誰かが私をこう呼んだ
 
 『この國の英雄だ』
 
 と
 
 
 
 
 誰かがこう叫んだ
 
 
 『一生あなたについて行く』
 
 
 と
 
 
 誰かが私にこう言った
 
 『あなたは神だ』
 
 
 
 と
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 誰かが私をこう呼んだ
 
 
 
 『お前は悪魔だ』
 
 
 
 と
 
 
 
 
 誰かが私にこう叫んだ
 
 
 
 
 『お前のせいでこんなことに』
 
 
 
 
 と
 
 
 誰かが私にこう言った
 
 
 『お前はクソ野郎だ』
 
 
 と
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 Nazi「…」
 望まれたことをこなしていけば行くほど。
 この世から拒まれることになっていく
 最初からそんなこと聞かなきゃ良かったって?
Nazi「バカ言うんじゃねぇ」ボソッ
 Nazi「望まれたことこなして行かなきゃどうなるか。お前らは、知らないだけだ」ボソ
 
 神話でも輝いた武勇伝でも語ってればいい。
 俺の感情も、思いも伝わらなくていい
悲しみも憎しみも憎悪もすべて全て
 
 それは自分の為に溜め込んだものだから。
 
 Nazi「心配も。同情も、共感も要らない」
 この思いに。この体に。。
いいや、
 …….この黒く染った手の上に残るのは
 
 戦争という唯一の選択肢だけだから
コメント
4件
ふぅッッぅぅ(?) 今回はナチのお話ですか!? もう神の予感しかしないんですがぁ!!?!?