後もう少しでテスト期間終わりだぁぁぁぁぁぁあ!!!太中不足だぁぁぁあ!!
では続きです!
どうぞ!
⚠️太中⚠️
bl注意
俺は今どんな顔をしているのだろうか、太宰の顔がまともに見れない、嘘をつくなんて今まで何百回だってついてきた、だが今回は何故こんなに苦しいのだろうか、数分間の沈黙が広がった、その場に耐えられず声をかけようとしたその時、太宰が喋った
太『ねぇ…』
どす黒い声だった、怒っている?何故、分からない
太『その顔やめてくれない?嘘か本当か分からないから、腹が立つのだけど』
今の俺の顔を見て太宰は腹を立てていたらしい、そこまで酷いつらなのか
太『鏡で見てみたら?』
そんな酷い自分のつら、見たいやつなんてそうそう居ない、俺は断った、
太『まぁいいや……嫌いかぁ….』
太『私は少しだけ君のこと気になってきてたんだけどね…』
太宰はそう言った、思考が停止した、吃驚して太宰の方を向いて硬直した、太宰は後ろを向いて俯いていた、さっきの言葉は嘘や冗談ではなく本当だろう、嘘だったら笑ってたりしている筈だ、俺は反射的に謝った
中『あ….だざ…ご、ごめ….』
太『さーてちょっと私もそこら辺散歩してくる〜』
中『え、あ….』
太『じゃあね〜』
ガチャン
中『….』
部屋に1人取り残された俺は自分の発言を後悔した、あの時好きって素直にいってれば少しは希望があったのかもしれないのに、俺は太宰が出ていった後盛大にため息をついた
中『まじ最悪…』
数分経って太宰が戻ってきた
太『ねぇ中也、』
さっきの事で何も手につかないし頭も回らなくなってきていた俺は寝てしまっていた
太『寝てる…』
太『あはは、間抜け顔…』
太『……』
リップ音が響いた、その時、太宰治はとても苦しそうな顔をしていた
太『中也が悪いんだから….』
そして太宰治が中也から少し離れた後中也は目を覚ました
中『ん…..?』
目が覚めた
太『おはよう』
太宰の声が聞こえ吃驚して飛び上がり太宰と距離をとった
太『ちょっと、なんでそんなに離れるの』
太宰が少し怒ってるような気がした….怖い、太宰が怖い、首領の時みたいな…
中『すまねぇ…驚いただけだ』
取り敢えず落ち着かせないといけない、なだめねぇと、俺が焦っていたら太宰が俺に近づいてきた
中『な、んだよ….』
太『….ねぇ、任務、時間大丈夫?』
太宰が時計を指した、任務は10時から、今は9時50分
中『やべぇ!行ってくるな!』
良かった、この気まづい場から逃げられる、と思って急いで出ようとしたら太宰に手首を掴まれた
太『私もついて行く』
中『なッ!?俺は1人でも…』
太『嫌だ』
せっかく逃げられると思ったのにこれだ…とことん運がない、てか幽霊太宰と出会ってからまるっきり運がなくなった気がする、疫病神か何かか….?
中『仕方ねぇな…』
ため息をつきながらついてくることを許可した
────外─────
任務の場所に行ってる途中、太宰はさっきからずっと駄々を捏ねてる、その理由は、自分が暇すぎるし、俺が何も喋らずただ歩いてるのがつまらないらしい、このままうるさくされても困るし、さっきまで完全に閉じていた口を開けて喋った
中『うるせぇ!!さっきから駄々こねんな!!』
太『あ、やっと喋った、てか遠くない?』
中『もうすぐでつく』
太『ふーん』
そしてまた数分歩いた、その間太宰と沢山話した、くだらないことも、少しした言い合いも、楽しかったここまで楽しくいれたのは何時ぶりだろう、太宰がしんでから何も希望がなかったから、またこうやって話せてとても嬉しいし楽しい、
太『良かった、中也、顔明るくなった』
太宰が微笑んでそう言った
俺は太宰に嘘をついてからずっとその事を気にして、何時なまにか暗くなっていたのだろうか、太宰はわざわざ俺を明るくするために、そうゆうさり気ないとこが好きだ
中『ありがとうな、太宰』
太『うん!!』
太宰は元気よく頷いた
任務が始まり、俺は自分が建てた計画どおり遂行した、だが途中で雲行きが怪しくなった思ったよりも敵の数が多く、全方向から銃の雨が俺に向かって降り注いだ、いくら重力が操作できても限界があるし、長期戦になれば敵も俺の攻略法なんていくらでも思いつく、こんな事は少なくなかった、その度に太宰に助けてほしい、助言してほしい、太宰の計画案が欲しい、と思ってしまっていた、今回もそうだ、願った、だが何時もと一緒でひとりでなんとかしないといけない──
太『そこ、上に飛んで、上に居るやつは私がなんとかしといてあげる』
太宰からの言葉、体はすぐに反応して上に跳躍した
下の敵は俺の急な跳躍に驚き、なんとか反応しようとしたが出来ず他の仲間に銃が直撃していった、俺に当たると思っていたから油断していたのだろう
上の敵は太宰がポルターガイストで瓦礫をぶん投げまくったり、銃を壊したりしていた
中『太宰、ありがとう…えと…』
太『そんなに私の助言嬉しかったの?』
太宰はニヤついてそう聞いてきた
中『え、あ……』
太『ほらほら〜正直に言ったらァ〜?』
中『あ、後でな!!任務中だわバカ』
太『はぁーい』
それからも太宰が助言したり、手伝ってくれたりしたおかげで今日はいつもよりスムーズに終わった、そういえば前はこれが普通だったな…
──帰宅してポートマフィア──
太『ねぇねぇ中也〜』
部下からの報告書を確認してる途中太宰が目の前にきた
中『なんだよ…てかすり抜けてくんな….』
太『中也、僕ずっと助けてたよね?中也のこと』
中『そうだな…??』
太『ご褒美欲しいのだけど』
中『はぁ…?』
あれ、此奴こんな事頼んでくるやつだったけっか?
太『はーやーくー』
中『ご褒美ってどうすれば…?』
俺は誰かにご褒美をあげたことなんてない、あげかたが分からないし何をしたら此奴が喜ぶのも分からない
太『うーん…中也が私にされて嬉しいこと!』
中『なるほど…』
それしたら太宰は喜ぶのか…?なんでだ?まぁ取り敢えず言われたからやるか…
俺は太宰の頭に手を置いて撫でた
中『いーこいーこ』
太『….これ..?』
太宰は不思議そうに聞いた
中『駄目だったか…?』
太『いや、違う、』
太『中也が私にしてほしいのってこれ….?』
中『え…?』
そこでやっと気がついた、これは俺の本音を言っているのと同じ、凄く恥ずかしいことをしてしまったのだ
中『あッ….//』
太『中也、撫でてほしーの?』
中『いや、その…』
太『しょうがないなー』
そう言うと太宰は俺の頭に手をおいた
中『え、ちょ、待っ…』
太『いーこいーこ…』
中『~~~ッッ!?!?//』
中『…//』
太『どうしたんだい?嬉しくないのかい?』
中『急にされても困るんだよ…』
どんどん顔が熱くなる、きっと今俺の顔は林檎みたいに赤くなっているだろう
太『ふふっ…』
太宰はニヤつきながらそのまま手を俺の頬まで持ってきた
中『ん…?//なんだよ…』
太『冷たいでしょ〜?気持ちいい?』
中『あ?まぁ……』
太『不服そうだね』
中『いや…体温とかねぇの寂しいなって….』
太『….まぁ死んでるし』
中『…..俺がそっち行けば寂しくねぇのかな….』
中原中也は微笑した、だがその目には苦しさがあった、自分の感情を押し殺すのような
太『….そんな事、幽霊に簡単に言ったら駄目だよ…』
太『連れて行きたくなる……じゃん….』
中『連れて行くか?』
太『あはは…しないよ……』
終了です!
誤字があったり読みにくかったらすみません💦
ではさようなら〜!
コメント
17件
ヨミ様あぁぁぁああ!!!!!癒しすぎるやばいぃぃぃ!!!心が浄化されました。ありがとうございますっ!!!!!いーこいーこは死ぬ可愛すぎてもう尊死する...あ、なんか走馬灯が見えてきました......
無意識に甘えてる(?)の可愛い! シーンとした空気なのもまたいい!