62日目
もう、気持ちが落ち着いたかもしれない。
瑞希が目を覚まして、私の事をまた……救ってくれた。絶望の底から、また…手を差し伸べてくれた。
…………ありがとう、瑞希。
瑞希には、救ってもらってばっかりだな…
絵名
「瑞希、良かった…」
「良かった、、体調はどう?」
『あはは……心配掛けちゃってごめんね、?
でももう、だいじょーぶだから!止血もして貰ったし……怪我もそんなに大した事ないみたい!』
「はぁ、本当良かった…………」
もう、事が終わったみたいな雰囲気だけど…
まだ、絵名に話せてない。
『…ねぇ、絵名』
「?」
『…………明日、話したい事があるから…
屋上、来てくれない?』
「…!……分かった。絶対行くから」
『うん、ありがと』
「「?」」
『あ、えっと…………』
『…………やっぱ、2人にも来て欲しい。みんなで支え合えなくちゃダメだよね!』
「え?わ、分かった…」
「?分かった……」
『ありがとねー!』
(…瑞希、話してくれるんだ)
絵名は優しそうに微笑んだ