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逆トリップ
わ…ァ…なんで夏油傑が家の中に……?あ…私一条 傑里っていうんです…結構自慢なんですよ 。傑って字入ってるし。あ、傑君問題ですね、はいはい
傑里「えと…あのぉー……名前は……?」
まずはね!確認だよね!!知らない人が自分の何もかも知ってたら怖いもんね。
???「……は?猿?」
傑里「…え」
わぁ…初手から猿呼び…マジで……?
???「あ……失礼…私の名前は夏油 傑……ここは君の家?かな…」
傑里「え…あ…私の名前は…一条 傑里です……??」
傑「ええ…?傑里???……」
傑里「えっと、…なんか言ったほうが良いっすかね…、」
傑「そう…デ…スネ。」
あーやばい、猿の事嫌いすぎて片言にもなってるし殺そうとしてる目にもなってるぅ…
傑里「失礼ですが年齢は…??」
傑「17歳だよ。貴方は?」
傑里「えっとですねぇ……25歳です…」
キャ、離反直後だわ。かわいそ匿ってあげよぉー
傑里「……えまって…?高校生……?」
傑「見えませんかね…、」
傑里「いや…大人びてて全くわかんなかったです…」
傑「そうですか。あ、私もうここから出ますね。」
傑里「え…あ…はい、ご無事で…」
傑「何かあったらまた戻ってきます。」
傑里「あはい…」
あ、戻って来るんだ。
傑里「…、えぇ~……なんかデジャブ…夢小説が叶ったんだが…?」
今のうちにフィギァとか片付けとこ。泊まるかも知んねぇし。あと漫画も。漫画の展開知ったらかわいそうだもん。
案の定、傑君は帰ってきた。きっと何かが違うと思ったのだろう。
傑里「えっと…何かあった?」
傑「……家と妹が見つからなくて…」
妹、あ…ミミナナの事ね。妹設定で行くのか。
傑里「なるほど…じゃぁGoogleマップで探す?」
そう言いスマホを取り出す。そしたら
傑「なんですか、…それ…」
あ…ヤバ…傑君ガラケーか…
傑里「スマホ…だけど…?え…?知らない……?」
傑「え…と…知らないです。」
あーっ戸惑ってるこの写真撮って白米食べたい…あっ待って待って警察辞めて違うからッ…
傑里「?スマホ何?」
傑「……?え…ぁぁ…ガラケーです…」
傑里「が、ら…」
ファーッ!!!これってあの夏油傑のスライド式のガラケーッ?!えっ舐め回したい、指紋とってか家宝にしよ…
傑「えと…やっぱりおかしいですかね…」
傑里「…夏油君、今の年は?」
傑 「えっと……2007年…?」
傑里「今2025年なの。」
傑「?!!!」
傑里「驚いても仕方ないよね。だって急に私の家で急に2025年なんだから。」
傑「…私別の世界に来ちゃったんですか…」
傑里「…そうだと思うよ。きっと呪霊もいない。」
傑「…なんで呪霊知ってるんですか。」
傑里「え?…あっ……」
傑「…呪術高専関係者か。」
傑里「…いやー…違うけど…ん〜…なんていうかなぁ…」
傑「違ったら誰なんですか。私もう行きます。」
傑里「えっまた…?辞めときなよ。君、この世界じゃ…あ…んー…えと…」
傑「なんですか?有名人だと言いたいんですか。」
傑里「そうだね!!有名人だね!!えっと…ね…別方向の有名人と言うかぁ…」
傑「もう良いですさよなら。」
傑里「あぁ…ちょ…(ガチャッ
ああ……」
傑里「行っちゃったよ……どうしよう…」
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完
続かへんで。
一条 傑里
名前が自慢。この後傑を養う。
夏油 傑
自分がこの世のものではないことに気づく。そして漫画の登場人物だと分かり、自分の人生はたった一人の猿の手によって作られたペラッペラな人生だったことに絶望。その後傑里に養ってもらう。
おハム
デデドン
あ、ゲトチャァのフィギァ2つ増えたよ。
コメント
38件
たった一人の猿の手=原作者 離反してるねぇ☆可愛いね、養ってあげたいよ☆