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華太愛され

過去捏造

華太の見た目も捏造

華太の怖いものも捏造

キャラ崩壊注意

それでもいいよって方はどうぞ

団体とかも捏造しています


_____________


私の名前はダリア。


幼い頃を思い出し震えが止まらなくなった”女の子”です。



…回想…


私は極楽教という教祖様ご夫婦の元に産まれた普通の女の子でした。


母『なんて、美しい青い瞳なのかしら。それに神秘的な白髪ですしね。』

父『海や空を連想させるな。そしてなにより神々しい』

母『これで跡取り問題は解決ですね。』

父『そうだな、この子ならきっとこの腐っている世界を導き束ねてくれるだろうな。』


ただ普通の女の子と違うところはこの瞬間から私は天照大御神様やゼウス様に並ぶ神様の子として聖者として崇められた。


モブ『ははぁぁ。』

モブ『姫様、お導きを!』

モブ『姫様、こちらが本日のお供え物でございます。』


食べるものは信者たちが供えた野菜や肉、魚を使ったものしか許されなかった。


もし供え物以外のものを食べると


母『吐きなさい!!姫様!!そんな物は汚物なの!!神聖なる貴女が食べていい代物じゃないのよ!!!』

姫『オェェェェェ』


無理やり吐かされた。とても苦しくて、とても怖かった。


たまに見るお散歩中の犬やテレビで流れる動物に触れてみたいけど母上は


母『動物は神が人に与えたものなのだから姫様はが触ると穢れますわよ。』


と私から動物を避けた。


神殿では、ずっと目隠しをしていた。神様の目はとても貴重だから滅多なことがない限りははずなさないように教育された。


外の景色もろくに見せて貰えなかった。


服は越後上布という良い布を使った白色の服。

ただそれだけでした。



でもそんな事は耐えることが出来ていたりしたの。それよりも怖いことが血液の時間だった。


姫『痛い、、やめてよ…』

母『何を言ってるのよ!この世を救うためにも貴女の血が人を穢れから解放できるのよ!!こんな名誉なことはないのよ!!わかってるの?!』


私の血は特別でいろんな人に輸血ができるの。だから母はそれを”穢れへの解放”として信者の人達に配っていた。

それでたまに母は私の採血した血に白色の粉をいれてた。




歩くのことも許されない足


何かを触ることも許されない手


人前に出る時は目を隠され


好きなものも自分で決めれない


毎日言われる崇めの言葉


食べたくもない食事


血を抜かれた瞬間


姫様と呼ばれ


重ねに重ねた重い服しか着させて貰えない。


そして私に会った人達は徐々に狂っていた。


最初のお供えの額は硬貨だったのに私を目にするとカバンに全財産を詰めて私にお供えした。


最終的には人から借りて借金をしてまで私を崇めた。


そんな日々


いつの日からか私は何も感じなかった。


いつものように贖罪を聞きいつものように食事をしてそして寝る。


笑う時はどこか固く明確な感情がなかった。



私は人を”私という存在”が人を狂わせるのならもう死にたいの。



私って神様に少し愛されすぎたのかな。





今というもなにか物足りなさをいつも感じていた。


そんな私を私として受け入れてくれた人達の元に帰りたいと願うばかり。


そんな人達のことを忘れてしまっまたなんて自分が情けなくて仕方ないわ。


誰か…


誰か…


私を……


助けて



………殺してよ








続く。

けど次はこの過去を知った天羽組の人と華太くんの関係者(戦闘をしたことある人や拷問ソムリエや瓜生さんなど)に知られたらの反応集です。







年の最後の話が暗くって申し訳ございません。

皆様が良いお年を迎えることを心よりねがっております。


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