夏生さんは人間だろ?違うか?
彼女の首に手をかけた。
奥さまが…眼つきが変わった…
律子?…
私は金色の狼よ…優木さん?殺すの?殺すなら私を殺して…
え?…
私は夏生の首に食らいついた…
これから子孫残すのよ…
…あ…ぁ…
主人達は何があった?…
優木さん
夏生の婿になって欲しいって言われたが…
私は元の家族がいる…
そんな…
主は誰なんだ!…
高島さんの孫ですよ…
さっきの男…
そうなります…
法事は終わった…
加納?
戻りますか…
夏生さんに視線を向けた…
待ってる…
頷いた俺達。
警察に報告した。
警部も何も言わず。
俺達の顔つき変わったな笑っ
何ですか?…
まばたきした警部、
この人も同じ匂いがした。人を襲わない人狼、
長年ここに勤めてた大物だからか…
警部?…一本ください笑っ
煙草吸うのか…
私にも笑っ
加納~!
さて俺達嫁探しに出るか!…
優木?愛結は、
そうだった…一本の煙草の吸い殻を消した。
もったいない吸い方するな!…
車を出した。
俺の家族がいる…って事
愛結の家を見つけた。
愛結!
あなた~!来たらダメだよ!!
バタバタ!
乱れた着物姿の愛結を抱いてた男…
高島優だった…
来たか…お前の亭主…クスッ
あ…ぁあ…
主はあなただろ?…
獣から人間に化した…
夜…にって言ったのよ?…
着物の裾を直した愛結は
俺に抱きついた…
会いたかった…
良いのか…
立ち上がった、主が…
もう会わない方がいいだろ…愛結幸せになりな…
記憶を消された…
いなくなった…
俺は愛結の傍にいた…
時間を忘れてた…
人間なのに…獣のように絡みあった…
優花ちゃんまたね!
麻美ちゃんバイバイー!!
優花が帰ったわ…
大きな靴?…
ママ!…
誰なの?…
優花パパよ笑っ
嘘…
ランドセルを外して。
香り…
クンクン…
優花か?…
あ…!パパ~笑っ
優花~
6年たったのか…
きらりと優花の眼が光った…
一緒に住めるの?ねぇねぇパパ?…
携帯電話がなった…
愛結、優花?仕事だ…
どんなお仕事?
警察だよ…悪い人間を逮捕する。
刑事?…凄いね!パパ頑張ってね!
優花?宿題しなさいよ!、
帰りにお土産買ってくる。
フライドポテトとフライドチキンね!
そんなに食べるのか?…
食いしん坊なのよ。
行ってくる…
行ってらっしゃい!パパ愛してる!
俺もだ!。
ブブー