テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
その頃田山は奈緒美の実家に出向いた。
「近藤さん、君も来てくれないか?」
中ノ島さんのお宅にですか?秘書の速水さんが居ますが…
「彼は嫁さんが不調だって帰らしたよ…」
「分かりましたよ…」
近藤貴司は今田山起業家に就いてた。
時折臨時で頼む幸村慶
近藤貴司は独身者で暮らした。
「所長も出向くのですか?」
「速水さんが帰宅したからには田山社長の餌食にされるよ笑っ」
「結婚相談所に出向けよ」
「きついよな…涼一…」
「慶だってそうだろ笑っ」
中ノ島の実家に着いた田山、近藤所長、幸村はタクシーで待ってるっていった。
涼一さん…
お義母さんご無沙汰しております…
主人が亡くなったって半狂乱になってた。
行きつけの医師とかどうなんだ!…
「近藤救急車に葬儀社頼めるか?」
直ちに連絡した近藤貴司が
ふと思い出した…南未希が亡くなった時、親の恵美さんが娘が亡くなった時の様子が奈緒美さんと紀恵子さんと同じ様子をしてた…
「近藤?…」
「いや社長すみません…知り合いがこんな風に亡くなったので…」
幸村が見えた。
「救急車呼んだのか?…」
同じ光景を見た
「幸村?…」
「どうした!」
幸村も協力してくれた。
田山自信両親を亡くしてた。
孤独暮らしした俺達…
奈緒美も涙を拭きながら
「あなたと暮らし間長かったのか…」
「今言うことか…」
「田山さん私達を捨てないで!」
「はぁ?おふくろさん…何言いたい?…」
借金抱えてたって聴こえた…
「その話しは後にして欲しい…」
速水が見えた…
「誰から連絡行った…」
「幸村さんからいただきました。嫁を実家に送った後から」
「子供が出来たなら家に連れて来いって言われましたよ」
市から督促状の封書を見つけた。
家の担保…
借金の差し押さえからヤミ金に手を出した母親の紀恵子さんが落ち込みみながら泣いてた…
また俺は中ノ島の面倒を見るのか
南恵美を取るのか…
息子の事故物件、南恵美に慰謝料払うのか…
頭を抱えた…
二日後に中ノ島家の葬儀が決まった。
身内だけの葬儀を行った
会社案内で出向くなら出席して欲しい
中ノ島雄太郎が死去した明日の夜6時の通夜
展示された…
田山社長の嫁さんの親が…
噂評判が良くなかった…
婿とかって言われ続けられた…
社長?…
速水行くしかない…
速水秘書、幸村慶、近藤所長、
曰野係長だけが避けた