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不思議の国

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不思議の国

2 - 第1話(2).悩める失敗作の子

♥

22

2024年07月21日

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不思議の国


「劇の国、、、かな、、、」

「それがお望みで?」ニコッ

「はい、、、!」

「わかりました。それでは、いってらっしゃいませ」

「うわっ!」

そういった瞬間、私の体が宙に浮いた。そして、私は扉の中に入っていった。




「う、うーん、、、」

魘されて起きるとどこか分からないところに居た。

「えっと、、、ここが劇の国、、、?」

少し警戒するように言うと、後ろから声がした!

「ようこそ!劇の国へ!!」

なんというか少し幼い女の子のような声をしていた。振り向いてみたが、そこに居たのは、

「!?」

羊の頭?いや、被り物を付けている人が立っていた。黒スーツで少し怖い雰囲気がある。

「ん?もしかして、この顔にビビってる?」

「怖かったかな?大丈夫だよ!一応!これ、被り物だし!」

そう言って笑っていた。正直この状況に混乱している私は、彼の前で泣きそうになってしまった。

「ちょっ!泣かないで、アリス。 」

そう言って私の涙を拭う。

「この世界には涙はダメだよ!だってここは劇の国!楽しいことがいっぱいの国なんだから!」

「、、、でも、ここ怖い」

そう私が言うと、彼?彼女?は

「大丈夫だよ。ここにいるといつの間にか悲しいことは忘れるよ!」

「、、、ほんと?」

「本当だよ!あっ!自己紹介がまだだね!」

「俺の名前は、楽毅琴之(がっきことの)!よろしくね!アリス!」

そう名乗る彼女?。自分のことを俺と呼んでいるが、私は女の人だと思った。

「えっと、琴之お姉さん?」

「なっ!失礼な!俺は男だよ!」

勘は外れたみたい。彼は少し怒っている。

「あの、ごめんなさい、、、」

「むぅ、、、アリスだから許すけどぉ、、、」

そう言っているが許す気は無さそう。

「もー!そんなことより!ほら!行こっ!アリス!」

「うわぁっ!」

そう言って私の手を引っ張った。


「うわぁ!!✨」

劇の国には色々なところがあった。

ほぼ全体は遊園地のようなところで、コーヒーカップやジェットコースター、メリーゴーランドとか楽しいところがいっぱいだった!

今私が乗っているのは観覧車で、次は劇を見に行くらしい!

「すごいですね!ここ!国全体?が全て綺麗です!」

「あははw、でしょっ!✨️俺が頑張って手入れしてるからね!」

「えっ!?琴之さんが全て管理してるんですかっ!?」

「ううん!この国自体を俺の想像だからね!その想像を形にしてるのは、管理人の国、、、君も最初に出会ったあきくんだよ!」

「あきくん、、、?」

「そうそう!紅絹 暁斗(もみじ あきと)くんだよ!」

「あー、なるほど。」

少し難しいことを言われた私は、あまりよくわからなかったが、すごい人ということはわかった。

「ていうか君って見た目の割に大人しいよね〜!」

「そう、、、ですかね?」

「って!それってつまり子供っぽいってことですよね!?」

「うーん、、、まあまあ。そういうこと?」

「それで、君って何歳?」

「え?何歳かはわかんないですけど、中学2年生くらいです。」

「へぇー。君って何歳かはわかんないの?なんで?」

「えっと、、、親に誕生日を祝ってもらったことないから、、、」

「ふーん」((ニヤニヤ

とニヤニヤしながら笑う。そしてこう言った。

「それじゃあ、次のショーは君の誕生日を祝おう!」


ごめんなさい!普通にミスってまだ出来ていないやつ上げてました!なので上げ直しです!

次回、この子の物語は終わりになります!

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