🍏報道

フィクションです。

第六話

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ソファに座る若井に手招きをされ、膝の上にぺたんと座り込む。素肌と素肌が触れ合って心地よい。すかさずぴんと立ち上がった乳首のまわりをくるくるとなぞられる。 ちょっ…ダメ、それ…

「わかぃ…ぼく、もう…」

時間的にも肉体的にも精神的にも、 焦らされまくった僕はもう限界で、はやく若井が欲しかった。

「自分で挿れてみな？」

「むり。やだ。」

「えー…大丈夫だって。俺も手伝うから。」

うー…

一度腰を上げてそのままゆっくりと下ろしていく。先ばしりでびしょびしょのソレは僕の入り口をずりっと掠めるだけで上手く入らない。

「ぅ…あっ、」

「元貴、これでいけそう？」

若井が若井のモノに手を添えてアシストしてくれる。

「んっ…ｯ、はいったぁ…っ」

「もとき…じょうず、」

「ふっ、ぅ…わかいっ、きもちぃ…っ？」

「うん、気持ちいいよ。」

若井は下から突き上げるようにして僕を攻め立てる。無意識に腰が揺れてしまう。

身体を前に倒すようにしてハグをする。姿勢を変えたことによっていいトコロに当たってしまった。

「あっ…く…ｯ、う…」

「もとき、締めないでっ…きっつ、」

「イっちゃ…っ、いく、イっちゃう…ぅ、あ…っ」

目の前がバチバチっと弾けておかしくなるくらいの快感が流れ込んでくる。身体が弓なりにしなって腰は痙攣のように止まらない。

「んぁ、っ…うっ、…んん、」

若井も唸るような声を出してどくっ、どくっと果てた。

「はぁ、はぁ…っ」

しばらくお互いの上がった息だけが響く。

頭がふわふわとしていてぼーっとする。全身の力が抜けてしまっていて身動きが取れない。

「もとき…もしかして後ろだけでイった、？」

「…うん。」

「ごめん…可愛すぎて俺すぐイっちゃった。」

「きもちよかった」

若井が頭を撫でてくれる。だんだんと眠気に支配されて意識が遠のいていく。

「わかい…ぼく、ねむい」

「おやすみ。元貴」

「…だいすき…ひろと」

僕はすとんと夢の中に落ちた。

「破壊力やばすぎだろ…」

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END