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ラウールside
雲ひとつない快晴の日。
今日は透明化して市場まで出てみようかなーなどと考えていた時だった。
コンコンッ
?)ごめんください
朝ご飯を食べていると僕の家のドアをノックする音が聞こえてきたのだ。
僕の家は森付近にあるから中々来客が来るようなことはない。
🤍父)誰だろう…。見てくる
🤍母)誰かしらねぇ…。ラウールは気にせず早くご飯食べちゃいなっ
🤍うん。(*゚~゚*)モグ モグ
🤍父)…え!こ、!国王さま!?
🤍…え、?
この日から僕の日常が一変するだなんて考えもしていなかったんだ。
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リョータside
❤️ここがラウール君の家か
💛間違いないですね。ノックしましょう。
❤️(ノック)コンコン
……
🤍父)はーい ガチャ
❤️初めまして。元第1王子であり、現国王のリョータです。
❤️本日はあなた様のお家に用がありまして…。
🤍父)…え、!国王さま!?
🤍母)あなたどうしたのっ?…え!?リョータ様!?
🤍??
🤍父)あの!本日はどういったご用件で…!💦
❤️そんなに畏まらないでください笑
❤️こちらのお願いとしましては少し息子さんに会わせて欲しいのです。
❤️確かめたいことがあるので。
🤍父)そ!そうなんですねっ…!
🤍父)ラウール!国王がお前に会いたいと言っておられる!
🤍…え?ぼく?
家の中から背の高い好青年が出てきた。
この子がラウール君か。彼に超能力があるのか確かめなければ…
❤️初めましてラウール君
❤️私は現国王のリョータです。
💛初めまして。私はリョータ様の側近のヒカルと申します。
❤️君と話したいことがあるんだ
❤️少し時間をもらってもいいかい?
🤍え…?
🤍僕になな、なんの用ですかっ
❤️申し訳ないが君のお父様とお母様の前ではまだ話せない。
❤️3人だけで話がしたいんだ。
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ラウールside
なんだなんだこの人たち。
急に人様の家に上がってきて3人だけで話そうだと、、、?
怖いって…俺何されるの?
もしかして透明化の能力を使って1回だけ市場のパインを盗んだことがバレたとか…!?
❤️いきなり来てしまってすまない。驚かせてしまったね。
🤍あ、、いえ…
❤️早速だけど本題に入るね
❤️君、超能力者ではないか?
🤍……え?
💛急に聞いてごめんね。でも今は俺たちが聞くことに正直に答えて欲しい。
🤍(能力を持ってるって伝えちゃダメだって…)
🤍………
❤️いや、話す順番を変えようか
🔥ボォォォ
🤍(ビクッ!)
いきなり国王様が手から火を出した。
何がどうなってるんだ…?
❤️驚かせてすまない。僕は火の能力者なんだ。
⚡️⚡️ビリビリ!!
今度はヒカルさんの手から雷のような塊が出ている。
💛僕は雷の能力者なんだ。
もしかして僕と同じ超能力者?
❤️こんな言い伝えを聞いたことはないか?
「この王国には超能力を持ったものが9人いる」と。
🤍あります。
❤️その内の2人が僕とヒカルなんだ。
❤️ただ今国が確認出来ている超能力者も僕とヒカルだけ。あと7人この国にいることになる。
❤️僕の狙いは2つ。1つ目は超能力者9人全員を探し出し協力してもらうこと。
2つ目はその力で隣国と平和条約を締結し、我が国を戦争のない国にすること。
💛そのために私達は今超能力を持った人間を探しているのです。
❤️ラウール君。君がもし超能力者なら僕たちにぜひ力を貸してほしいんだ。
🤍………
僕、どうしたらいいんだろう。