あ、そうだ、左京いないけど旅に出たとでも思っててくだせぇ
神楽「わーっ!あそこにお化け屋敷あるアル!入るアルー!」
新八「お化け屋敷なんてただの仕掛けですよ。怖いわけないじゃないですか」
銀時「……おい、新八。オレはな、幽霊とかそういうのマジ無理なんだよ」
土方「奇遇だな、銀時。俺もだ……」
沖田(ニヤニヤしながら)「へぇ〜土方さんも旦那もビビりでさァ。可愛いとこあるじゃないですか」
彩音「お前らガタガタすんな。所詮は人間が作ったただの仕掛けだろ?アタシ虫だって素手で潰せるんだぞ」
銀時「虫と一緒にすんなよ!幽霊は足がなくて浮くんだぞ!」
土方「理屈じゃねぇんだよ!気配がイヤなんだ!」
近藤「よし!じゃあチームで入るぞ!男は黙って肝試しだ!」
銀時・土方「なんでお前が一番テンション高ぇんだよ……」
【お化け屋敷の中】
(ガタッ……ピシャーン! 突然の仕掛け)
銀時「うわあああああああああ!!!」
土方「マヨォォォォォォォォ!!!」
新八「なんでマヨネーズ叫んだんですか!?」
沖田(クスクス)「土方さん、情けねぇ〜」
彩音(余裕の顔で)「……はいはい、紐引っ張ったら骸骨が飛び出す仕組みだな」
(バシッと骸骨人形の頭をはたく)
骸骨「カタカタ……」
彩音「壊れそうだなこれ」
銀時「やめろォォ!そういうことすると呪われるパターンだから!」
土方「お前マジで怖いもんないのか……?」
彩音「お前らが大げさすぎんだよ」
(突然本物の霊っぽい何かが通り過ぎる演出)
銀時「いま本物いた!なぁいま本物いたよな!?」
土方「やっぱり来やがったァァ!」
近藤「俺は負けんぞ!愛の力で!!」
彩音「……沖田、お前怖くないの?」
沖田「僕ですか?僕はお化けより生きてる人間の方がよっぽど怖いんで」
彩音(ちょっとだけ真顔になりつつ)「……ふん。どうせ全部仕込みだろ」
(その霊っぽい影に思い切りパンチ)
「ドゴォッ!!」
→ 演出係のバイトが気絶。
【外に出て】
銀時&土方(ガタガタ震えながら)「……二度と入らねぇ……」
神楽「銀ちゃん、チビったアルな」
新八「大人二人が一番大騒ぎでしたね……」
沖田(にやにや)「土方さん、今夜は眠れませんねぇ」
彩音「お前ら、やっぱアタシいないとどうしようもねぇな」
うん、ほんとに!ほんとにコレで今日最後だから!
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