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皐月side
風鈴生が新たに入っていってからも喧嘩の音が耐えず不安になる……。
チラッと中を見るとさっきのヘッドホンの子が押されてる……。
……、見て見ぬふりなんて出来ないよな…。
中に入って雰囲気で分かった……。
白いフードのヤツら…腐ってやがんな…、ニヤニヤしながら気色悪い。
keel「おいおいおーい、一般人が来ていいとこじゃねぇぞ??そんなに殴られたいの?」
あぁ、ウザったい…穢らわしい、反吐が出る。
keel「おい、聞いてんのk」
無意識に手が出た、こんなにも腹が立つのはいつぶりだろう……。
皐月『…なんか言ったか?屑野郎。』
1つの線が切れたかのように俺は周りに居るフード野郎共を殴り、蹴り飛ばした。
コイツらの存在が許せなかった、消さなくては…と。
何十人か終わった後パッと周りを見たら風鈴生がこちらを凝視していて……。
皐月『あー、えっと……、若い奴らは喧嘩より青春した方がいいぞ!!年上の俺が言うんだから!な!!』
シーン……。
き、気まずい……。
桜「皐月何してんだ…?コレは俺たちの喧嘩だ!外野は引っ込んでろよ!!」
皐月『…ッ、そ、そうだよな、ゴメンなぁ…。傷付いてる風鈴見たら体が正直になっちまった…、そこのヘッドホンの奴。』
ヘッドホン「……何だ。」
皐月『遥たちを頼む、俺には守る事が出来ないから…、後はよろしく。』
振り返る際に遥の顔を見るとどこか辛そうな、しんどそうな顔をしていた…。
まぁ、俺にこのケンカに対してこれ以上知る事も、知ろうとする事も無い…。
俺はそのまま倉庫を後にした……。
何故か心が痛むような気がした……。