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・軍パロです
・過度な捏造あり
・ご本人様方とは関係ありません
・誤字脱字等があり
・キャラ崩壊あり
・エセ関西弁
・腐向けの要素はこの話にはありませんが後々出てきます。
・アンチコメなどはお控えください。主が傷つきます。
・以上のことを踏まえ、読むかどうかを考えてください。主は責任を取りません。
ワンクッション
syo視点
とりあえずみんなを病室に入れないようにした。
ペ神だけ入ってもらって他は待機してもらった。
みんなには事情が伝わったのだろうか、こういう時に無駄に足掻こうとせず待つ彼らは人間として正しいのだとおもう。
まあ俺は人間ではないが。
ペ神には軽く事情を説明した。
「わかった、失礼してみるね」
「ペ神、頼んだ」
ちょうどインカムで、トントンからみんなにy国との戦争の後処理をやらせていると入ってきた。
俺の分、誰かやってくんねぇかなあとか思いながらペ神がチーノのところに駆け寄った。
「失礼します。…チーノ君、いくつか質問してもいいかな?」
「助けてもらった恩がありますのでどうぞ。」
「君はどこで何をしていたのかな?」
「俺はp国の踊り子です。」
俺は息をのんだ。
他の国では踊り子はただの踊り子だがp国では少し事情が違う。
p国の踊り子とは簡単にいうと国教の神に当たる存在なのだ。
p国では王と同等の力を持っている権力者。
でもなぜチーノは逃げたのだろうか…
「…それだけっすか?質問は…」
「最後になんで逃げたか聞いてもいい?」
「大きい戦争の時みんなの前に立たされて、ただ立ってた。そこにはケガをした人とか絶対病院に行ったほうがいい人がいた。目が、無理だった。俺が居れば生きれると言わんばかりの目が無理だった。おれがッおれがいたせいでしんッでしまったひとがたくさんおるんにッたえられへんかった…」
「辛かったね…」
ペ神がそう言ったらチーノは思いっきり布団を叩いた。
「お前らもそういうだけやん!!!p国の奴らも俺がッッ俺が可哀想だっていったらなんと慈悲深いとか抜かしてた!!!結局同じやんかッッ!!!!!」
「ごめん、疑問いい?
“チーノくんは誰を一番憎んでる?”
」
「…大司教、あいつがッッあいつが!!!!!!!」
チーノは怒っていた。
一度も見たことがないほどの激怒だった。
「ありがとう、少し休んでていいよ。」
「ゆっくりね」
「…」
俺は「ゆっくりね」とかいう誰でも言えることしか言えなかった。
ーーー
パタン
俺は医務室からでてインカムを起動した。
『会議室に集まってくれん?』
そう言った数秒後ドタドタと音が聞こえ、ペ神から
『ドタドタうるさいよ』
とインカムから連絡が入った。
俺は最後に会議室についた。
みんなチーノのことが気になっていたのだろう。
ソワソワしていた。
「集まってくれてありがと」
「そんなんええから説明。」
チーノを連れてきた張本人でチーノを息子のように可愛がっていたトントンが5徹目くらいの圧でそういった。
「ん、わかった。ざっと言うとチーノは”記憶がない”。多分W国にくるちょっと前くらいから。でp国の”踊り子”やったらしい。」
「質問ええ?」
「ええで。」
ゾムは自身の弟子のような存在だったチーノのことを気にしているのだろうか。
「チーノの記憶はいつごろ戻るん?」
「わからん」
ゾムはとても悲しそうに俯いた。
俺だって…俺だって…
「ちょっとええ?」
「何?大先生?」
「調べたんやけどp国の踊り子、結構酷い扱いだわ。部屋に閉じ込めて暴力を振るってはソレを国民にみせ反政府派の仕業にしていたらしい。」
「ありがとう、では私から提案があるのだが聞いてくれるか?」
もちろんそれを断る人は誰一人いなかった。
そして言葉の予想はついていた。
「諸君、戦争はいかがかね?」
ああグルッペン、やっぱりお前は期待を裏切らんサイコーの総統や!!!
今回ばかりはトントンも静かに頷いていた。
まあやらん理由ないしな…
「異論はないということで良いかね?ではオスマン、ひとらんらんは宣戦布告のためお茶会の誘いを出しておけ。鬱は観光客にとっておきのホテルをとってやれ。ロボロは情報の洗い出し、そしてホテルの清掃を頼んだ。配置はコネシマショッピが東、中央がゾム、エーミール、西をシャオロンに頼んだ。」
「楽しいお茶会の準備をするから行くね」
「マンちゃん、めぅがとれてるよ〜」
「ああ、ありがとめぅ〜。じゃあ行ってくるね」
「じゃ」
オスマン、ひとらんらんが部屋から出ていった。
「ホテルは3部屋くらい必要だわ」
「何名様ー?」
「3名やで」
「わかった。」
「ちょっと色々あるから行ってくるわ」
「じゃあんさん達も頑張ってな」
ロボロと大先生を部屋から出ていった。
「私は爆弾の確認をしてきますね」
「俺、ナイフチェックしてくる!!」
「ショッピ!!手合わせすっぞ!!!」
「チッ本気で行きますからね」
「どんとこいだぜ!!!」
そういいながらエーミール、ゾム、ショッピ、コネシマが部屋からドアとベントを使って出ていった。
部屋にはグルッペン、トントン、シャオロンが残された。
俺はゆっくり窓に近づいた。
そして開けた。
「すみませんグルの兄貴、手が滑ってしまいましてね(暗黒微笑)」
「フハッ開戦は2時間後と見た。持ち場で準備をするといい。」
そう俺はいい窓に手をかけた。
飛び降りた時、トントンのあきれ顔が見えたが気にしないことにした。
川と橋のある西に向かって全力で俺は走った。
戦争が始まるまであと、約2時間_
ーーー
ci視点
さっきのは何だったのだろうか
知らない人にジロジロ見つめられるのは慣れているはずなのになんだかずっとドキドキしていた。
踊り子というのは名ばかりの存在だった
顔と髪にさえ傷をつけなければ俺をどう扱っても良いと考えていたのだろうか、
いわゆる捨て駒のカスみたいな兵だった
いっそのこと死にたかった。
ある日、戦争があるからでてこいと言われた。
民の前にたった。
痩せていた、
目が死んでいた、
飢えていた、
だがそんな民は俺がいれば死なないと、負けないと言わんばかりにこちらを見つめてきた。
でも一瞬の出来事だった。
ドッカーン!!!!!
遠くから爆発音が聞こえた
こちらに銃が向けられていた。
俺は戦ってきます、と大嘘をこいて逃げた。
途中で色々なことがあった。
でもそんな思い出に浸っている時、さっきの人たちに悪いことをしたのではないかと思った。
また閉じ込められて、いじめられるかもしれない。
俺はベットから降りた。
少しまだ怖いため銃をさげて。
「あの…さっきはすんません…ぺ、神?さん…」
「いいよ、名前知ってたんだね」
ペ神さん?は少し目を見開いてそういった
「さっきそうよばれてたんで…」
「そっか」
「あ、あのっ!!もう1人の人はどこですか?」
「…p国との戦争に行ったよ、確か西の川と橋があるとこらへんだと思う」
「ありがとうございます」
なぜだかわからない高揚感と使命感を持って
ドアを突き飛ばし、外に出た
「ちょちょちょ!!!!!チーノくん!?!?」
「…はぁ後で添い寝だね…グルッペンに連絡するかぁ〜」
ーーー
sn視点
『グルッペン、チーノが逃げちゃった。追いかける?』
『いや、その必要はない。あと質問なんだがあいつは何の武器を持っていったか分かるか?』
『多分、最近練習してた遠距離向けの銃だったはず…あ、グルッペン…ゴゴゴゴ』
『あ、バレたか?仕込んだのは俺なんだゾ。まあ記憶喪失は予想してなかったがな…』
『はぁこのバカ総統は…トントンには言っとくから。』
『ソレだけはやめてくれなんだゾ!!!!!』
俺はインカムを素早く切った。
二人とも無事でいてほしいな…
戦争が始まるまであと約1時間半_
次回予告
戦争編突入します!!!!!!
両片思いの2人がそれぞれの思いをもち挑んだ戦争の行く方は!?
ちなみに
お茶会→敵国との”お話合い”のこと
ホテル→拷問室てきなとこ
観光客→スパイのこと
あとがき
更新遅くてすみません…
中間があって、ストックも切れたのでできませんでした…
投稿頻度また落ちると思います…
あとzmciオメガバあれ需要ありますかね…?
なかったら没です(笑)
次回は🧡→50 で更新です!!