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ゲン千
突然造りたくなった学パロのゲン千っ”….!!
キャラ崩壊⚠️
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それではどうぞ。
俺は、ちっせえガキの頃から
『科学』
が大好きだった。
俺は科学を好きになってからは、合理的な判断しかせず、非合理的なものを好まなかった。
高校生になってからも。
『科学』以外のことには殆ど興味が湧かなかった。
友人もいなかった。
幸い、虐められることはなかった。本当に奇跡じゃないかと思う。
そんな、俺の何の変化も無い、不変な生活は俺にとっては全く苦痛じゃなかった。
『科学』があったから。
科学があればそれでいい。
科学があれば生きていける。
そんな思考だった。
恋愛脳なんて非合理的なタネに過ぎない。
恋愛に一番興味が無かった。
一番非合理的なものだから。
俺はそんな思考で今までずっと生きてきた。
そんな中、一人の男が喋りかけてきた。
「ねえねえ、君って名前なに?」
俺は驚いたが、顔には出なかった。
「あー”…..俺は、石神 千空だ。」
「千空ちゃんね~♪教えてくれてありがとね。ちょっと気になっちゃってさー……..」
「あー”それだけならとっとと散れ。」
「ドイヒー!こんなに無愛想なの千空ちゃんが初めてー!」
俺は、この男にはさらさら興味はなかった。
この男は「あさぎり ゲン」と言うらしい。
芸能人をやっていて、マジシャンでありメンタリストだ。
何もかもが薄っぺらい男で、何も感情が無さそうに見えた。
いつも偽り。全てが偽り。
そんなこたー俺は丸見えだった。
まあ、俺には関係が無い。
考える必要も無い。
そう思ってた。
でも、何故か、ゲンと関わっていく内になんとなく……
ゲンといれば、落ち着く…….
そんな思考になってた。
俺にとってはその考えは意外にも合理的だった。
実験している時、焦る時がある。
そんな時、ゲンがいると落ち着くからだ。
その程度だった。
最初は。
それからというもの、
ゲンが老若男女問わず、誰かと話している時、
何故か胸の奥が痛い。
モヤモヤする。
俺はその感情を最初こそ不思議に思った。
なんだこれ。
変な感じだな…..
後からわかった。
これは
俺が非合理的なタネなんて言ってた、
『恋』
ってやつだ。
俺はそれが分かった途端、
「気持ち悪ぃ…..」
と言葉に出た。
俺にとって、恋なんて気持ち悪い。
それに、男にだ。
更に鳥肌が立つ。
でも事実だ。
それが現実。
俺は、ゲンといると不思議と落ち着く。
安心できる。
それが恋……か….
次回はおそらく今日のうちに投稿できると思います。できなかったら申し訳ございません。
それでは➰👋😃
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