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やっほ主です!
前回の続きからスタート!!
🐶「………み、や?魅夜って……誰なんだ?」
自分の口から零れた見知らぬ名前に困惑する。頭痛が少し落ち着き、写真をポケットの奥に入れる。広場を飛び出して自分の家へ全力で向かう。
ガタガタと音を立てて、自分の部屋のゴミ箱やクローゼットや棚を必死に漁る。
🐶(何か…ヒントになるものがあるかもしれない…)
見たことがないもの、鮮やかな色をしているもの全てを探した。
🐶「………ッ、こ、これは…」
棚の最下段、引き出しの奥と見えづらい所から見たことがないノートとたくさんの写真が出てきた。
それらを手にした瞬間、身体に電撃が走る。
どれも、この世界には存在しない鮮やかな色をしていた。
そして写真の全てに、さっきのポニーテールの少女が眩しい笑顔で写っていた。僕の隣で一緒に。
───ポツっ、ポツ………
🐶「……え………?」
手元の写真に水滴が落ちて滲んでいく。自分の頬に触れると熱い液体が垂れて濡れていた。
🐶「なんだ、これ……。なんで、僕は……」
どんどんこぼれ落ちる。止めることが出来なかった。
拒絶しても、俺の心は…いや、魂は彼女との過去を全て覚えているようだった。
──その時、ポケットにしまっていた最初の写真が突然光出した。
🐶「うわっ……!?」
写真からカラフルな光の粒子が溢れ出し、窓の外の一方向へと向かっていく。まるで行けと言っているみたいだった。
🐶「行けば…良いのか?」
「ワンッ!」
🐶「えっ………!?」
光の先を見ていた俺は慌てて写真を見つめる。
写真の中にいるトイプードルが、僕の背中を押すように小さく吠えた気がした。
🐶「………お前が、行けって…言ったのか?」
写真の中にいたトイプードルは、どこか優しく微笑んでいるように見えた。不思議なことに驚きながらも、俺の心に迷いは一切なかった。
光の粒子を追いかけ、スポーツで鍛えた脚力で街中を爆走した。
光の粒子に導かれたのは、街の端にある、不気味で静まり返った大きく怪しげな建物だった。
彩羽達が連行された道と同じだったため、多分みんなはここに囚われている。
🐶「………ありがとうな」
俺は写真の中にいる犬に向かって、無意識に太陽のように暖かい微笑みを浮かべた。
片目を隠してた前髪をかき上げる。俺は決めた。
🐶「待ってろよみんな…魅夜。必ず助けてやるからな!」
覚悟を決め、重たい扉を静かに押し開けて乗り込んだ。
To be continued
奇跡がいろいろおきましたね!
次回もお楽しみに!
それじゃばいもな〜ここまで!
コメント
3件
読了しました…! 今回、自分でも知らなかった“魅夜”っていう名前が出てきたのがすごく気になる展開でしたね。カラフルな光の粒子が溢れて、写真の中のワンちゃんが背中を押してくれたあの場面、ちょっとファンタジーだけど温かくて好きです。主人公の無意識の涙と、それでも迷いなく走り出した強さに心が揺れました。次、どうなるのか楽しみです🌙