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それでもいいという方は、どうぞ!


バックルーム__それは___

Level0

「うぅ…」

「っわ眩し!?」

目を開くと、そこには黄色い空間が広がっていた。

少しあたりを見回してみる。

「私…なんでこんなとこいるんだろ…?」

見覚えのない場所に戸惑いを覚えた。

(私、ここに来る前何してた?)

「うーーーーーーん」

わからない

私はここに来る前、本当になにしてたんだっけ…?

(それに、何だか不気味だ…)

ハム音が鳴り響き、慣れない匂いが鼻腔を刺激する。

「うぅ〜こんな不気味なとこに一人って…こえぇ…」

もう一度あたりを見回してみる。

すると、視界の端に何か映る。

「……ん?なんだあれ」

小走りでそれに近づく

それはペットボトルだった。中には真っ赤な液体が入っている。

ペットボトルを自分の目の高さまで持ち上げる。

「何だろこれ?……すごい変な色してるけど…。飲み物かな?」

(喉乾いたな…これ…多分飲み物だよな?飲んでも…)

(っていやいや!こんな変な場所に置いてある飲み物を飲むのはいやだ!なんか色も変だし!)

「これ、どうするかな〜…」

(まあ、持ってって損はなそうだし…)

「良し!持っていくか!」

そう言って、元の場所に戻しかけたペットボトルをしっかりと手で持った。



しばらくここを彷徨っているが、出口らしき出口は見つかっていない。

「ゼェ…ゼェ…」

(ここ…いくらなんでも広すぎる…私、何時間歩いたんだ?)

息が上がる。喉も乾いてきた。

「ハァハァ…少し…休憩…」

そう言って、腰を下ろす。

(ふぅ…疲れたー…こんなに歩いたの、いつぶりだろ)

そんなことを考えながら、あたりを見回してみる。

(変わらず壁は一面の黄色。こんなとこいたら目がおかしくなりそうたな…)

「……さて!そろそろ行くとするか!」

そう言ってまたすくっと立ち上がった。



何時間だったのだろう。

またしばらく彷徨った末、階段を見つけた。

「こ、こここれは!まさか…出口!?」

彷徨っている間、石造りの下へ降りる階段を見つけた。どうなることかと思っていたが、無事出口らしき所を見つけられてよかった。

早く帰りたい…その一身で階段を駆け下りた。


Level1

「ここは…駐車場?」

階段を降りると、そこは薄暗い駐車場。あの黄色い部屋と同様、どことなく不気味だ。

「帰れた…訳じゃないよな。あの黄色い部屋とつながってるし…」

そんなことをひとりごちながら、迷いなく歩を進める。

(んーここ、あの黄色い部屋と比べてくらいなー)

そんなことを思いながら歩を進めようとしたとき_____

ジジッ!

という音を発して電気が消えた。

「え?な、なに…?消えた?」

突然の出来事にうろたえる。

(と、とにかくここから出ないと…)

「¥><○€¥々+>÷÷*゜#>8○÷!!」

「な!何だ!」

よくわからない音…いや、声なのだろうか?が背後から聞こえた。

振り返っても…何も見えない。

でも、確かにいるのだ。”何かが”

(何が…いるんだ…?怖い…)

恐怖で足が震える。

(逃げないと…どこかへ!)

逃げないといけないことはわかっている。けど

(足が…震えて……)

「%○÷「÷\>÷<「〆〆「\「>○ッ!!」

その時、後ろから、あの”声”が聞こえた。

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