ユウハカ20歳(18、 19で結婚済み)
捏造しかない
かっこよくて強い親父ーズはほぼいません笑
ユウマside
「え…ええぇ……。」
「もう!なんでそんなに嫌そうなのよ!」
「いやだって…間に合ってるっつーか」
「はやく行ってきて!」
「は、はい!!」
黒神ユウマ20歳。ただ今妻に家を追い出されました…。
今日は妊婦検診に行ってくるらしくて、毎回2人で行ってたのに…
なぜかすごく拒まれて、博士と特訓してこいって…
いやいやいや!博士に昨日「次の特訓いつになりそうっすか?」って聞いたら「あー来週になるな。」って言われたばっかなんですけど!?
全く意図が分からん…
まぁ追い出されてしまった以上、博士のとこ行くしか道はねえよな…
いつも特訓している部屋についた。
博士…今日ハカが検診なこと知ってんのかな。
「ユウマっす。失礼します。」
ここはさっさと音速で断って…
「え?親父?」
部屋に入ると博士だけではなく、親父もいて…
…なんでこんなにベビー用品が?
「な…なにしてんの?」
「あ?初孫のベビー用品の厳選に決まってるだろ?」
「気が早くないすか…?というか特訓って…」
「嘘だよ。」
「嘘かい!!!!」
思わずツッコミを入れてしまったけど、特訓がなくてちょっと安心したかもしれない。
俺ってそういうとこやっぱヘタレだよな
「気が早いってお前…そんなことないぞ?」
「そんなことあるって!!だって性別わかってから7、8ヶ月くらいまでに準備すればいいって言われたから!!」
「先輩パパ達の意見反対すんのか?」
「え、えぇ…」
なんかこの2人、1番張り切ってるよな…。
「お!!これユウマが着てたやつじゃん!!あん時のユウマ小さすぎたなほんとに笑」
「え?これ俺が着てたやつなの!?」
「そうだぞ笑可愛いだろ?」
「いや、こんな多様性の時代に言うのもなんですが…これ本当に俺が着た柄のやつなの?」
俺が着てたというロンパースは、どちらかというと女物のようで、可愛らしいものだった。
「あ?当たり前だろ?初めて会った時それ着てたぞお前。」
「博士…」
「まぁ…実は、お腹にいる時お前の性別分からなかったんだよ。」
「え?」
「女の子かなーって言われてさ、一応どっちでも対応できる柄のやつ探したんだけど、何故かこれがピンと来てさ。…その1週間後1746gで産まれてくるなんて思わなかったけど笑。」
「…小さくて、指を握ってもらった時、この子は死んでしまうのかって言うくらい弱くて、だけど精一杯呼吸してて…涙が止まらなかった。」
「20年前の俺は、今のユウマを想像できねーと思うよ。…こんなに強く大きくなってさ。」
親父に頬を触られる。
20年生きてきて、親父のこんな情けなくて泣きそうな顔を見たことが無かった。
それに、「涙が止まらなかった」って言ってたけど、親父の泣いたところを俺は一切見たことがない。
だけど今の親父は…
「なんだこのしんみりとした空気。お前の思い出話なんてもういいって言ってんだろ〜?」
「は?実家の方見て半泣きしてる奴が何言ってんだ。」
「あ…あの…!!」
「ん?」
「俺って…いい父親になれると思う…っすか?えっと…2人みたいにさ…。」
ハカに「『なれるか』じゃなくてなるの」って言われてから毎日、自分が父親としての姿を何度も想像した。
産まれてすぐに指を握ってもらったときや、抱っこしてる時、ミルクや離乳食を作ってる時、寝返りやつかまり立ちができるようになった時
全部全部、他の誰かがやってたのを自分に当てはめるだけなのに。
曖昧でぼんやりしてて、こんなんでほんとにいいのかなって。
俺も親父や博士みたいな、あんな表情出来んのかなって。
「……」
親父と博士が顔を合わせる。
「…どうだろうな。」
「え!?」
予想外の回答に思わず声を上げてしまう。
「俺も、お前が父親になった時の表情も、ハカが母親になった時の表情なんて1ミリも想像できてねぇよ。」
「そうなんすか!?」
「ユウマはずっと変わらないもんな。」
いや、自分でも分からないって思ったけど2人に言われると心にぐさっと来るんすけど…
「何年経っても、息子は息子だよ。」
「は?」
「いつまでも怖がりで、泣き虫で、だけど思いやりは誰よりもある。」
「きっと産まれるまで、ユウマの表情はずっとそんな感じだよ。」
親父が何を言ってんのかさっぱり分からなかった。俺の表情って…どういうこと?
ミッションの時や殲滅の時によく回る頭が、この日は全然動かなかった。
「じゃあユウマ。俺からも質問していいか〜?」
急に博士から質問される。
「は、はい。」
「オムツはムー〇ーマンかパン〇ースどっちがいいと思う?」
「え?」
お、オムツ?
「吸収力業界No.1のムー〇ーマンって言え。」
「お前パン〇ース履いてたんだから履き心地覚えてるよな!?!?ナギにプレゼンしろ!!」
「履き心地なんて覚えてねーよ!!」
「ハルトお前ムー〇ーマンって言わねーと混種ウイルス撃ち込むぞ?」
「何度も言ってるだろ?その前にお前の顔が潰れんだよ」
「そんなことくらい俺とハカに決めさせてくれ!!」
「え?3人とも…何してるの…?」
「わっ!!ハカ…お前いつから…」
「うわぁぁぁぁっ!!!」
「パパうるさい!!(同時)」
「親父うっさい!!(同時)」
「いや急に部屋入ってきたらハカでもビビるに決まってんだろ〜?」
「思春期の女子か!!」
「そ、そうだぞ!!俺たち3人特訓してたんだからさ!!」
「してないっすよね!?」
今日のこの2人、ダメみたいっす。
ハカside
「はぁぁ…ほんとにあの2人何がしたかったんだか」
「ははっ。産まれたら失神するんじゃない?笑」
「ほんとにな笑」
歩きながら、今日のことをユウマに話してもらう。
「ハカは今日の検診どうだった?」
「あ…」
「え?何かあったのか…?」
「ち、違うよ笑。」
「お、おう…。」
妊娠5ヶ月半。つわりも少しずつ落ち着いて大学のない日はユウマとお散歩できるようになるくらいになった。
妊婦健診の時はユウマが必ず着いてきてくれて、帰り道はいつもお腹を触ってくれる。
だけどいつも一緒に行ってるはずの妊婦検診を今日1人で行ったのには理由がある。
だったら朝からユウマを家から追い出すわけないもん。
家に着いた。なんとしてでもこの作戦を成功させないといけない…。
「ただいまー」
「パンパカパーン!!ゲストのご登場でーす!!!」
さすがミレイさん。初っ端から盛り上げてくれてる。
「は?『ゲストのご登場』って…何?」
「ふふん。中に入ってからのお楽しみよ♡2階で先待ってるから!!」
「姉貴のその笑顔はダメなやつじゃん…ここは大人しくここに避難…」
「まあまあ!!行こうよユウマ!!」
「お前も乗り気だな!?」
当たり前でしょ。だってこの作戦を計画したのは…
「え?ミッション!?」
「うん!!このミッション私が作ったの!!」
「あ〜。チャンネル登録者と連動して出来るようになった自分でオリジナルが作れるっていうやつ?」
「そうよ!!」
「ってハカ。子ども産まれるまではミッション参加すんの禁止して俺たちをシュミレーションルームからサポートする約束だよな?お前が作るミッションなんてどうせ怪異…」
「呪威兵器…」
「はい、すみません。」
「ふん!!怪異なんていないし。ちょっとしか。」
「ちょっとはいるんじゃねーか!!」
「もう!!つべこべ言わない!!ユウマのためなんだからログインするよ!!」
「え?まだミッションの内容聞いてないんですけど!?」
user3作成のオリジナルミッションが選択されました。
10秒後にシュミレーションを開始します。
ユウマside
なんだよハカ。いきなり…ミッションとか言い出して……
俺のためっていうのがさらに訳分からないんですけど…
ってなんだここ。近くの公園みたいだな…。
そういえば…スマホからミッション内容とかクリア条件とか見れるんだよな…?
【BBから世界にひとつだけのぬいぐるみを守りきり、情報をゲットせよ。】
BB…普段目には見えない。
アイテム→バイタルサインを確認できるウォッチ
ミッション違反→異能力の使用、user1のバイタルサインが50%を切ること、ぬいぐるみに傷がつくこと。
「…なるほど。試されてるって訳か。」
情報ってのがいまいち伝わんねーけど…とりあえずこのぬいぐるみを自分が守んねーとなんだよな。しかも異能力なしの丸腰で、バイタルサインが50切ったらMISSION FAILED…。
いつもならよほどのことがない限りやりたくねーはずの鬼畜ミッションなのに、今日はこのミッションをやんないと…前に進めねー気がする。
第4殲滅部隊としてでも、黒神心霊相談所三代目筆頭としての強さでもない…何かが試されるんだ。
地面が揺れる。
「うわっ…なんだこれ…!?地震か?」
この揺れのデカさ…なかなかないだろ。震度5は優に超えてる。
ハカが作ったにしろ…初っ端から地震とかエグすぎんだろ…
異能力が使えねぇなら…どこかで瓦礫とかしのげるよーなとこで自分とぬいぐるみ守んねーと!!
近くの遊具に入り、ぬいぐるみに覆い被さる。
「…収まったか…?」
1分か2分くらいで揺れが収まり、俺はぬいぐるみを抱えて遊具から出る。
あれだけの地震があったのだから当然、建物は半壊寸前。
その守り方は正解だったらしく、ぬいぐるみは綺麗なままだった。
というか…怪異見えないだけでいるんだよな? たぶん姉貴がプレイしても見えないはずだから、俺が霊感0なことが問題じゃないってほんとなんだな…
次のステージへ移行します
それからは、俺の不幸体質でもなかなか起こらないいろんなことが降り掛かってきた。
「…こんなの…バイタルサインの低下なしでは防ぎよーがねーじゃん…笑」
花火大会の会場で、爆発事故が起こったり、
海でぬいぐるみが人間のように溺れていて、救いあげたり、
ベランダに転送されたと思ったら、ぬいぐるみが落ちそうになってるし…
いつまで続くんだ……。
というかこれ…結構前にプレイした「終わらない英雄譚」に似てるよな…。
違いといったら…守るのがハカかぬいぐるみかと、俺が死なないか…
ん…?
そういや…このぬいぐるみ…と転送される場所…どこか違和感が……
そんなことを考えていたら…
俺たちの倒すべきあいつが目の前に現れた。
ハカside
とうとうたどり着いてしまった。
このシュミレーションを作ったのは私なんだけど、ホントにこんなのでいいのかずっと悩んだ。
1日前
「大体4つ程の試練を乗り越えたら、クリアでいいと思うんですが…最後は何にしたらいいと思いますか?」
私は明日の妊婦検診で分かったユウマにするために、ミッションを作ろうとしている。
めずらしく(?)私1人だけじゃなかなかいい謎解きが出なかったので、心霊相談所のみんなの力も借りながら完成に近づけることが出来た。
「んー。今までは自然災害とか子どもの不注意で起こりうることだったよね?何か違うの入れる?」
「た、たしかに…」
「やっぱここは憑从影と戦わせるとかがいいんじゃなーい?」
「ちょ…オ、オッキー流石にダメなんじゃ…。ミレイさんもなにか言って…」
「…私もそれでいいと思う。」
「え…?」
いつもユウマを離そうとしないミレイさんが、そんなこと言うって全く思わなかったのに…
「分かるよ。ハカちゃんの気持ち。ユウマを危険な目に合わせたくないよね?」
「コウくん…」
「だけど今は子どもの命を真っ先に救える父親としての使命を果たせるように仕向けなきゃ。」
「…まあ流石に使うのは頭を狙えるけど脳を狙えない偽物だけどね笑」
「当たり前じゃん!!そうじゃなかったらお姉ちゃん大反対してる!!」
そうやってステージとか、クリア条件とかいろんなことみんなで考えたけど…
丸腰って"思ってる"のに憑从影と遭遇させるなんて絶対ダメだよね…。
ユウマside
やっぱりこのミッションはどこかおかしい。
まずそもそも普通の怪異とか幽霊なら、普段目に見えないなんて書かない。だって俺元々霊感ねーし、ハカが作ったんだから、書かなくても分かるに決まってる。
だけどBBっていうやつは「普段目に見えない」っていうのが書いてある。そんなの書くのはわざとだ。
だから、このミッションに怪異は存在しない。
それに…このぬいぐるみ勘違いじゃなきゃ重さがステージごとに変わってる。
多分これは…
「異能力…」
…はは。やっぱあっちは異能力使えるんだな。
だけど…
「今は異能力もクソもないただの人間なんで、逃げてもいいっすよね…!!!」
討伐がミッションじゃねーなら、逃げるだけだ!!
周りから殴られても生きてるだけの体力は俺にだってある…!!
それにハカが作ったミッションならこいつは確実に偽物。バイタルサインはヘマしない限りなかなか落ちない…!!
「獲物持って逃げんじゃねーよっ…!!」
憑从影が攻撃をしてくる。
うげ、こいつ自分の身体の1部好きなように変えられる系か!!
でもやっぱりこいつは下級ランク。逃げれば勝ち…
「は?」
俺の腕の中にあったぬいぐるみは、憑从影の腕の中にあった。
まさか…体の1部を好きなように変えられるなら、細胞レベルで小さくすることも可能なのか…!?
「獲物捕獲成功~笑」
あいつがぬいぐるみの頭を狙う。
ただの少し奇妙なぬいぐるみで、考えりゃ傷ついてもミッション失敗なだけだ。
それなのに…
「異能力…百式の参…40%解放……」
「な…なんだ…この集中した…ひっ…」
「ごちゃごちゃうるせーよ。俺の大事な息子に触んな。
戒撃!!」
「うぎゃぁあああ!!!」
憑从影が塵になって消えた。
あれ…?俺…今なんて…
しかも異能カ使って…
MISSION CLEAR
おめでとうございます。クリア報酬をチャージしました。
user1をuser3の場所まで転送します。
「え?…MISSION CLEARって…なんで」
「ユウマ…」
「ハ、ハカ…。」
「やっぱユウマクリアしちゃったね。頑張って世界一難しいミッション作ったのに…」
「!!」
「さすが…だね…ユウマ…っ」
ハカが泣いてる。
そりゃそうだよな…。ミッションのための偽物だとはいえ…自分の天敵である憑从影を作って丸腰状態の俺に戦わせるなんて…嫌に決まってるよな。
「俺なんかのために…ミッション作ってくれてサンキュー。」
「ボケナス…。」
「はーい。感動シーンのところすいませーん!これより本当のジェンダーリビールミッションを始めまぁ~す!」
「チビ助!?…それに姉貴たちまで…
ちょっとまて…今…ジェンダーリビールミッションっつった!?性別分かった…ってこと!?」
「う…うん。本来の目的はそっち。今日の妊婦検診で分かる予定だったから」
「だからあんなに朝…拒んでたわけか笑」
「だって…!!ミッション作るの難しかったもん!」
「はは笑。」
「はいはいは~い!余とリゼリがルールを説明するぞ!!」
茨木童子…笑。相変わらずだな…
というか…ジェンダーリビールケーキ?みたいなのミッションでどうやるんだろ。
全く想像つかねーな…。
「まずユウマとハカ以外は、産まれてくる子が男の子か女の子か予想をしてもらうぞ!男の子だったら青札、女の子だったら赤札をあげてくれ!」
「いや…これはさすがに…。」
「ユウマ、『俺の大事な息子』って言ってたしさ~笑。」
「ユウマ…エスパーだからこっち……。」
「ボクもこっちだ。まあヘッポコに似そうだもんな。」
「おい…。」
「うそだろ…ハルトと初めて意見噛み合った…。(同時)」
「うそだろ…ナギと初めて意見噛み合った…。(同時)」
「そんなことないだろ!?」
こんな感じで全員が札を上げた。
俺のさっきの発言を聞いてたからなのか、ほとんどが青札を上げていた。
ただ1人を除いて…
「いや俺は女の子だと思うな〜」
なぜかオッキーだけが赤札を上げていた。
オッキー…この流れで赤札上げるのお前だけだぞー
…まあ別に確定じゃないけど…。
「だって両片想いだった夫婦には女の子が産まれるっていうじゃん~」
「それは別に関係ねーし、そんなジンクスねーよ!!」
「みんな上がったようだな。ではユウマ、儂の固有スキル解放の時のように手に囮影を集約させろ。」
「リゼリの固有スキル解放なっつ笑。…こんな感じだったか?」
「うむ。心の準備が出来たら、これに触ってくれ。」
リゼリが向いた先には、光っているスライム?のようなものがあった。
「え?なにこれ?」
「これは霊気で作った爆弾(ボム)だ。」
「爆弾!?」
「産まれてくる子が男だったら青を基調としたエフェクト、女だったら赤を基調としたエフェクトが出てくるぞ。」
「ほ…ほんとにやるんすね…」
「ボケナス。みんな楽しみにしてるんだから早く心の準備して。」
別に俺はどっちがいいとかないと思ってたけど…
さっきのあれは本能的な感じなのか、予測的な感じなのか…ずっと頭ん中をぐるぐるしている。
大きく息を吸い、それの2倍くらい息を吐く。
囮影が集中した右手がふるふる震えている。そんなダメダメな手で慣れない感触の爆弾を触る。
「やったぁ〜俺だけ大正解じゃん〜!!」
「オッキー大正解!!性別は女の子でした!!」
現れたエフェクトは、ピンク色だった。
「えええ〜!?!?!?!?」
ハカside
「ミッションで性別発表とか…すげえ斬新すぎて…」
ログアウトして家に帰ると、ユウマがロを開いた。
「だ、だって…ケーキ作ろうとしたけどハードル高すぎたもん…。」
「いや絶対あのミッション作る方がムズいだろ。クリア条件とかミッション違反とかもろとも違ったし…。」
「気づいてたんだ…。」
そりゃそうだよね…。異能力最後使ってたし…。
「それにしても女の子か…。ハカにそっくりな美人さんだろうな…。」
「え!?ベ、別に…私美人じゃないってば…!」
「何言ってんだよ笑。世界一美人で可愛いに決まってんじゃん。」
ユウマ…いつもより素直だ…。性別分かったのそんなに嬉しかったのかな…。
なんだろ…ちょっと可愛いかも。
「え?…ハ、ハカ!?」
ユウマの唇の感触を味わう。
「ボケナス…。可愛いのはあんたの方…。」
やば…久しぶりにユウマにキスしちゃった……。
夫婦になっても…やっぱ恥ずかしいよ…。
「ハカ。」
あたたかい手が頰と髪に触れる。
「な…何?」
顔を上げる。
たまにしか見られないユウマの綺麗な表情が見える。
あ…これ……
ポコッ
「ちょ…ちょっと待って……。」
「?」
「今…動いた…。初めて…動いた…。」
「え!?!?!?」
※ミッションの解説
ユウマに表示されてるクリア条件とミッション違反は違ってます
クリア条件↓
×【BBから世界にひとつだけのぬいぐるみを守り切り、情報をゲットせよ】
〇【ぬいぐるみを我が子のように思い、大切に守りきれ】
なぜクリアしたのか→ユウマがぬいぐるみのことを「俺の大事な息子」と言ったから
ミッション違反↓
×→異能力の使用、user1のバイタルサインが50%を切ること、ぬいぐるみに傷がつくこと。
〇→ぬいぐるみに傷がつくこと。
バイタルサインが50を切るのがダメなのはなぜ?→子どもの命と自分の命を両方救えるような選択をとって欲しいというハカの願いがあったから。
ユウマの説明で気づいた方もいると思いますが、ぬいぐるみはステージごとに重さが変わっていて、例えばベランダの転落事故なんかは3歳児くらいの重さになってます!!
ちなみに親父ーズとの最初のやり取りは作戦の時間稼ぎです笑。ハカが来た時の演技が大袈裟すぎたのが悪いですね笑
あとステージは2人の思い出の地となってます!
公園→初めて出会った場所
夏祭り会場→ど定番のデート場所
海→登録者1000人記念の手錠のミッション(現在年齢制限で見れないです悲しいですね泣)
ベランダ→双眼鏡見てたら追っかけてくるやつ(確か3年前)
(一応)憑从影と戦った街中→好感度可視化のやつ
p. s. 11月22日は…いい夫婦の日らしいので少しいちゃいちゃさせました笑。公式で早く結婚してほしいですね!
コメント
2件

面白かったです😊