携帯電話は学校で禁止されてた。
たまに見かける他人に関わると災いがとるって親に言われてた。
放課後にまた翔に会いに行った私、知らない男女がいた。、
会ってた人、同じ位のクラスの人かな…
ガサッ
夏未~!待てってば!
羽月捕まえろ!
「待ちなよ夏未さん…」
腕を捕まえられて、
翔と違う人で背が高かった。
「薫は俺の妹だよごめんな夏未」
「おい翔紹介しないのかよ笑っ」
「羽月侑哉」
優しそうな笑顔を見せた。クラスは別だったから分からなかった。2級下の薫さん、
「ごめんなさい兄がいつも林原さんを誘ってごめんなさい…」
「そんな事ないと思います私も…」
駆け出した音が聞こえた。
今誰かいたわね
薫?…あの子か、
「まだわからない」
私の顔を見たくて羽月さん、相谷の妹が私の事が気にかかるって言われた。
「今夜親から言われた就職活動開始してほしいって言われたよ」
「お父さんの仕事何してるの?」
陸軍隊にいるから、
「自衛官?」
「そうだよ」
しばらく会えなくなるかもな卒業式に会えるな。
「はい笑っ翔就職先決まったら連絡くれる?」
私大学に行くのよ。
「何処なの?」
「法学科よ」
「夏未?…数値的にレベル高いだろ…」
「大丈夫よ笑っこれでも私の父が大学院卒してるから」
「嘘だろ……」
「林原洋一郎の娘?」
「知ってるの?父を…」
「羽月さんがお父さんが株式会社の林にいるからな」
「そろそろ時間外だよ笑っ」
私は一人で歩いた。
もう少しで卒業式だ駆け足で歩いた。
つけられてた。
……
家に着いた時、
肩に手を置かれた、
「夏未?俺だって」
振り向いたら
兄の健斗だった
兄さん…
「どうした?顔色悪いよ笑っ」
つけられた…
誰もいない。
「自転車が1台通っただけだ」
「お前美人台無しだよ今日は?翔君は?」
「就職活動報告があるから早めに帰るってわかれた…」
兄さん学校は?
バーカ、この前言っただろ休みに帰るからって
林原健斗警察学校に行ってる。
「母さんまだパートタイマーしてるのか?」
車の音がした。
夏未?…お兄ちゃん帰るからって言われたよ。
「おふくろ?…言った筈だ笑っ」
「健斗も何故よお父さんの会社に勤めなかった?」
「嫌だよ俺は好きな道を選んだのだよ!」
「お兄ちゃん、クレヨンしんちゃんみたいな事言わないでよ笑っ」
「笑ったな夏未」
「切り替える?…笑っ」
3人で大笑いしてしまった。
「夏未着替えたら買い物付き合って?」
「良いわよ」
「夏未卒業したら大学だろ?」
もう三者面談したから
「え?早くねえか?」
お父さんが受けた大学よ。
「まさか北大?」
「あなたも夏未見習ったら?体格ばかり良くても頭がねぇ…」
「おふくろひどくないか…」
付き合うか、
「荷物係~笑っ」
ガクッ…
「健斗すき焼きでもいい?」
「良いよ!笑っ」
リュックをおき、
「母さん俺が運転するから」
「免許は?」
「取得獲得した!」
見せない。
ホラ母さん見ろ。
「でもあなた…」
「市原さんって知ってるか?」
「下の名前は?」
「清都、教官してるっ」
「あの人、お父さんの友人の息子よ!」
「学校行事のボランティアもしてるって言われたよ」
ハンドルに手をかけてた。
「ちょっとお待ち!」
母さん…
「駄目よ私が運転するから!」
プッ笑っ
自転車が通った。
あの子危ないよな…
この前からいつも自転車が通る…
夏未?…
バックミラーで母さんが私を見た。
「隠さないで話なさい夏未はこれから大学卒業に司法書士になるでしょ…」
お母さん…笑っ
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