を流し続ける陸
言葉を発することなく
下唇を噛み締めていた
海「どうしたんだ?」
状況が全く掴めない
陸「俺、、、、空を、、、、(ポロポロ」
海「一旦落ち着け!深呼吸をしろ」
陸「スーハースーハー」
なんとか涙は止まったらしい
まだ頬についていた涙を袖で拭い
陸は話始めた
深夜頃俺がトイレに行こうと思って
空の部屋の前を通りかかったとき
空の部屋から泣き声が聞こえたんだ
その声は抑えられてはいたが
泣きじゃっくりの音はよく聞こえた
そっと覗くと空が自分の體を、、、
引っ掻きながら
呻くように泣いていた
俺は、、、、、、話しかけれなかった
俺が今話しかけなければ
ダメだとわかっていたのに
俺はそれを無視したのだ
俺は黙って空の部屋の前に座っていた
それからどれくらい経っただろう
空の部屋から寝息が聞こえるようになった
空をそのまま放置できなくて
俺は空を俺の自室へと運んだ
幸い空は起きなかったから俺も寝ることにした
朝、物音で俺は起きた
空「う゛〜ごめんなさいごめんなさい(泣」
空が魘されていたのだ
俺はどうしていいかわからなかった
とりあえず
ぎゅっ
っと抱きしめた
それれから結構な時間が経ち
俺はもう家を
出ないといけない時間になった
それでも、空はまだ魘されていた
俺は自分の弟すら慰められない不甲斐なさでなんだか一杯になって涙が溢れてきた
俺はもう行かないと行けないから
海兄さんに頼もうと海兄さんの部屋へと向かった
ということらしい
陸も泣くんだな
よかった
陸はもう感情が
壊れたものだと思っていたから
やっぱり空は航空隊から特攻隊の化身へと変わってしまったのが辛かったのかもしれない
だって空は特攻は
無駄死にだと思っていたから
確かに戦果は挙げられるが
その分いやそれ以上に
人が死にすぎている
俺は空と陸の心が完全に壊れる前に
この戦争を終わらせないといけない
終わりです!
ちょっと空が寂しがりの話を作ろうと思ったらなんか全然違う話なった
リクエストもちゃんと
書いてるのでご心配なく
じゃばいちゃー
コメント
4件
かわいそうだけど可愛い(鬼)
空ー!やっぱ精神が不安定になるよね、、、 あと、神風特攻撃隊が昔の字になってるの好きだ。