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憂海歌
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今日はオフだけど 少し体を動かすために 智と軽いトレーニングに出かけることにしていた
「とも〜 」
朝食を済ませて 片付けをしているうちに智は 準備をすると言って部屋に入ったまま 出てこない
まさかの二度寝?
まったく寝る子だなぁ〜智は…
「とも!」
「にゃ〜にぃ〜?」
はぁ…
そこには 俺の枕を抱き締めて ベッドに転がる智
「出かける準備した?」
「ん〜〜したぁ〜〜」
指差す先に 確かにリュックが無造作に置いてある
「で 何でそこでコロコロしてるわけ?」
「やまを補給してる」
ん?
「ここに本人いますが?」
「……これがいい…」
枕に顔をうずめて こっちを見ようとしない
「なんだよ さみしいなぁ…」
本人に甘えていただきたいんだけど?
「だって……」
「だって?」
「………恥ずかしい」
こいつ どうしてもこっち向かないな?
「かわいいこと言ってないで こっち向けよ!」
枕を抱き締めて離れない智をくすぐりにかかる
「やま!くすぐったい!!やめろよ!」
「いやだ ちゃんと起きろ!」
笑い悶える智をよそにくすぐり続ける
枕を離して くすぐる手を離そうと必死に抵抗する
「やぁ……ん……」
「ん?とも?」
ぎゅっと縮こまって 動かなくなる
今の声?智の表情が…
あれ?
「……もう…むりぃ…」
え?うそ…感じちゃったわけ?
恥ずかしそうに もじもじしてる…
「だから イヤだって言ったんだよ!」
真っ赤な顔して 起き上がる
え?まさか…
「もしかして 我慢させてた?」
最近 お互い多忙で バラバラの生活してたから スキンシップすら 久しぶりだったりする
「……して…たよ!」
下を向いて シーツをいじってる
「やま…覚えてないだろ?キスしてたのに…寝落ちしたの」
「げ…マジか?」
夢うつつに キスしたのは覚えてたけど
うわぁ……俺…最低じゃん…
「そんで 寝ながらあちこち触るし…」
「………」
はぁ…記憶にない…
「疲れてるから起こしちゃいけないと思って…」
いじもじしてる もう可愛い
「我慢してくれたんだ?」
「朝起きたら やま 覚えてなさそうだったから トレーニング行く前に したいの我慢するために 枕抱っこしてたんだよ!
言わせるな!恥ずかしい!」
とうとう背中を向けて 拗ねてしまった
ヤバい…かわいすぎだろ…
欲情してきた
「今日 やめる?自主トレだし」
拗ねる智を背中から抱き締める
「西田と約束してるだろ?ボール練習するためにさ…」
こういう時には サボらないんだよな
でも…
「いいよ 他のやつも来るだろうし」
「サボっていいんですかぁ?」
「いいの 俺にも優先順位ってものがある」
「なにそれ?」
「こんな(かわいい)智連れて トレーニングなんて出来るか」
俺とシたくて もじもじする智を 他のやつらに 見せたくない
「おれ?」
きょとんとして こちらに振り向く
「ともさぁ……」
ぐいと自分に引き寄せ 耳元でささやく
「したい?」
したい の意味を理解して また真っ赤になる
「う……でも…」
「よし!わかった!」
「へ?」
「俺がしたいから 今日は休み!命令!」
「ぷっ…なにそれ?」
「こんなに 俺を欲しがる智なんて めったに見れないから 責任とらないとね?」
「や…さわるな…」
体は正直に反応して ズボンの上から触ってもわかる
「我慢できるわけ?きつきつだよ?」
「やらしいこと…言うな…」
「いっぱい 言ってやるよ」
耳や首筋にキスをしなが
ら
「大好きだよ 智の全部」
とささやく
「だか…ら 言う…な……」
「素直になれよ 俺も智が欲しい」
たまらず ベッドに押し倒して 深いキスをする
お互いに深く深く長い間 舌をからめる
唇が離れると ふたりの息遣いがあらくなっている
「ごめん…優しく…できないかも」
「いいよ……きて……」
智の言葉を遮るように 激しいキスをして 少し汗ばんだ身体をなでながら 敏感になってきた胸を愛撫すると 全身で艶やかに答える
夢中になって 快楽だけを求める
そして お互いに果てきった時…
「あ……西田……」
休む連絡……忘れてた……
リビングの2人のスマホに
西田から 鬼のような着信があることに 気がつくのだった
コメント
2件

えちょっとまってください可愛すぎます😭︎💕︎︎甘々すぎて大好きです🤦🏻♀️
うわあ…今回もすごく良かったです…! 智くんの我慢して枕にすりすりしてるところ、めちゃくちゃ可愛くて胸がぎゅっとなりました。やまさんが「俺がしたいから休む」って独占するところ、好きすぎます。 最後に西田からの鬼着信で現実に戻されるところも最高でした(笑) 甘くてちょっと切なくて、でも破綻しない安心感があって…続きすごく気になります!