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まってこのストーリー好きすぎるッ❕😿ほんとに大好きなんでフォローと1人でいいね700弱押しときました🤧🤧 続き楽しみにしてます❕😖頑張ってください❕❕✊💗
♔ 「 蘭さんのバカ !! 遅刻寸前 !! 」
ドタバタと身支度を済ませながら怒り顔で文句を言っている私。あの後なかなか離してくれなくて結局家出る寸前。
ran 「 ごめんって言ってんだろ 」
♔ 「 もうキスなんて断ればよかった !! 」
myk 「 キス … ?? 」
♔ 「 … ア 、 」
ran 「 おっとぉ 〜 俺殺されちまう 、 逃げよ ~ ♡ 」
1番聞かれたらまずい人に聞かれてしまった。
朝の出来事で疲れているっていうのに次起こるのは大体もっとめんどくさいこと。そうこの男だ … 。
myk 「 今キスって言ったか ?? 」
♔ 「 いや … 、そんな事 ~ 言ってないよォ !? 」
myk 「 … 嘘だ。… 俺とはしてくンねぇーの ?? 」
ムスッと頬を少し膨らませるマイキーにキュンとしてしまう私。私にゾッコンじゃねーか。なんなら嫉妬してくれてるんすか。これだからボスはやめられない。
♔ 「 あ … ごめんね。してあげたいんだけど私仕事にもう行かなきゃいけなくて … 」
myk 「 そんなん休めばいい 」
♔ 「 いやいや。休めないよ !! 行かなきゃ … 」
myk 「 チッ … 灰谷兄ぶっころs 」
♔ 「 あー !! わかった 、 キスしよ … だから 、 」
あまりの衝撃の言葉に思わず言ってしまう私にマイキーはパッと華やかな顔になる。これは … まずい。非常にまずい。本気で遅れてしまう。冷や汗ダラダラなんなら心臓バクバク。でも断るわけにはいきそうもない。
困った顔をするがマイキーこの男は今この時にキスをしなければ1日駄々を捏ねて蘭さんのことを憎んでるような人だ。それに今キスしなければもっとやばい人に帰ってきたら怒鳴り散らかして怒るに違いない。
肩にかけてたバッグを下に置き意を決してマイキーに近ずき少し背伸びをしてはマイキーの唇にキスを落とす。するとマイキーは私の腰に腕を回してちょっと過激なキスした。
♔ 「 んっ … マ ッ 、ぁ ♡ … んっ // 」
ちょっと流石にこれ以上キスされたら飛ぶ。そう思った私はマイキーの肩をリズムよく叩く。するとマイキーはキスをやめて離してくれた。
♔ 「 プハッ … はぁはぁ 、 や。やりすぎ !! 」
myk 「 ごめ … 、 ♔ とキスできて嬉しくって 」
ってまた私がちょっと怒るとシュンてする。マイキーらしいけどこの反応はどうしたらいいのかわからない
♔ 「 とりあえず春さんに送ってもらお … 時間が 、 」
myk 「 三途 ?? なんでアイツなんだよ … 」
♔ 「 え。… 春さん車持ってるしそれに安全運転で 」
myk 「 俺が送ってく 」
♔ 「 いや。ダメだから !! マイキーはちゃんと寝て !! また目の下にクマ作って毎日毎日クマが目立ってきてるよ !! 」
myk 「 でも … もっと一緒にいたい 」
♔ 「 ダメったらダメなの !! もう 、 私もう行くからね ちゃんと30分でもいいから寝ること !! 」
myk 「 … 」
シュンとして黙り込むマイキーに背を向けて出た。長い廊下をスタスタ歩きながら春千夜がいる場所まですっ飛ばす。
♔ 「 春さんお願い車出しrr 」
扉を開こうとした時。扉が私の方側に開きドアとおでこがゴッツンコ。衝撃で倒れてしまう私と春千夜はそれに驚く。
snz 「 てめぇ ~ なにやってんだよ 」
尻もちついた私に眉間にしわ寄せて睨む春千夜。スーツ姿に少しドキドキしてる私。まじまじ見た事なかったししかも下からアングル。見下されてるみたいでちょっと下僕になってる気分 … 、
そんなことはどうでもいい。
♔ 「 ねぇー。春さんお願いがッ 」
snz 「 あ゛ ?? 」
♔ 「 あの … 仕事場まで送ってって ?? ♡♡ 」
snz 「 い ・ や ・ だ ♡ 」
♔ 「 むぅ ~ スクラップにするぞ !! 」
snz 「 はぁ? それこっちのセリフなんだよ !! ふざけんな殺すぞ 」
♔ 「 春さん !! 」
プクッと膨らませた頬に目を細めてジッと春千夜を見つめると 「はぁ…」 と1つため息をつく春千夜。春千夜に手を伸ばされ?を浮かべながら私は春千夜の手を取るとグイッと立たせてくれて引き寄せられた。
♔ 「 わぁ … !! 」
snz 「 てめぇ 、夜覚えてろよ 」
そう言うとポケットからキーを取り出し 「 オラ行くぞ 、 どブス 」 と声に反応して明るくなる表情の私は春千夜の後を追う。
“ 夜覚えてろよ ” の 意味はまだ謎である。