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紅葉@物語作成中
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#能力
めんだこ
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読み終えたわ!もう冒頭の珈琲吹き出しのシーンから、カトラーの苦労が目に見えるようで笑っちゃった。アナベルの「フィジカルバカ」っぷりがまあ見事で、無理やり猫耳メイド服着せられてスカートまで捲られるカトラーが不憫で可愛い…この絶妙な恥ずかしさの描写が好き。しかも「今だけは幸せだった」って締めの皮肉が効いてて、続きがすごく気になるわ!
「あんたってやっぱり女顔よね。足細いし」
ああ、どうしてこうなったのだろうか。何故僕はこんな恥ずかしい格好をしているのだろうか。それを説明するには、時を少し巻き戻さなければならない……。
_______数時間前
「カトラー!!服脱ぎなさい!」
開口一番がそれで良いのだろうか。驚きのあまり、僕は飲んでいた珈琲を吹き出した。
「服?!せめて理由を説明してくれないかい?!」
ゴホゴホと、気管支に入り込んだ珈琲で咳き込みながらそう僕は言う。
「理由なんて今はどうでもいいわ!さっさと脱ぎなさい!!男なんだから恥じらうことないわ!」
色々とズレているのではないだろうか。男性だからといって恥らわない訳じゃないだろう。
「絶対嫌だよ!?というか理由を……」
「うっさいわね!もういいわ、無理やりでも脱いでもらうから!!」
まだ話の途中だというのにアナベルは飛びかかってくる。流石の僕も避ける間もなく、あっさり押し倒されてしまった。
「ち、ちょっと?!離してくれないかい?!」
必死に抵抗するが、軽くあしらわれてしまう。このフィジカルバカめが…。
「ふっふっふっ……暴れたって無駄よ。私に敵うわけないじゃない。大人しく脱いでもらうわよ」
この笑顔……確実によくないことを考えている。また僕はイタズラの餌食になるのか。
「脱いだら寒いだろう?!?!」
絶対に今言う言葉じゃないとはわかっているが、咄嗟に出た言葉がこれしかなかった。
「ふっ…ふふ…もう六月下旬よ?寒くないわよ。全裸になった方がちょうどいいんじゃない〜?」
なんて笑いながら言われる。自分でも間の抜けたことを言った自覚はある。それでも、面と向かって笑われると少し腹が立つものだ。
「い、いいから!!とにかく離してくれ!!」
「嫌よ。でも、うるさくて仕方ないからネタばらししてあげるわ。今日はね……これを着てもらうのよ!」
自信ありげに取り出してくるのは……猫耳のフリルカチューシャと、猫の尻尾があしらわれたミニスカートのメイド服……。
「…ぜっっったいに嫌だ!!!そんなの着たくない!!!」
あんな服着てしまえば男としての何かが失われてしまう気しかしない。
「拒否権なんて無いわ。着るのよ」
そう言って僕の服に手をかける。脱がされているのが伝わってくる。
「嫌だ!!嫌だ!!!脱がせるなああああ!!!」
珍しく大声を出して暴れる。本当にあんな服着たくない。
_______________
無論…とでも言うのか、あの抵抗も虚しく、諦めた僕は自らこの服に袖を通してしまった。そして、
「あんたってやっぱり女顔よね。足細いし」
冒頭の言葉に戻る。恥ずかしさのあまり僕は顔を両手で隠す。
「そんな褒め言葉嬉しくない!」
初めて履いたミニスカートはなんだかスースーするし落ち着かない。頭のフリルカチューシャだって違和感しか感じない。
「男物の服より、女物の服の方が似合うなんて珍しいわね。女性でも、この服が似合う人なかなかいないもの」
僕の姿をまじまじと見ながらそう彼女は言う。本当に嬉しくない。
「あ、そうそう、これ着たあんたで試したいことがあったのよね〜」
嫌な予感しかしない。今すぐにでも逃げてしまいたいほどには。
「一体何を……」
「えいっ」
そう言って、彼女は僕のスカートの裾をふわりと持ち上げた。ガッツリと捲られた訳ではない、軽くふわっとだけ。
「小学生とかがやるじゃない?スカート捲り。どんな気持ちか気になったのよね〜」
「ア〜ナ〜ベ〜ル〜!!!そんなことに僕を使うなああ!!!!!」
なんて、そんな平和な叫びが出来るほど、今だけは幸せだった。