コメント
1件
来たぁぁぁ!!
「え……っなに、どうかしたの!!?」
『つか、ステラくんが……!!』
「……ちょっとまって、すぐにそっち行くから!!」
ガチャッ
「はぁ……ッス、ステラ!!」
慌てて戻るとそこには━━━━━━
目を閉じている司とその司を連れていこうとしているあいつらがいた
「……はッ!!?なにしてんの!!?」
「……チッもう戻ってきたか……」
「……ステラ!!」
駆け寄ろうとすると
ガシャンッッ!!
「……はっ!!?」
途端に寧々の足に鎖が巻き付く
(しまった、罠か…… )
そう考えているうちに司 と男は去ってしまった
「……信じてるからね」
自分達の愛する座長━━━ボスに向けた、想いがこもった声だった
「…シレイニー!!」
「!!ルーナ!!」
類とえむが駆けつけてきてくれて罠の鎖を解いてくれた
「さてと……早いとこステラを助け出さなきゃ……でも」
「……うん、ステラくんはきっと大丈夫だ」
「でもでもっ一応助けにいこー!!」
「うん。あいつら、ほんとに許さない」
3人の目が光る
「さぁ早く行こう」
そう言って3人は暗闇に消えていった
…オレは今、ターゲットの車の中で揺れている
さっき捕まったはずじゃ、と思うかもしれないが、それは全部演技だ。寧々たちは気づいてるか分からないが、一か八かでアジトに潜りこみ、滅多打ちに出来れば……と思って現在に至る。
キキーッ……
「……親分、こいつァいいもんに目付けましたね」
「あぁ、そうだろう?」
ニヤニヤした男共がオレの近づいてくる
……気持ち悪いからここら辺でもう殺ってしまうか
「さぁ……どうやって遊ぼう……ガッッ!!?」
手始めに腹を殴っとく
するとすぐに倒れ込んでしまった
「……ちゃんと訓練をしといた方がいいぞ」
「……は!!?拘束して気を失わせたはずで……!!」
「演技だ。そんなのも気づかなかったのか?」
すると
「ステラ!!」