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瑠姫は布団にくるまり、うっすら汗をかいていた。喉も痛くて、声を出すのも辛そう。
汐「…やっぱり、風邪ひいた」
瑠「ん、、」
汐「顔赤いで?熱、測る?」
瑠「やだ、、測りたくない、」
汐「いや、測る。俺が決めた」
瑠「、、もう」
汐恩は体温計を手に、ベッドに近づく。瑠姫は少し抵抗するけど、汐恩の腕にふわりと抱きつく。
汐「はぁ、こういうときだけ甘えて、、」
瑠「だって、、辛いんだもん」
汐「はいはい。ほら、早く横になって」
汐恩はその背中にそっと手を置き、熱を感じる。
汐「なぁ、るっくんキスしてもええ?」
瑠「だめ…」
汐「だめって言ってもするけどな、笑」
瑠「くっ…もう、、」
汐恩は少し意地悪そうに笑い、首筋や肩に軽くキスを落とす。
瑠姫はくすぐったそうに身をよじるけれど、すぐに汐恩に甘えてしまう。
汐「俺だけのるっくんやからな」
瑠「弱ってる時じゃなくて、、いつも言ってほしいのに」
汐「俺にも恥ずかしいっていう気持ちはあるからな?」
ちゅ
瑠「ん、、移るよ」
汐「移ってもいい。今はるっくんが欲しい」
熱だからって関係ない______
END