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これは、姫になったあの子の、ある御伽噺。



お時ちゃんは、みんなから「化け物」と言われてる。

今日も、お客を捕まえられず殴られて食事を抜かれていた。

お香「大丈夫でありんすか?」

大丈夫な訳もないのにいつものように問う。

お時「あい…大丈夫でありんす…わっちは、化け物…だから、これが当たり前…」

またいつものように明らかに大丈夫では無さそうな答えが帰って来る。

これが彼女にとって当たり前で、彼女にとっての日常だ。でも、そうであってはいけないのだ。

お香「…大丈夫じゃありんせんでしょう?隠さないでおくんなまし…わっちは、お時ちゃんが心配でありんす…お時ちゃんに、辛い思いをして欲しくない…」

お時「ありがとうございんす。でも、本当に…大丈夫でありんすから…」

お時ちゃんは体が頑丈らしく、いくら傷つこうとも死なない。だから、横暴な客の相手をさせられたり、食事を抜かれたりしている。

何故?どうして体が頑丈なだけで虐げられなければいけないの?おかしいよ。どうして、


どうして、この子ばかり、虐げられているの?

姫になったあの子の話(ノベル改修版)

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