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つくばからの乗り換えの電車は皆無で、潤沢(じゅんたく)な資金を善悪、いや檀家さんから搾取(さくしゅ)したコユキは、タクシーで目的地まで大名ツアーを決め込む事にしたのであった。


タクシーの運ちゃんによると、土浦(つちうら)にある最終目的地までは二十分くらい掛かるそうだ。

ならば、午前中のおやつ代わりにと買って置いた、コンビニおにぎりでも食べようかと時計を確認すると、そろそろ十一時になる所であった。


「すみません、車の中で食べても構わないでしょうか?」


「ええ、勿論構いませんよ、お客さん、おひんはおにんこですか?」


……

又、このパターンか……


聞き取れた部分から察するに、流行のキメツ的な内容だとは分かっていたが、秋沢農場みたいな思いは二度とごめんだったので、完全に無視をする事にした。

ものの五分で、七つのおにんこを平らげたコユキは、タクシーの窓から広がるのどかな田園風景をボ――っと眺めていた。


運ちゃんが沈黙に耐えられなかったのか、話しかけて来た。


「お客さんはやっぱりあれですか? スカウトとかで、来られたんですかね?」


「? ええ、まあ、そうね」


何の事か分からなかったが、面倒なので適当に答えたコユキであった。


「ああ、やっぱりそうですか! 身体つきでそうなんじゃないかなってね、やっぱり茨城は良い力士を輩出してるからねぇ」


どうやら、相撲部屋の関係者と間違われているようだったが、コユキは善意に解釈していた。


――――相撲部屋の女将さんって、美人が定番だからだね…… 勘違いさせちゃったか、まぁいっか


そんなコユキの気持ちに気付く事も無く、運ちゃんが話し続けてきた。


「…………最近じゃ牛久(うしく)出身の横綱や、土浦の大関、大洗(おおあらい)の子なんかも幕をうかがう勢いですからねぇ」


「……引退は、少し拙速(せっそく)だったわね」


「?! …………グスッ、はい、ありがとうございます」


どうやら涙ぐんでいるらしい、愛されてるな萩原くん!

そう思ったコユキは、毛深い方の元大関についてもコメントしておく事とした。


「晃くんだって、怪我から復活の兆しは目に見えてきたし、すぐ三役復帰して、もう一度大関を目指すと思うけどね」


「お、お客さん…… グスッ……」


どうやら、更に感動させてしまたようだ、やれやれ。

調子に乗ってきたコユキは、更に畳み掛ける事に決めて言った。


「天空海(アクア)関だって昇り調子の有望株筆頭じゃない! 明生(めいせい)関、豊昇龍(ほうしょうりゅう)関と並んで立浪(たつなみ)部屋三銃士の! あたしの中では大洗(おおあらい)って言ったら既に天空海(アクア)よ天空海(アクア)、最早ガルパンを喰ったわね」


「いや、ガルパンはガルパンで大切でしょう!」


「…………すみません」


茨城人にとって、お相撲さんと同じ位大事だったみたいであった。

良かったもうちょっとで、錦戸(にしきど)さんは黄門さまを越えたとか言っちゃう所であった、やばいやばい。




~お知らせ~


ご覧いただきましてありがとうございます。

本日から【遠征 茨城県 霞ヶ浦】編が始まりました。

お相撲さんの名前がたくさん出てきて、

「オイ! 伏字にしなくていいのか?」

「名前のどこかを○にしなくて大丈夫かよー??」

というご指摘をいただきそうなのですが……


実は……

日本相撲協会立浪部屋所属の天空海関から許可を頂きましたぁ‼

本当に感謝致します‼

ありがとうございます‼


皆様、ご理解いただけましたでしょうか?

こんな名もなき作家に「読みますね!」と快く仰っていただいたのです!

以前から大好きで応援していましたが更に大ファンになってしまいましたっ!

私は天空海関が大! 大! 大好きですっ(キリッ)


堕肉ファミリーの皆で天空海関を応援しましょう‼

天空海関も堕肉ファミリーです!


頑張れ! 頑張れ! 天空海関‼

頑張れ! 頑張れ! 明生関‼

頑張れ! 頑張れ! 豊昇龍関‼

頑張れ! 頑張れ! 立浪部屋三銃士‼

相撲初心者も覚えましたか? いや覚えて下さい!

何回でも言いますよ!


キースタは天空海関が大好きです!

堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

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