スタジオの明かりがパッとつく。カメラが数台並び、スタッフの声が飛び交う。
ス「はいー!Hi JO1、撮影入りまーす!」
👑「……あ、豆、もうすぐ始まるらしい」
🐶「はい、てか瑠姫くんの隣で映れるとか嬉しいです」
👑「もー、またそんなこと言って」
🐶「いいじゃないですか〜。今日くらいみんなの前でもくっつかせてください」
豆はそう言って、さりげなく瑠姫の肩に軽く腕をおく。
スタッフが「位置オッケーでーす」と言うときも、手はそのまま。
👑「豆、カメラ回ってるよ」
🐶「わかってます。なので僕達は、自然体や自然体」
👑「自然体が近すぎるんよ!笑」
🐶「いいじゃん。距離感じるよりマシですよ?」
👑「……もう」
カメラの前では笑顔。でも、二人の間には明らかにほかのメンバーとは違う空気が流れていた。
🐶「ねぇ瑠姫くん、次の企画ペア戦だよね?」
👑「うん、そうだよ」
🐶「他のメンバーの誰かと組んだ?」
👑「え、まだ決まってないけど」
🐶「なら決まり。俺たちは」
👑「勝手に決めないで、、!」
🐶「いいじゃん、どうせ俺たち一緒になると思いますけど」
その言葉に、瑠姫は顔を赤らめて笑う。
ス「じゃあリハ入りまーす!」
メンバーたちはそれぞれ立ち位置に向かうが、豆は当然のように瑠姫のあとをついていく。
👑「……豆、本当にどこ行くにもついてくるじゃん」
🐶「そりゃそうでしょ。瑠姫くんの近くがいちばん落ち着くから」
👑「くっつき虫」
🐶「それ、褒め言葉ですよね?」
👑「どうだろね」
カメラが回るたび、
豆は瑠姫の隣で自然に肩を寄せたり、笑いかけたり。まるで“息ぴったりなペア”というより“恋人”みたいだった。
END
リクエスト待ってます!
コメント
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初コメ失礼します! リクエストしても大丈夫ですか?