テラーノベル
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#イラスト
めあ☔️
13
あいる
238
トラォ
124
120
「みんな、準備はできたかい?」
K2さんが声をかけて登山が始まっていく。
登山開始1日目 天候:強風
「すごい風が吹いてきたね。」
強い風が吹き荒れ、ぐらつくように感じる。
「どうする?すごい風が吹いてきたけど…」
穂高さんは風で揺れる髪をくすぐったそうに話す。
「帰りませんか……?」
「ちょ、何言ってんだコイツ!お前一人で帰れよ!何しにきたんだお前はよ!」
「まぁまぁ。まぁそのような無明の状態になってはいけません、みなさん。」
「何?なんだ…?」
「あ、えっと無明というのはね、あの〜迷いの根源です。」
「…聞かなきゃよかったな…」
「はい、悟りによる知恵がない状態で、」
「あああああ、えっと…!どうしますか?えっと…こっから…」
「どうする?」
「え。子守さんはどう思います?」
真現さんに聞かれた子守りさんは少し縮こませたように答えた。
「いや…僕逃げたくないな…でも。」
「まぁ、初日ですし行きましょうよ。」
「なんで声枯れてんだ。お前。」
「うっさいな。犬呼び戻してこいよ。」
「何?!お前、あれは犬のせいだろうがよ!俺のせいじゃねえよ!」
「まぁまぁまぁ、お二方。お二方やめましょう。そのように知恵を妨げる心の汚れは良くありません。落ち着きましょう。」
「おお!その心はなんだ?」
青空さんが食いつき、もう収集がつかないような気がしてきた。
「K2さん。なんかご意見ないんすか?」
「ん〜まぁそうだな〜1日様子見てもいいかもしれないと思ってるかな。まぁこれが基本の天候かもしれないからそしたら進むべきだけれど。結構風が吹いてるしな…」
「甘いなK2!弱虫か〜?初日から登らないなんてお前、登山家か?」
「いや。リスク管理こそ登山家だろ。」
「俺は山が好きでな〜。早く山に登りたいんだが、お前は山に登りたくないのか?」
「いや。そんなことはないよ。もちろん。山には登りたいさ。でも何かあって登れなくなった方がダメだろ。」
「ど〜だ。逃。行ってみろ!お前、山に登りたいよな?」
「……はい…登りたいです…」
子守さんがとてもかわいそうだ。
「ほら〜言ってるだろ〜!」
言わさせていますね。
「なんか…さっきと言ってることが違うわね…?」
「僕は、登りたいな〜…」
声が震えている。
「よし!じゃあ、いくか、いっちょ!」
「行きますか〜」
「こんくらいの風なら問題ないだろう。まぁ腕のない奴らは振り落とされて行くだろうがな!」
ということで出発が決まったらしい。
コメント
1件
いやー、このメンバーほんとカオスだな!笑 無明の話をし出すお坊さんキャラに食いつく青空さん、可哀想すぎる子守さん、そして毎回対立するK2さんとアンチK2さん…。 強風の中「帰らない?」って言い出した穂高さんに「一人で帰れ!」ってツッコむ流れ、めっちゃ笑った。 でも結局「腕のない奴は振り落とされる」って強気なアンチK2さんに押されて出発決まったの、なんかこのグループらしいな〜。 子守さんの震え声が愛おしくて、続きが気になるわ🔥