テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ブルーパール
53
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あらすじ
こばわなでオメガバース、最終話。
んほぉ系、♡゛喘ぎ、変則体位、ナカイキの最中の射精、潮ふき、小スカ、結腸責め。
のち、妊娠、子供が出てきます。
しっかり致しているので🔞🔞🔞
和中が小林の部屋に連れてこられて、三日が過ぎようとしていた。
朝、ベッドの上で目を覚ました和中は、身体を起こし小林の姿を探して部屋を見渡す。
しかし、寝室に小林の姿はなく代わりにリビングに続くドアが開いており、彼はリビングにでもいるのだろうと何となく思った。
和中はまた仰向けに横になり、小林が寝室にやってくるのを待とうと思う。
何せ昨日は三回もする事をしたのだ。
腰が痛くて仕様がない。
ヒートに惑わされて小林とまぐわってきたが、このヒートも後半戦、あと三日か四日もすれば治まるだろう。
丁度、今が最高潮…といったところだろうか。
「兄貴ー?起きましたかぁ?」
和中の思っていた通り、リビングにいたらしい小林がベッドルームに戻ってきた。
そして、手に持っているスマホの画面を見せてくる。
「兄貴、俺と番の判定受けるって約束しましたよね?その気持ちに変わりはないッスか?」
スマホの画面には、“番の判別に関する事項“とある。
黙って読み進めると、運命の番なのか知りたい相手と髪の毛を一本ずつ所定の住所に送れば、遺伝子単位での判定が可能だと書かれている。
多少の誤差やブレはあるものの、約九十九パーセント以上の確率で運命の番かが分かるらしい。
「俺は…」
和中は困惑してしまった。
確かに、昨夜小林に番の判定のことを言われていたような気もするが…。
「俺は…お前と番う気はない…」
確かにアルファの時には、運命の番に出会うことを夢見ていた。
だが、オメガになったであろう今、小林と番になるのは違う気がする。
オメガになれば、頭脳はよくてそのまま…一方で鍛え抜かれた身体はすぐとは言わずとも、恐らく退化が始まるはずだ。
暫くはアルファで通るはずだが、ホルモンの変化で、身体つきは多分徐々に華奢になっていく。
そうなれば、小林からすればお荷物にしかならない。
アルファである小林に護られる生活は、さぞ快適で心地のいいものだろう。
しかし、幾ら運命の番でも衰えていく己を小林一人の手に護らせるのは、どうしても気が引けた。
──それに。
小林に求めているのは、物理的に愛し合うということだけ。
ヒートだからだろうが、小林とは絶え間なく性行為をしたいのと、その愛撫が欲しいと思う。
和中の絞り出した言葉に、小林の瞳が動揺で大きく揺れる。
そして、信じられない…といった乾いた笑いを浮かべ。
「はっ、何言ってんスか…俺と番になるのが嫌なんスか?どうして?理由を教えて下さいよ」
小林の言葉に応えるいとまもなく、和中はまたヒートの波に呑まれていく。
「それより…シて…」
本当は小林の言葉には、真摯にしっかり応えてやりたい。
しかし、理性が…いや、心までもがヒートの餌食になろうとしている。
──俺はヒートを理由に、自分に言い訳をして目を背けているだけなのかも知れない。
そのことについては、もう嫌というほど考えた。
抱かれたいという感情に自己嫌悪を抱くあまり、ヒートだからとかこつけて免罪符にしようとしたこともある。
結局、この免罪符もそのヒートに流されて、今現在は背徳感すら消え失せ、機能しなくなってしまったのだが。
腰に腕を回し、唇を唇で塞いで猛然と襲いかかってくる小林を、正面から受け止め夢中で舌を絡め合う。
小林が和中のガウンの腰紐を解き、反応を始めた花芯を握り込む。
「〜〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
その間も口付けは続いており、猫の嬌声は牡の口に消えていく。
「ふっ♡兄貴の答、え聞くまで♡俺、は諦めないッスから♡」
キスの狭間に言い渡される、間接的な和中を必要とする言葉。
思わず、和中は瞳に涙を浮かべた。
こんなに必要とされたのは、天羽に組に入らないかと見初められて以来だ。
「あ゛っ!♡♡ああっ♡♡」
腰から下がドロドロになってしまいそうな烈しい快感に、和中の顔が弾かれたように天井を向く。
◇
唇が離れ、小林は和中をベッドへと押し倒す。
和中に番う気がないと言われ、小林は酷くショックを受けていた。
小林の中でも、番になる、ということは悩みぬいて決めたこと。
運命の番かを判定してくれる、機関の存在を知らなければ、多分和中と番になりたくても、行動に移す勇気など持てなかった。
実際には、猫の項はまだ噛んでおらず、いざ噛むとなると尻込みしそうだ…。
が、番の判定をしてくれる機関の存在は、小林の和中と番になるかならないか迷う背中を、押してくれた。
握り込んだ和中のぺニスの裏筋を、親指で撫で上げながら筒状に折り曲げた四本の指で、根元の皮を扱く。
感度が更に上がっているのか、猫は大きな声で啼きながら身体を仰け反らせる。
「おお゛〜〜〜!♡♡ぎも゛、ぢ…!♡♡も゛…っど、じこじこじてぇ!♡♡こば…や゛ひの゛で、でイ…ぎだ、い!♡♡」
和中は腰をうねらせながら、涙で潤んだ瞳で懇願してくる。
──完全にヒートに狂ってんな…。
小林は快楽に流されっぱなしの和中に、半ば呆れたような視線を送りながら、望み通りに花芯を激しく扱いてやった。
「おぉお゛っ〜〜〜〜〜!!♡♡♡お、♡♡お゛ほっ♡♡おひんぽ♡♡み゛るぐれりゅ〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
ドプッ♡♡ドプンッ♡♡ドピュッドピュッ♡♡
多量の白濁を吐き出し、和中の身体が痙攣する。
「あああ゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡ひゃへっ〜〜〜!♡♡あ゛ぐぅっ!♡♡んん゛んぅ〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
前での絶頂を迎えた和中の胸が、酸素を取り込み膨らんで、吐き出して沈みを繰り返し、ふいごのように上下している。
飛び散った精子は、和中の腹、胸から顎あたりまで濡らし、妖しい艶を放った。
これまでただでさえ、天井知らずだった猫のフェロモンの香りが、更にきついほどに漂い始めている。
胸を掻き毟られるような香りに、小林の心臓がまたドクンッ♡♡大きく脈を打つ。
ラットがきた…と牡は即座に悟る。
こうなれば、小林自身も止まらなくなる。
ガウンの腰紐を解き、脱ぎ捨て裸になると反り勃ち始めたぺニスを、剛直に変わるまで扱き上げる。
ベッドのサイドテーブルに置いてあった、コンドームをひとつ手に取り、鋭い犬歯で封を切る。
そして、それをフル勃起の自らのぺニスに被せた。
身体を倒して和中の唇に、重ねるだけの口付けを贈り、菊の花がぐしょぐしょに濡れていることを指で確認する。
指を這わされたことで、思わずずり上がる猫の腰のくびれを固定し、片足を担ぎ上げた松葉崩しの体勢から、屹立を菊に宛てがう。
「はぁぅ♡♡カリ♡♡エッグいのがはいってくりゅぅ♡♡このかんかく…きもちわるいけど、ゾクゾクすりゅ♡♡」
ズプゥ♡♡とカリ首が入り切ると、小林は一旦息を吐き、律動を始めようと伏せていた顔を上げた。
「はいっったぁあ♡♡」
カリ首が呑まれたことに、歓喜の声を上げる和中に構わず、腰を動かす。
グチュンッ!♡♡グチュウッ!♡♡ズリュズリュ♡♡水を扱く音を立てながら、一挙に奥に迫り、ナカイキを誘う重いピストンを繰り返す。
「あ゛、へ!?♡♡い゛ぎな゛り、♡♡おぐぅう゛!?♡♡いい゛…よぉ゛お!♡♡もっろぎでぎてぎで〜〜〜〜!!♡♡♡」
森の木々が密集したような、肉襞の膨らみに尖端を叩きつける。
「あ゛ひぃい゛っ〜〜〜〜!?♡♡♡うぐっ!♡♡ほぉおお゛お〜〜〜〜!!♡♡♡イ、イぐぅう゛うう゛う〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
ビクンッ!♡♡ビクンッ!♡♡と、和中の腰が何度も跳ね、隘路は悦ぶように波を打ち満ちる充溢を締め付けた。
ナカイキの沼に足を取られた和中は、足掻けば足掻くほどに沈んでいく。
ゴチュンッ!!♡♡ゴヂュゥウン!!♡♡と、屹立で思い切り肉襞を攻撃し、猫が這い上がれないナカイキアクメに堕ちていくのが分かる。
「ああぁ゛あああ゛!!♡♡♡お゛ほっおほぉお゛おお゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
前立腺も棹で擦れ快楽のあまり、和中は陰茎からまたトロトロ♡♡と精子を零し、前での終わらない絶頂も迎えていた。
瞳は反転して白目を剥き、身体が迎える二重の絶頂に合わせて板のように硬直する。
小林は、セックスの最中に和中から約束を取り付けるのが、無駄だということを学んだ。
快楽に狂った彼は、きっと迫ればなんでも応と頷く。
──じゃあ、どうしろってんだよ…。
和中は、寝ている時間以外は、繁殖行動しか取っていない。
小林が敢えて蕩けさせて理性を奪ったこともあったが、昨夜からは自ら誘うようになった。
ヒートが終われば、彼をこの部屋に拘束し続ける理由がなくなる。
──蒼一郎さんから、何としてでも答えを聞かないと…。
何故、小林と番うのを拒むのか、理由が聞きたい…誰が聞いても納得のいく、その理由を。
小林は、また昨夜のように表情のない顔つきで和中を犯している。
猫を抱くという本能だけが、作業の順序を決められたロボットのように、淡々と動いている。
◇
小林が腰を烈しく打ち付けている間、ナカイキの海に溺れっぱなしの和中は、喉を仰け反らせハクハクと口を開閉して酸素を貪る。
喉が反れば、気道が真っ直ぐになって呼吸がしやすい。
しかし、その状況も長くは続かず身体を倒してきた小林に顎を掴まれて引き戻されると、唇を重ねられる。
「ん…んふっ♡♡うんんっ♡♡」
甘いジュースのような唾液を注ぎ込まれ、呼吸で精一杯だったことも忘れて、吸い付く。
恐る恐る、薄く瞳を開けると口付けの角度を変えようとした美しい牡と、間近な距離で目が合う。
途端、和中の心臓が躍り出した。
息切れするほどの動悸に、肌から汗が吹き出す。
──ああ、美しい小林…番になってやれなくてすまん、その代わり…。
理性はとうに浚われ、和中の思考は快楽の真っ赤な靄に覆われかけている。
「れ、ぇ…♡♡おお゛うぅう゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡ご、ば…!♡♡も゛っろ…♡♡は、はげじ、ぐ…!♡♡んおぉお゛おほっ〜〜〜〜〜!!♡♡ぐぢゃぐ、ぢゃにじでぇ゛っ?♡♡」
「……」
ゴヅゥゥウウン!!♡♡と激しく奥を責め立てられ続け、ナカイキを何重にも重ねてやってきている和中は、狂ったように身悶えした。
肉膣の狭路は、小林の興奮に満ちるものによって、そのカタチに拡げられ、和中がまだ彼しか知らないことを訴えている。
──壊して。壊せ。俺なんかぐちゃぐちゃに壊せ。そして抱くだけ抱いたら俺を捨てろ。
小林の表情のない顔をみて、和中はあたかも自傷をする子供のように、己を壊して欲しいと願うようになっていた。
快楽で浮上し、壊して欲しいと思う心で揺れて落ちるを繰り返している、事故を起こした感情の瑕疵。
──俺なんか捨てて…別にいい人を探せ。お前ならきっと見つかる。
小林に番の判定をと言われた時には、正直認められたようで、嬉しくて堪らなかった。
──でも。
オメガになった自分の面倒をアルファの小林がみる…。
彼に迷惑をかけ続ける人生になると思うと、情けなさと申し訳ないという気持ちが、フツフツと湧いてくる。
小林は、それでいいと言うかもしれない。
運命の番なら、それも当然かもしれない。
しかし残念ながら、和中はそんな一縷の望みに縋るほど、放胆な人間ではなかった。
日頃の行動や言動からは結びつかないが、卑小で心が狭く、臆病なのが和中は自分の素顔だと思っている。
──こんな俺と番っても、小林に利点など何一つない…。
和中は己の器の小ささに、内心苦笑した。
──いや、じゃない。
小林と番になるのは嫌じゃないと、本当は番いたいと、喉が張り裂けるくらいの大声で、言ってやりたかった。
しかし、番うことによって、弟分である小林に生涯に渡って、面倒をかけることだけはごめんだ。
それが、オメガになってしまった情けない兄貴分の和中に出来る、唯一の筋の通し方だった。
だから、小林にはどうか別のオメガなり、アルファなりを探してもらって、幸せになって欲しいと思う。
オメガになったとは認めたくはないが、小林に抱かれた日々がとても素晴らしいものだったと、いつか思い返せる日がくるだけでも満足だ。
「ああ゛あああ゛〜〜〜〜〜…!!♡♡♡はひっ…!♡♡はへっ…♡♡ナガイギアグメ…!♡♡しゅごいのっ!♡♡んひぃいい゛いい゛〜〜〜〜〜っ…!!♡♡♡」
小林が腰の動きを緩やかなものにすると、なかなか引かないナカイキの余韻に、無意識にナカに力が入ってしまう。
「っつ〜〜♡♡」
小林が眉根を寄せ、絶頂が近い事が読み取れた。
小林は木々の茂る襞の森の真ん中の薄らと拓けている湖に、屹立の尖端を突き込む。
そこで、湖を深く割るように律動したかと思うと、はっと息を吐いた。
どうやら達したようだ。
ゴムの中の精液が、茹だるような熱を持っているのか、ナカがじんわりと温かくなり、和中はその感触に思わず腰を震わせ軽く甘イきする。
暫くして、ナカイキの余韻と甘イきが去り、和中が次の快楽を待っていると、一度達して落ち着いたらしい小林は、苦しそうに一言一言を絞り出した。
「兄貴…兄貴、は…なんで俺と番うのが嫌なんスか?お願いします、聞かせてください」
どうやら、小林はそこで引っかかっているようだ。
快楽に溺れていたかった和中は思わず、あえ?と間の抜けた声を発したが頭の靄を払い、ここは本音を話すべきだろうと目を据えた。
「俺は…──」
◇
和中の本音を聞いた小林は、あまりに想像していたものと違って、拍子抜けしてしまった。
もっと、陰謀渦巻く的なものを予想していたのだが…。
”兄貴分”と”弟分”というものに、引け目を感じていたのは自分だけではなかったのかと思うと、小林は逆に面白くなってきてしまう。
──”兄貴分”がお荷物だなんて、笑えないだろう?
和中が辛そうに吐き出した言葉に、ぷっと吹き出してしまった。
「何がおかしい…」
気に障ったのか、唸るようにこちらを見詰めてくる瞳に、小林は上がる口角を掌で隠しながら。
「兄貴は、お荷物なんかじゃないッスよ?確かにオメガなら、身体は退化もするでしょう…でも兄貴には剣って技術があるじゃないですか」
和中は深いため息をつき。
「馬鹿者、技術を支えるのは肉体だ…肉体が弱れば技術も自ずと落ちるに決まっているだろう」
「じゃあ、俺にその技術を叩き込んでください…兄貴には人を導く力があるでしょう?いつも道場で舎弟に指導してるじゃないですか」
「随分と簡単に言ってくれるな…」
こちらを睨む和中に、小林はお得意のグルグルグルを披露したあと。
「とにかく、兄貴はお荷物じゃないです…兄貴には、たくさんの知識や知恵があります…俺に一方的に頼る…なんてことは有り得ないです」
まぁ、頼ってくれた方が嬉しいんですけどね…と付け加えた小林に、和中は目を丸くした。
彼は、てっきり小林が頼られるのを拒むと思っていたらしい。
「俺と…番の判定受けてくれますか?」
「そ、それとこれとは問題が…!俺は…今ヒートに眩まされていて、正常な判断が出来ない…ヒートが終わってから…」
「待てないです…兄貴はヒートが終わったら、俺なんか眼中になくなるから…」
「そんなこと…!」
「だって、今は俺に抱かれたいだけなんですよね?擬似恋愛的な?でも、しっかり兄貴の目には俺が映ってる」
嘘をつけない和中の瞳が、大きく揺らぐ。
小林は自嘲気味に笑い。
「やっぱり…でも俺はラットでもラットでなくても、兄貴のことを愛おしいと思っています…たくさん恋愛はしてきましたが、これは本物の愛だと思ってます」
「…っ!」
──何故だろう。
和中を論理的に追い詰めていけばいくほど、小林の心に追い詰められていく彼の傷みが伝わる。
テレパシーのように、こちらの心にも傷をつけている気がする。
小林は会話に紛らわせるように、ガヅンッ!♡♡と不意に萎えていない肉棒で和中のナカを突き、快楽を織り込む。
番う番わないは別として、和中の本音を聞けた小林は、少し気分が軽くなっていた。
「かっ!?♡♡ぁふっ!♡♡」
「俺、ラットなんでちんぽ抜けないんスよねー♡♡」
そのままガツンッ!♡♡ガツンッ!♡♡ガツンッ!♡♡と、腰を振り和中は不意にまたやってきたナカイキアクメに身を堕としていく。
「おぉお゛っっ〜〜〜〜〜!!♡♡♡ひぃい゛っ!♡♡あっ!♡♡イっでりゅっ!♡♡いま゛ナガイギじでるがら゛っ!♡♡こじっ、と、め゛…〜〜〜〜〜〜!!!♡♡♡♡」
それ以上は小林の唇に吸い込まれる。
小林は、口付けたままの和中の背中に腕を回し起き上がらせると、対面座位の体勢になる。
和中の自重で、更に奥に屹立している牡がナカに食い込んでいく。
「〜〜〜〜〜〜〜!!!♡♡♡♡」
それは和中も感じているらしく、小林の背中に回された手が暴れ、激しく爪を立てて幾つも傷をつけた。
「ぷあっ!♡♡あ゛ひっ!♡♡かふっ!♡♡ふ、ふかぁ!♡♡なに゛ごれ゛…!♡♡ずっごいお、ぐまれ゛!♡♡」
森の真ん中の湖に、モロに尖端を突き立てられたまま、そこに自分の体重が乗るのは堪らない快楽だろう。
「ココ、一番奥ッスよね?♡♡」
そう言ってパチュッ♡♡パチュッ♡♡と、腰を下から軽く打ち付けると、白目を剥いた和中の背筋が弓矢の弓のように撓る。
「ら、め゛!♡♡んおほぉお゛おお゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡こぢゅぐりしゅいっぢごわ゛れゆっ!♡♡きぼちよ゛しゅぎれ…♡♡あがひゃ…ん゛のお゛、へや゛ら…め゛になっひゃう゛!!♡♡♡」
「このまま、自分の重さで突き破ったりして?♡♡」
ズロォオ♡♡と引けるだけ引いて、ドチュウウウウウ!!♡♡♡と激しく突き上げ、ナカイキしている和中に、更にナカイキを被せた。
「い゛ぎぃ!?♡♡かっはぁっ!♡♡あ゛ぇうう゛っ!♡♡イっ、イ゛、イ゛ぐぅぅう゛う!!♡♡♡」
ナカがヒクヒクヒクヒクッ!!♡♡♡と、激しくヒクつき、腰をとめた時に狎れてくる淫襞が、痙攣しながら絡みついてくる。
その心地よさにため息を吐きながら、烈しい抽挿を続ける。
グヂュゥウウウンン!!♡♡♡ドチュッドチュッ!!♡♡♡ゴヂュゥウウン!!♡♡♡小林自身でもやりすぎだと思うほど、何度も湖を力強く突き上げた。
半裸の和中の乳暈を舌でなぞり、チュッ♡♡と尖りに吸い付く。
「おごぉっ〜〜〜〜〜!!♡♡♡お゛ーっ!♡♡お゛ーっ!♡♡あ゛うん!♡♡ちぐびろナガイギアグメれあだま゛らめん゛なゆ!♡♡じぬ!♡♡じん゛じゃう゛〜〜〜!♡♡」
「こっちもイってますけどねぇ♡♡」
笑って、小林は精液を垂れ流している和中の花芯を握り込み、敢えて力の加減はせずに扱く。
「あぁあ゛ああ゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡そんな゛づよぐじだら゛!♡♡お゛れのお゛ひんぽつがえな゛ぐなりゅ〜〜〜!!♡♡♡バカに゛なゆ゛!♡♡」
「オメガになって、もう誰にも入れないちんぽなんで、バカになったっていいじゃないスか♡♡ああ、まだ俺のちんぽはオスちんぽだって言いたいんスかぁ?♡♡」
和中はナカイキアクメの泥に塗れながらも、必死に反論する。
「お゛ほぉおお゛〜〜〜〜!!♡♡♡お゛、れの゛ひんぽは…♡♡んぎゅうう゛うう゛〜〜〜〜!!♡♡♡お゛しゅ、ひん゛ぽら!♡♡♡」
小林は、はははっ♡♡と笑い。
「孕まされる側のメスちんぽは、ただのクリトリスっていうんス、よっ!!♡♡♡」
ゴヂュュユウウウン!!!♡♡♡また強く奥を突くと、舌を突き出して再び白目を剥いた和中は意識が吹っ飛んだらしく、力なく後ろへと倒れ込む。
「あ゛、♡♡う、あ゛♡♡」
白目を剥いたまま、身体をピクッ♡♡ピクッ♡♡と震わせながら、半開きの唇の端からは弛緩した舌がはみ出している。
「すっげーアヘ顔…♡♡」
小林はそういいながら、身体を少し前傾姿勢にして和中の頬を掌で軽く叩く。
「兄貴ー?起きてくださいよぉ♡♡あと、三回は付き合ってもらわないと、ちんぽいつまで経っても抜けないッスよー?♡♡」
和中が対面座位から後ろに倒れたので、体位を正常位にして、意識を覚醒させることを途中でやめ、飛んでいる和中を突き上げ始める。
「お゛っ♡♡おっ♡♡お゛っ♡♡」
奥を穿つと、和中の身体が反応し声を微かに上げた。
「ははっ、♡♡兄貴、かーわい♡♡」
ナカがキュウウウ♡♡と締まり、小林を二度目の射精感が襲う。
その衝動に任せて、ゴムに精子を吐き出す。
「はっ♡♡気持ちぃ♡♡」
ゴムのせいで、ナカで律動する際の快楽は半減だが、吐精の際の突き上げるような快感は本物だ。
和中は意識が飛んでいるのにも関わらず、花芯からはトロトロ♡♡と、垂れ流す射精は続けている。
小林は、これが彼の意識を現実から遠ざけている原因なのかと、勝手に推測する。
推測したと同時に動き始める小林。
和中のぺニスの根元をきつく握り、射精を遮った。
「ん、♡♡あ、♡♡あ゛…♡♡」
真っ白だった白い目のキャンパスに、美しい紅蓮の色が降り、和中はやがて意識を取り戻した。
「んぐっ♡♡くりゅしぃ…♡♡らす♡♡らしらいぃ…♡♡」
小さな声で、射精を遮っている手に手を伸ばしてくる。
手を離してやると、掴んでいた間溜まっていた精子が、ゴポッ♡♡ゴポォオ♡♡と大量に溢れてきた。
「ふふっ♡♡どんだけ射精したいんスか♡♡」
ゴヂュゥウウウ!!♡♡♡和中が意識を取り戻した途端、奥の森をきつく叩くと、背が弾かれたように撓るのが分かる。
「ひぃん゛っ!♡♡んぉお゛おおぉお゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡ひんぽしゅごいの゛っ!♡♡お゛、おれ゛も♡♡おひん…ぽいっばいしろ゛い、でざ…めん゛♡♡おほぉお゛おお〜〜〜〜〜♡♡♡ふぎ…だいよ゛ぉっ!♡♡」
再びナカイキのアクメに殉じながら、和中がそんなことを喚いた。
「いいッスよぉ♡♡だいぶ強い刺激に慣れてきちゃいましたけど、きっとこれしないとセックスした気になれないんスねー♡♡」
猫の花芯から手を退けてやり、握り込むと和中が一番感じるところを刺激して扱いてやりながら、腰を激しく押し込んでは、出来るだけ引いてを繰り返す。
「あぁ゛っ!♡♡ひゃぁあ゛ぅう゛うぅう゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡どう゛じに゛イ゛ぐ!!♡♡♡でりゅ!♡♡でりゅでりゅでりゅぅうう゛〜〜〜〜〜〜!!!♡♡♡♡」
和中の腰が跳ね上がり、プシャッ♡♡と勢いのある射精をするのと同時にナカイキもしたらしく、もう何度目ともしれない白目を剥いて身体をガクガクガクガクッ!♡♡と痙攣させる。
ショロ♡♡ジョロロロ♡♡と、和中の陰茎から黄色の液体が噴き上がった。
「あ゛、♡♡あ、♡♡あ゛…はっ♡♡み…な゛、♡♡み゛、ないれ゛ぇ…♡♡」
「ダブルのアクメ、小便漏らすほどよかったんスねぇ…♡♡」
グポォッ!!♡♡♡グポグポッ!♡♡
「おぉお゛っ〜〜〜〜〜〜〜!!!♡♡♡♡お、お゛ぐ、いま゛ハメ゛ないれ゛ぇ!!♡♡♡まら゛あだま゛どっがいっぢゃう゛!!♡♡♡」
「飛んだらまた戻してあげますよー♡♡」
立て続けの快楽に、和中は敏感になりすぎているらしい。
小便を漏らしながら、奥の森の狭間の薄らと拓いた湖に剛直をハメられることに、大仰なほど反応する。
小便が終わったかと思うと、またぺニスを断続的に白濁が噴き上がってくる。
もはや、自分でも何がどうなってるのかも分からないほど、和中は感じているようだ。
漏らした小便は、シーツの波間に幾つも水溜まりを作り、覗き込めば顔が映るほどの嵩だ。
「んぁああ゛あっ…♡♡きぼぢっ…♡♡きぼぢ…ぃよぉ…♡♡」
「はっ♡♡兄貴の好きな、“一番奥“ッス♡♡」
森の狭間を横に、薄く開いている湖に尖端を突き込まれている和中は、小林が小刻みに律動する度に身体を仰け反らせる。
◇
ハマっている湖は、これまで何度も剛直の尖端で深く割られたことによって、少しずつ口を大きく開けようとしていた。
言い換えれば、奥の赤子を育む部屋へ貫通し始めている。
奇しくも和中が突き破ってと願った、その通りになろうとしている。
それでも、赤子を育てる部屋へ完全貫通し、剛直が出入り出来るようになるとすれば…。
小林と初めて身体を重ねた時に和中が考えていた、赤子が確実に出来る状況になる。
貫通しようとしている“一番奥“を、穿たれるのは堪らない快感へと化けている。
「あああ゛…♡♡んぉおうう゛…♡♡おお゛っ〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
甘イきから、ナカイキに絶頂の仕方が変わり、和中は目の前が回るような快楽の渦に巻き込まれそうだった。
ゴチュンッ!♡♡と、尖端が抜けない程度に一突きされ、和中がヒクッ♡♡と喉を仰け反らせると、湖のナカがじんわりと熱を帯びる。
コンドーム越しに小林が射精した合図だ。
「ごば…♡♡イ゛っらぁ?♡♡」
「イきましたー♡♡ゴムしたんで、フワフワの”一番奥”が味わえないのが残念ですけどー♡♡」
和中は、無性に小林の甘い唾液が欲しくなり、身体を起こして唇を奪いにいく。
「わっ!兄貴!」
驚いたのは小林で、咄嗟に抱きとめようと腕を広げる。
結合部の牡が引っかかるところまで抜け、肉筒の内側にかかる感覚に、和中の顔が一瞬歪む。
「ぎす…じれぇ…♡♡」
小林の腕に包まれ、きつく抱きしめられるとため息が零れてしまう。
そして、望み通り唇を重ねてくれる。
小林の唾液を貪欲に啜り、躊躇うことなくごくっと飲み干していく。
「ふっ…♡♡はっ…♡♡ああっ…♡♡」
口内ですら性感帯になったようで、絡む小林の舌が上顎を刺激する度に、和中は身体の芯が熱くなる。
◇
気づけば、位置は違えどまた対面座位に近い格好で口付けをしていることに、小林の頭の中で得意のワルイ考えが浮かぶ。
和中の腰に腕を回し、身体ごとこちらに引き寄せると小林の腰に猫の足が巻き付く。
猫は何をされるのか気づいていないらしく、口付けに夢中だ。
萎えない肉棒で、下からドッチュゥウウウウウ!!♡♡♡と一際きつく湖をいきなり突き上げる。
すると、その瞬間口が銀色の糸を引いて離れ、和中の背筋がまるでプラス同士の電荷で弾かれるように、背筋が撓る。
「お゛ほっ…!♡♡お゛、♡♡おぉ゛〜〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
「まだッスよ、♡♡」
そう言って、小林は和中の後頭部に手を添えると顔を自分の方へと向かせ、ムチュウ♡♡と、唇を塞ぐ。
その間も、下からの激しい突き上げは続き、ピストンされながらの息をつげないキスに、和中は頭の中がトロントロンに蕩けていく。
「はっ…♡♡んん゛っ…♡♡はぁう…♡♡」
口端から入る僅かな酸素に和中は縋り、必死に呼吸をしようとする。
小林の胸に手が添えられ、突き放そうとしているようだが、その手に力は入ってなどいない。
顔はドロドロに溶け、息苦しさなのか涙がポロポロと落ちる。
表面の厚い膜が壊れそうな湖を、容赦ない強さで突きながら、レロッ♡♡チュルッ♡♡チュブッ♡♡と、硬直した舌に強引に絡める。
和中は口付けの最中に、瞳が反転して白目を剥き、身体を痙攣させていた。
酸欠と快楽、挟まれた和中の意識が再び飛びそうになるギリギリのところで、小林の激しい突き上げを緩やかにし、ゆっくりと舌を抜き唇が離れる。
刹那、口からの急な酸素の雪崩込みを受けた和中は、激しく噎せた。
「げほっ…、あ゛!?♡♡お゛、ほっ!♡♡こぢゅぐ…りしゅいっぢ…!♡♡なんがいも゛♡♡だだがな゛…ぃ、れ♡♡ごわれ゛、ゆ゛…♡♡」
「今更〜♡♡もうとっくに壊れてますよぉ♡♡…っつ♡♡」
射精の感覚が小林の屹立を競り上がり、またゴムの中に精子を零す。
ナカが急に締まったかと思うと、和中に本人にも予測しえないナカイキの波がきたらしい。
「お゛っお゛お゛お゛っほぉ゛お゛お゛ほ〜〜〜〜〜〜〜!!!♡♡♡♡」
猫は、もう見慣れてしまった白目を剥き、突き出した舌から零れた涎が口端から伝う。
◇
「兄貴ぃ…俺ら、番になれないんスかね?」
強いナカイキが去って暫く、対面座位のまま抱き合っていると、小林が肩の上でくったりしていた和中に問いかけてくる。
番う気がないと言ったのは、嘘だ。
本当は、小林に項を食んで欲しい。
小林の気持ちなど、無理に欲しくないと思ったのも嘘。
誰を抱こうが、嫉妬も抵抗も感じないと思ったのも嘘。
本当は自分だけをその逞しい腕で抱いて、その瞳に映し続けて欲しい。
だから、アルファだった時に、彼に半ば告白のような言葉をかけられて、本当はとても嬉しかった。
あの日、あの時をずっと待ち侘びていた。
それがヒートになって、ヤケになっていたのもあって、小林とは物理的な繋がりだけでいいと半ば結ばれることを諦めていた。
ヒートに狂わされるあまり、昨夜自ら誘って嫌がる小林にやっと触れて貰えた時に安堵を覚えた気持ちも、全ては[[rb:小林 > ・・]]だから。
そんなことすら、アルファからオメガになったショックで忘れていた。
「か、め…」
「え?」
「今すぐ項を噛んでくれ…」
「え、でも判定を…」
「でないと…また俺はヒートに狂わされて誰に抱かれるか分からない…」
小林は言葉に詰まったようになってしまったまま、黙ってしまった。
脅しのような言葉で、追い詰めてしまっている。
迷っているのだろうか…。
やはり、彼は”運命”じゃないと嫌なのだろうか。
小林は、こんな心の狭い己と番になって、後悔したりしないのだろうか…。
和中の脳裡を、走馬灯のように色々な感情が駆け抜けていく。
◇
和中の突然の言葉に驚いた小林は、戸惑った。
和中のことが、好きだ。
それは変わらない。
このまま、和中のヒートが過ぎるまで避妊セックスを続けて、ヒートを過ぎた彼が離れていくのは、どうにも我慢できない。
もし…もし、和中が他の誰かと番ってしまったら、それこそ後悔することになる。
小林は無言で和中の身体を反転させ、繋がったまま背面座位にすると、肩を押して膝と手をつかせる四つん這いの体勢にした。
振り向いた和中の瞳が期待に満ちている。
「俺は…俺は…兄貴と番いたいです」
ゴヂュンッ!♡♡ゴヂュンッ!♡♡と、激しく打ち付けながら、足腰の立たない和中の腰を引き寄せるように持ち上げる。
そして、迫り上がる射精感に声を殺す。
「あ゛ぁああ゛っ!♡♡こばっ…!♡♡まっで…!♡♡こし、どめでぇ!♡♡ひうぅう゛うう゛〜〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
「っつ〜〜〜!!♡♡♡」
和中の髪を掻き分け、露わになった白い項に、噛み付こうとして、躊躇う弱い自分を小林は叱咤する。
◇
和中がナカイキすると、小林が項に鋭い犬歯を立てて思い切り噛み付いてきた。
「あ、♡♡あああ゛ぁああ゛っつ〜〜〜〜〜〜!!!♡♡♡♡」
バチバチバチバチッ!!♡♡♡と身体に強い電流が走り、目の前でいくつも火花が散る。
続いてナカから燃え上がるような熱が、身体の表面に伝播してくる。
血が滴るほど強く噛み付かれたのに、身体を支配したのはこの上ない快感と、深い満足感。
和中は、そこまでで意識を手放した。
◇
──これで、よかったんだ。
射精と項を食んだ事に興奮し、荒く息をしながら、小林は失神した和中を見下ろし思った。
これで、彼が誰かに抱かれる心配も、誰かと番うという失望もしなくて済む。
──俺は、蒼一郎さんが…好きだから。
無我夢中で噛み付いたが、和中の項の血はすぐに止まった。
後悔は、恐らくしないだろう。
もう、後戻りは出来ないのだから。
厚い膜で覆われていた森の中心の湖面は、度重なる律動で完全に割れ、赤子を育む部屋がナカで露わになっている。
◇
「ん…」
和中が目を覚ますと、相変わらず寝室に小林の姿はない。
暫く、リビングの気配を窺っていたが、リビングにいる様子もない。
「…?」
小林が事後の処理をしてくれたらしく、小便を漏らしたベッドは清潔に整えられ、和中の着ているガウンも新しいものだった。
まだ眠い目を擦りながら、リビングに足を向けると、リビングに面しているキッチンのカウンターに、書き置きを見つける。
そこには、決して上手い字とは言えないが、組をあげての飲み会があり、和中が欠席することを伝えるのと、代わりに小林が参加する旨が記されていた。
たくさんの涙マークの並ぶ書き置きに吹き出した和中は、小林が買っておいてくれていたゼリーを飲もうと、冷蔵庫を漁り始めた。
──あ、桃の味がある。
迷わず桃の味のゼリーを取り、リビングのソファに座ると、封を切り吸口からゼリーを啜り上げる。
ゼリーはとても甘く、冷たいものが喉を通っていく感覚が分かる。
「美味しい…」
思わず呟いて、結局三口ほどで全て飲み干してしまった。
和中のヒートはまだ続いており、腹がみたされると、今度は下肢が疼き始める。
ガウンの前を開き、成長を始めた花芯を握り込み、ひとりで処理しようと扱く。
「ふっ…♡♡うんん゛ぅ…♡♡」
しかし、先走りばかり溢れてぺニスはフル勃起なのに、なかなか達せない。
暫く格闘した結果…。
──小林じゃないとダメだ…。
番になったまではいいが、身体まで小林なしじゃダメなんて…。
和中は落胆する反面、小林に躾られた身体が愛おしくなった。
それから、自慰を諦めた和中は小林の部屋を一部屋一部屋見て回った。
彼の部屋はファミリー向けらしく、部屋数だけでも寝室も合わせて四部屋もある。
全てから、小林の香りがする。
その香りに包まれていたくて、和中は無意識に小林が着ている色んな服…例えば普段着やパジャマなど、靴下、靴、鞄などに至るまでをベッドの上にかき集めた。
◇
すっかり遅くなってしまったことに、小林は焦りながらバイクを飛ばす。
マンション地下の駐輪場にバイクを停め、ドキドキしながらエントランスからエレベーターに乗る。
番になった彼は、一体どんな顔で迎えてくれるのだろう…そう思うと、心が踊る。
鍵を開けて部屋に入るが、照明がひとつも灯っておらず、小林の不安を掻き立てた。
念のために廊下の照明だけつけて、慌てながらも寝室を覗き込む。
そこには、ベッドの上で小林の持ち物達に囲まれて、その中で身を屈めるようにして横になり、眠る和中の姿。
──しっかり、巣作りしてるじゃん。
小林は、安堵と共に無性に嬉しくなって、和中に歩み寄り額や瞼に、いくつも口付けを落とした。
それからの、ヒートが明けるまでの和中とのセックスは、楽しいものでしかなかった。
牡をゴムなしでバックから挿入し、森へ向けて激しく律動する。
和中の背筋が撓り、ナカがきつく締まった。
「あと、二回は頑張って下さいよ♡♡」
「あ゛ひっ!?♡♡あへっ!♡♡んっぐぅぅう゛う〜〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
ナカイキして身体を強張らせる和中の項を見ると、歯型はくっきりと残っている。
その歯型を愛しげに小林が舌でなぞると、猫は甘い声で啼く。
ドチュンッ!♡♡ゴヂュゥウウウ!♡♡ゴチュッ!♡ヂュゴォォオオン!♡♡森の中心の湖面の割れた湖に、煮え立つ牡を叩きつけ、気の済むまで激しく腰を押し引きする。
和中のナカで既に四度達していた小林は、当然のように訪れたラットで、抜かずの六回を実現しようとしていた。
「はひっ…!♡♡あ゛…は、ぁ゛あ゛あ゛あっ〜〜〜〜〜!!♡♡♡も゛っ…どぎ、でぇ…!♡♡」
ナカイキしながら、トロトロ♡♡と終わらない前での絶頂に、和中の腰がガクガクガク♡♡と震え、身体の痙攣が止まらない。
それでも、ヒートで快楽を望む執着は強い。
「っ〜〜!!♡♡♡」
不意に襲ってきた五度目の絶頂に、小林は声を殺す。
湖面の割れた場所から、直接奥の部屋に突き入れ射精した。
「はっ♡♡はぁっ♡♡俺と蒼一郎さんの望み通り、赤ん坊出来る日も近いかも知れませんよ♡♡」
繋がったまま身体を反転させ、猫の身体を背中から倒してやり、正常位の体勢になる。
腰の動きを緩やかにし、浅い場所で剛直の快楽を高める抽挿を始める。
「あ゛っ!♡♡もっろ゛おぎゅ…♡♡づいれ゛ぇ!♡♡」
「じゃあー、結腸責めでもしてみましょうか?♡♡」
「けっ…ちょ?♡♡」
小林の言葉に、和中は解剖学的な結腸の役割は知っているが、セックスで言う結腸責めというものが分からず、疑問を浮かべる。
それでも、気持ちよくなれればなんでもいいと、頷く。
すると、奥の赤子を作る場所とは別の行き止まりの場所を、小林の尖端が軽く叩き始めた。
トチュ♡♡コチュンッ♡♡トチュコチュ♡♡トチュッ♡♡小林は解説を忘れずに入れてくる。
「ココ、今奥当たってますよね?♡♡ココが結腸のドアにあたる場所ッスー♡♡そんじゃあ、本格的にいくッスよ!♡♡」
ズヂュンッ!♡♡ヂュゴッ!♡♡ヂュゴッ!♡♡ヂュゴォォオオンン!!♡♡
「はひっ!♡♡あ゛ぇえ゛っ!♡♡おほっ♡♡ぉおお゛おおお゛お〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
扉をきつく突かれただけで、ナカイキする和中。
いつもなら、サラサラな汗のようにナカイキ絶頂がやってきては流れていくのに…。
この“結腸責め“というもののナカイキは、ベトベトの汗のようで、身体に纏わりついてなかなか去らない。
「ん゛ぎっい゛っつ〜〜〜〜〜!!♡♡♡な゛にごれ゛っ!♡♡ナガイギっ!♡♡い゛にゃぐに゛ゃら゛な゛…ぅう〜〜〜〜〜っつ!!♡♡♡う゛ぅうぐぅう゛〜〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
「あらぁ♡♡やっぱり、結腸責めは早すぎたッスかねー?♡♡」
と、いいながらも小林は、ドッッチュュゥゥウウウウ!!!♡♡♡♡結腸の扉を肉棒の尖端で蹴破るように、激し過ぎる一突きを行った。
「かっっ!!♡♡♡はぁ゛あ゛う゛う゛!?♡♡♡」
和中は思わず、身体を大きく仰け反らせた。
ドアが破られ、ニュクゥウウ♡♡と結腸のナカに、屹立が這いずるように入ってくる。
その、感じたことのない快感に、まだ奥を突かれてもいないのに、結腸に侵入されただけで、次々とナカイキの波が和中を襲う。
あまりの快楽に身体が宙に投げ出された感覚と、視界に映る小林が、黒く悪魔のようにデロデロと溶けていき、和中は急に怖くなった。
涙をポロポロと落とし、少し身を起こして形をなくしていく小林の身体に、縋り付く。
「ひぐっ…♡♡ふぁ゛っ…♡♡や゛っ…♡♡ご、わい゛…♡♡ごばや゛…!♡♡ごわ゛いよ゛ぉ゛っ!!♡♡♡」
すると、すぐに結腸から剛直が抜かれ、優しく抱きしめられる。
「怖かったッスか?びっくりさせてすみません…今夜はこれでやめますか?」
頬を何度も指でなぞられて、口付けが顔のあちこちに降ってくる。
「ひっぐ…」
「ごめんなさい」
唇に軽く口付けられて、和中は少し安心した。
今は小林の姿もしっかり見える。
少しして、和中が口を開く。
「抱っこしながら続けて?俺、結腸責め嫌いじゃない」
「え、でも…」
「くっついてたらきっと怖くない」
繋がったまま身体を起こし、浮いていた猫の背中が完全にベッドから離れて対面座位の状態になる。
肉筒奥深くまで食い込む屹立に、和中の顔が歪むが小林の背中に腕を回し、これなら安心感が強い。
「ついて?♡♡」
ドロドロに蕩けきった顔で、そう正面から小林を見て言うと、心を射抜かれたような表情になった牡は顔を赤らめ。
「ちょっ…、いつもですけどエロすぎません?♡♡じゃあ遠慮なく結腸、突かせて貰いますよ?♡♡」
ゴヂュ♡♡ゴヂュ♡♡と開きっぱなしの結腸のナカで再び律動が始まり、和中はまた深い快楽に呑まれていく。
「あ゛!♡♡あへぇっ!♡♡ん゛ひぃっ〜〜〜〜〜!!♡♡♡きも゛ぢっ!♡♡イ゛、イ゛ぐぅう゛〜〜〜〜〜〜ん゛!!♡♡♡」
幾つもナカイキの波が同時にやってきて、和中の背筋が撓る。
──ぎ、気持ちよすぎ、る…。
小林は和中に恐怖を与えないように、出来るだけ身体を密着させながら、結腸内部を突いていく。
ドチュッ♡♡ドチュンドチュンッ♡♡少しずつ激しくなるピストンに、絶え間ないナカイキを続けている和中は、白目を剥き狂ったように悶えた。
「はひぃっ〜〜〜〜〜!!♡♡♡らぇえっ!♡♡あ゛、お゛っ!♡♡ご、♡♡ごば、や゛ひ!♡♡」
和中がなにかを言おうとしているので、小林はなんですか?と聞く。
「ら、ら゛すどぎは…!♡♡はぅう゛う〜〜〜〜〜!!♡♡♡あ゛が、ひゃん゛のお゛へや゛に゛…!♡♡ら゛じ…れ゛ぇ!♡♡」
「OKッ、ス!♡♡」
ズンッ!♡♡ズッッ!♡♡ズグゥッ!♡♡ズッッ!♡♡ズンッ!♡♡ズンッ!♡♡きつく奥を穿たれる度に、強烈なナカイキが競り上がり、和中の全神経を冒していく。
それでも、ぎゅうっ♡♡と強く抱き合い、小林に身体を密着させていると、猫は不思議とこの恐ろしいほどの快楽が怖くはなかった。
「あぁあ゛あ゛あ〜〜〜〜〜!!♡♡ん゛、ほぉお゛ぉお゛!♡♡ナガ…イギじすぎ、れ゛、♡♡ぇひう゛ぅう゛♡♡がら゛だ…♡♡あだま゛、も゛♡♡らめ゛にな゛、ゆ゛…♡♡」
「もしダメになったら、俺が一生面倒見てあげます♡♡」
ゴチュュユウウウウウ!!♡♡♡と、一際強く奥を突き上げられ、和中の身体が大きく仰け反る。
「や゛ぅ!♡♡あぅう゛う゛うう゛〜〜〜〜〜…!!♡♡♡じぬ!♡♡じにぞう!♡♡ほぉおお゛〜〜〜〜〜!!♡♡♡」
「結腸責めくらいで死にそうなんて言ってらんないッスよー?♡♡これからメスイキも覚えて貰いたいのに♡♡」
「め、めす…?♡♡」
ドッヂュュウ゛ウウ゛ウ゛ウウ!!!♡♡♡♡
「おっほぉお゛お゛おお゛お〜〜〜〜〜〜〜!!!♡♡♡はひぃいっ〜〜〜〜!!♡♡♡はがっ♡♡あがっ♡♡」
激しく奥を突き上げながら、小林は垂れ流す射精をしている和中の花芯を鷲掴みにして、裏筋を親指でなぞりあげながら、根元の皮を扱き始めた。
「おっう゛ごぉお゛おお゛〜〜〜〜〜〜!!♡♡♡らめ!♡♡げっぢょう゛とい゛っしょに゛しぢゃああ゛あ゛あ〜〜〜〜〜!!!♡♡♡♡」
和中が勢いのある射精をすると、小林の眉が歪む。
「イくっ♡♡」
迫りくる射精感に、結腸から屹立を引き抜き、和中の望み通りに森の真ん中の薄く開いた湖に突き立て、思わず声を漏らし、湖に向けて思い切り吐精する。
ドプンッ!♡♡ドビュッ!♡♡ビュルルルッ!♡♡ビューーー!!♡♡♡
「蒼一郎さん…?」
小林が抱きついている和中に声をかけるが、応えが返ってくることはなく、どうやらそのまま失神してしまったようだ。
セックスの続きは、また明日…。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
それから、更に四年、冬。
「蒼真ー、あおー、お父さんが抱っこしてやるー、ありがたく思えー」
「子供相手に上から目線はやめろと言っているだろう…」
「ままー、らっこ!」
「ぼくも、ままー」
「はいはい」
「んんんん〜、お父さんはー?」
「お前は幸の世話だ、ほら落とすなよ」
「へへ、頬っぺた大福みてぇ」
番になったあの夜から、約四年が経った。
小林と和中は結婚し、男女の双子と更に男の子に恵まれた。
実は、最初のヒートの一週間の間に、和中…蒼一郎は双子を妊娠していた。
今は、また新しい命が腹に宿っている。
蒼一郎の身体の線は少し細くなったが、懸念していたほど筋肉量は落ちていない。
属性判定の結果は、見事なまでにオメガだ。
様々な検査を重ねた結果、蒼一郎がアルファからベータではなく、オメガになった原因は結局不明なままだった。
原因が分からない中、恐らく体質の急激な変化だろうというところで、取り敢えずは落ち着いた。
アルファからベータになるだけでも、だいぶ特殊な例だというのに、オメガになったことで、闇医者は前例がないと大層驚いていた。
「だいぶ腹目立つようになってきたッスね…寒くないスか?身体、冷やさないでくださいね」
そう言って、幸真は蒼一郎のアウターのポケットの中に、自分の懐炉を入れてやり、マフラーを首に巻いてやる。
──優しいな。
蒼一郎が幸真を番に選んだ理由のひとつに、この優しさがある。
結局、運命の番の判定を請け負う機関に、申し込みをすることはなかった。
でも、互いが互いを助け労り、そして敬い、もう“運命“の番云々はどうでもよくなってしまった。
今日は、生まれたばかりの男の子、幸の顔を、天羽に見せた帰りで、駅前のクリスマス間近のイルミネーションをついでに家族で楽しんでいる。
「そうだ、この腹の子は、親っさんに名付けてもらいましょうか?」
「それがいいな…きっといい名をつけてくれるはずだ」
穏やかに微笑んでいた小林の顔が、ふと、いやらしい笑みに変わる。
「それより、もう少しで安定期ッスよね?またセックス出来そうッスか?」
「おい馬鹿者、あの時も俺は産褥期だったというのに、お前があんまり盛るからこの腹の子も、幸と歳の差がなく…」
「えー、蒼一郎さんも善がってたじゃないスかぁ」
「ぱぱー、よがってたってなぁにー?」
「セックスの時に、もっともっ…」
「うわあああ!子供になんてことを吹き込むんだ、このうつけ者!」
小林家は、年々賑やかになっていく。
了