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コメント
1件
うわ、めっちゃ面白かったです!康二の「消されるんちゃう?」からのビビりっぷりと、それを見て笑いを噛み♡♡♡ラウールとふっかさんの温度差が絶妙で、思わずクスッとしました。そして何より、主人公が「俺がいいです」って佐久間さんの下に立候補するところ、あの舞うような身のこなしと笑顔に惹かれた理由がすごく伝わってきてグッときました。16cm差の凸凹コンビ、めちゃくちゃ楽しみです!次回の再会、待ってます!
うさみみ
602
にゅうひん☆
5,957
「初っ端から佐久間怒らせるとか、お前ら無謀過ぎだろ。あいつはここの斬り込み隊長だぞ。しかも初手から地雷踏み抜くか」
若手エージェントのまとめ役の一人である、深澤くんことふっかさんが呆れた声を出した。
康二はしょんぼりしてる。頭に昇った血が下がって冷静になったら、あの人のヤバさに気付いたらしい。ちょっと遅かった。
「俺消される? 消されるんちゃう??」
「あいつ滅多に怒らないから、マジ切れした時は結構やばいぞ」
「マジすか…」
「まあ、次に会った時は誠心誠意ちゃんと謝っとけ。新人ならまだ大目に見てもらえるかもしれないから」
そう言いながらふっかさんは笑ってるから、康二が思ってるよりも事は深刻ではないのかもしれない。
でもまあ、気付くまでは黙っておこう。巻き込まれたくないし。
ラウールも同じみたいで、康二に見えないように笑いを噛み殺してる。
ピンク髪の佐久間さんは怒らせたらやばい人。それは脳内にしっかりインプットされた。
「えー…俺もう会わずにいたいんやけど」
「それは無理だな。お前ら、俺達のチームに入るのが決まってるから。佐久間もその一員だし、3人の中の誰かの教育係になってもらうから」
我関せずで話を聞いてたけど、その一言に思わず顔を上げる。
佐久間さんの舞うような身のこなしと、あの鮮やかな笑顔が脳裏に蘇った。
「それなら俺、立候補したいかも! あの人面白そうだし」
「お前は駄目。ラウールは頭脳タイプだろ? だからもう相手決まってるから」
「えー、残念。すごい興味そそられたのに」
拗ねたように抗議するラウールに少しモヤっとする。
あの人に興味があるの、お前だけだと思うなよ。
「俺はマジ勘弁してやー! ちゃんと謝るけど、ずっと一緒におるんは無理や!!」
「いやビビり過ぎだろ。そんなに怖い奴じゃないって」
「あの」
断固拒否の康二を笑っているふっかさんに、挙手をしてアピールしてみる。
きょとんとした顔で全員から見られた。
「俺がいいです。佐久間さんの下に付けてください」
「へー…ちなみに何でか聞いてもいいか?」
「あの人の身のこなし、凄かったから。気配の消し方も。どっちも得意な方ではないから、側にいて勉強したいです」
本当はそれだけが理由じゃないけど。
強い印象を残した舞うような仕草と、あの鮮やかな笑顔をもう一度近くで見てみたい。
「ふーん。まあ、16㎝差の凸凹コンビも面白そうかな」
「えっ、そんなに差があんの」
「ちっさ!!」
「いやだから康二さ、そういうとこ…佐久間が聞いてなくて良かったな」
「体型は関係ないです。先輩なんで」
康二の再失言はともかく、これで確約は取れた。
あとは、あの人の中で俺への心象がどうなっているかだ。
俺自身は失礼な事は言ってないけど、あの場にはいたから。
ふっかさんの「そういう心持ちなら、佐久間も受け入れると思うよ」という言葉だけが、今のところ希望を繋いでる。
そういえば、他人にこんなに興味を持ったのは初めてだな。何だか不思議な心地がして、少しだけ笑った。
めめとさっくんの再会までいきたかったけど、次回に持ち越し…
そして組織の設定とかはふんわりとしか考えてないので、上手いことぼかしながら書いてますw