俺は
テヒョンの恋人の様子が気になって
病院の休憩室で聞くことにした
🐨「テヒョン…」
テヒョンは、何ですか?というような顔で
俺の方に歩いて来た
🐨「ごめん、ホソガから聞いたんだ…」
それを言っただけで
テヒョンは悟ったらしく
🐯「そうですか…」
と暗い表情を浮かべた
俺は、深く息を吸って
🐨「テヒョンの恋人…どうなってるか見れるか?」
聞いてみると
テヒョンが黙り込んで
少し考えた後
🐯「…分かりました、仕事が終わってから、僕の家に来て下さい」
と言ってくれた
俺はお礼を言い
仕事に戻った
仕事が終わり
テヒョンの家に向かう
🐯「どうぞ…」
中に入ると
靴箱の上に
テヒョンと恋人の幸せそうな写真が置かれていた
リビングのドアを開けると
🐯「グク、ただいま…」
🐨「ッ…」
そこには
ホソガと同じような姿な上
目が獣のような姿をした
グク?くんがいた
🐰「グルル…」
怒りのような目を俺に向ける
見てるだけで、胸が締め付けられた
🐰「グァァッ!!」
次の瞬間
グクくんが、俺に飛びかかろうとした
俺が腕で防ごうとすると
バッ
ガリッ
俺の服に、少し血が飛んできた
前を見ると
🐨「ッ!」
🐯「グク…ごめんね、助けてあげられなくて…辛いよね、苦しいよね…怒りは全部、僕にぶつけて良いから、他の人は傷付けないで…」
テヒョンがグクくんを抱きしめていた
肩からは血が流れていた
🐰「ガァッガァァッ!!」
暴れるグクくんを、必死に抑えようとしていた
すると突然
グクくんの目が変わり
人間の姿になり
🐰「あ、あぁ…ごめんなさいごめんなさいッヒョンッ傷付けてごめんなさいッ」
と言い出した
俺はまた、胸を痛めた
しばらくすると
グクくんは
気絶したように地面に倒れ込んだ
テヒョンは悲しい顔をして、グクくんにキスをして
その場に寝かせた
俺は
とりあえず、テヒョンの肩に包帯を巻いて
応急処置をした
🐯「すみません…服…」
俺の服の血を気にしてくれるテヒョン
🐨「全然大丈夫だ、テヒョンの方が…」
俺が言いかけると
🐯「僕ッ辛いですッ…グクが苦しむのがッ僕が傷付くより何倍もッ…」
自分の大切な人が辛いと
自分も辛くなってしまう
痛いほど分かる
俺は、自分の父への怒りが大きくなっていった
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コメント
8件
続き楽しみにしてます!! 応援してます🔥
ぐぅちゃんもホビも助かってほしい…😭😭😭😭 ぐぅちゃんを抱きしめたい…🥹🥹
グゥちゃん…めちゃくちゃ切ないです…🥲🥲 それもこれも全部お父さん…… お父さん薬を作ってくれ、そしてハピエンにしてくれ、みんな幸せになってくれ、お父さんだけ不幸味わえ………… 次回も楽しみに待ってます!ご自分のペースでゆっくり!