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第十三話 夜の食堂張り込み大作戦
jp「夜の学園ってなんかわくわくするね」
ya「わかる。普段ならできないことってするのめっちゃ楽しいよな」
ur「本来なら絶対怒られるのに今は怒られないしな」
tt「…お前ら静かにしとけよ?いつ犯人が来るか分からんねんから」
夜の学園に興奮している3人に俺は静かに釘を刺す。
jpyaur「「「は〜い…」」」
今朝、計画実行を決めたあと、俺たちはmf生徒会長に明日食堂を利用可能にしてほしいと頼んだ。
職員の方々にいつもと同じようにご飯を作っておいてもらうことにした。
そして、学園で顔の広いjpに食堂の利用が可能になるという情報を生徒間に流してもらった。
そんなこんなで全ての下準備を終えた俺たちは、今こうして食堂の近くで事件の犯人を捕まえるべく張り込んでいるというわけだ。
しかし今のところ人がやってくる気配は一向になかった。
ya「…犯人全然くる気配ないな」
ur「そうだな。…にしても流石に冷え込んできたな」
tt「うん、そうやな。…クシュンッ」
空気が冷え込んできて、俺はくしゃみをしてしまう。
jp「あ、tt寒い?なら俺のパーカー貸したげるよ」
jpがそう言って俺に自身のパーカーを掛けてくれる。
tt「ん、ありがと」
俺は素直にじゃぱぱの親切に甘えることにし、パーカーにぎゅっとくるまる。
ya「えっ…!jp、お前っ…!」
ur「jpさんっ!?流石にずるくね!?」
なぜか2人が不満げな顔で声を上げる。
jp「ええ?ずるい?何が?」
tt「お前らうるさいで。なに?パーカーが羨ましかったん?寒いなら俺がある程度あったまったら貸したげるで」
ya「いや…」
ur「そういうことじゃ…」
その時、
jp「まって!みんな!静かに!」
jpが声を押し殺しながらそう言った。
俺たちはすぐ声を抑える。
tt「…だれかきた?」
jp「うん。暗くてどういった人物かはわからないけど…」
俺もよく目を凝らしてみる。
食堂の入り口あたりに人影が見えた。
人影はすっと食堂の中に消えていった。
tt「中に入った!」
ya「俺らも行く?」
jp「そりゃ行くっきゃないでしょ!」
俺たちは足音を立てないよう慎重に食堂へと向かう。
ゆっくり食堂の扉を開け、中に入る。
厨房の方に人の気配がする。
俺たちは顔を見合わせ、頷いたあと、更に進んでいく。
慎重に、慎重に。
音を立てないように。
犯人にバレないように。
しかし、もう少しで厨房に入るといったところで、
ドンッ!
jp「いったぁ!?!?」
ttyaur「「「!?!?」」」
jpが机に足をぶつけ、声を上げた。
tt「ちょっ…お前、何してんねん!?」
そして案の定、
???「!!」
犯人も俺たちの存在に気づいたようだった。
???「っ…!」
人影は厨房にある窓へと走っていく。
tt「あっ!」
ur「おいっ!まずいぞ!」
ya「逃げられる!」
俺たちも急いで向かうが人影はスムーズな動きで窓からふわりと外へ逃げていった。
ya「くっそ!逃げられた!」
ur「暗くて犯人の姿が見えなかった…!」
jp「お、俺のせいでごめん〜…(泣)」
ya「なあ、本当に誰も犯人の姿見てないの?ttとかどう?」
tt「……」
ya「…?tt?」
ur「ttさん?大丈夫か?」
jp「tt、どうしたの?」
tt「……」
一瞬、犯人が外に出た瞬間、月明かりに照らされて…少しだけ姿が見えた。
顔とかは見えてないけど…多分オレンジ色の長髪だった。
そして…
tt「なあ、みんな…」
あの子の羽は…どこまで澄み切った美しい純白だった。
tt「今回の犯人…大罪犯してへんかも…」
続く
コメント
1件
えと彡?なんでだ?続き気になる!