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放課後、翔と会う約束の時間帯に、
「相谷と会うの?」
美伽?
「ねぇ夏未」
「知ってるの?美伽私達が付き合ってるのを…」
「私好きだったのよ…」
山口美伽が走り去った。
ごめんね…美伽
鞄を持ち、私は裏庭で待ってる相谷翔に
「待った?」
「いや笑っ今来たばかりだよ」
「林原?お前さ、誰かにつけられてないか」
顔を見上げた、
「誰に?それと夏未って呼んでくれないんだね…」
「ごめん忘れてたな」
手を繋がれ、
公園の近くまで歩いた、
「翔?」
「何夏未」
「髪切ったら良いよ…」
顔をおさえられ
「夏未キスしても良いのか?」
「ダメ…人に見られるって…」
キコキコ
自転車が通った
チラッ見ていった中学生なのか、
私達の通う生徒じゃなかった
「人通りが多いから帰ろ!」
「帰る?…」
うん!
リュックを肩にかけた翔
方向が同じだからいつも一緒に歩いた。
中心部までいかない、真っ直ぐな道路、私達がいる街市内を観るときは藻岩山に行く景色が綺麗だからだ。
夏未?
「着いたよ夏未さ、いつもボーとしてるよな?まだ詩、小説書いてるのか」
ごめんなさい…
「またそんな顔するか…」頬にキスされてた。