クリスマス書きたくなったので書きます!!
(ちなみに当日に書いてて今間に合うか焦ってます笑)
knshkです
R無
shkside.
“クリスマス”
俺が1年の中で最も嫌いになった日
なんでかって?
そりゃぁ、、、
1年前のこの日に俺の彼氏が突如として消えたから
だからってそんな嫌いになるほどか?って思った人もいるだろうな
でも俺はあいつのことが誰よりも大好きだった
ずっとそばに居たかった
願わくば結婚もしたかった
だって俺はあいつなしじゃ生きていけないんだもん
そんな彼氏は今どこかって?
そんなん俺も知らない
あの日以降、連絡も繋がらない
でも俺はあいつを恨んでなんかないし、嫌いになんてなってない
だって必ず俺の元に帰ってくるって信じてるから
「はぁ、1人でケーキかなんか買ってこうかな…」
クリスマスは嫌いだが形式上のクリスマスをするためにケーキを買いにショッピングモールへと向かう
「去年は結局クリスマスパーティできてないんだっけ…?」
そう、去年は彼が仕事に行くと言ってから帰ってきていない
プレゼントもご飯も用意したのに…
あぁ、去年のことを考えると悲しくなってくるな
「とりあえず着いたし、ケーキ屋行くか」
そう思い足を前に出した瞬間だった
「はっ…?」
なんで、、、なんであいつが…
驚いてその1歩が踏み出せなかった
なぜなら
彼が誰かと一緒に歩いていたのが見えたからだ
気付いたら踏み出せなかった足が自然と彼の方へと動いていた
「はぁはぁ、、、なんでッ、、ここにっ、、」
クリスマスだからかカップルが沢山いる道を一人全力で走る
間違いない、彼は俺のよく知る人
見間違えるはずがない
やっとの思いで手が届き、彼に話しかける
「あッ、、のッ!!」
彼は振り返った、その姿は1年前の姿とは少し異なっていた
「”きんとき”… お前どこ行ってッ…」
kn?「あの、、」
何故だろうか、どこが様子がおかしい気がする
kn?「どなた、ですか…?」
「ぇ、、?」
聞き間違いだろうか、それとも単なる見間違いだったのだろうか
「ぇ、、き、きんとき…?」
kn?「どう、、しました?」
「きんとき、、だよな…?」
kn「きんときですけど…」
「お、俺ッ、、シャークんだよッ!!」
kn「シャー、、クん…?」
もしかして…
覚えてないの…?
「きんときには、、”シャケ”って呼ばれてたんだ…!」
kn「シ、、シャケッッ、、、???」
mb「きんとき? そろそろ行こーぜ」
「今俺が話してッ、、、!!」
mb「いや、どこの誰かわからない人と長話はちょっと…」
mb「それにこの後パーティする予定あるんです」
パー、、ティ…
mb「だから今時間が…」
kn「ちょっと、、待ってくれない…?」
mb「どうしたんだ?きんとき?」
あ、これ、、きんときどこか我慢してる時の顔だ…
きんときはいつもどこかが悪い時は歯を食いしばって我慢してる
もしかして俺のせいなのかな…
mb「こんな人はもういいから行こうぜ?」
kn「ちょッッ、、」
「あのッ!」
「彼、体調悪そうですよ…」
kn「…!」
mb「え? 全然悪そうじゃなくない?」
mb「そう言ってきんときのこと止めようとしてr…」
kn「ごめん、俺この後のパーティ行かない」
kn「シャークんはちょっとこっち来て グイッ」
「え…!?」
mb「ちょ、きんときッ!!」
なんで俺今引っ張られてんの?
しかも引っ張ってからはずっと無言だし…!
「きんッ、ハァハァ、、ちょっとまっ、、」
kn「いいから来て」
「ちょッ、、ハァ…」
どういうこと?
息きついし…
kn「とりあえず入って?」
あれここ…
前のきんときの家だ…
今(去年)は俺ん家で同棲してたからこの家はもう使ってなかったんだけど…
ガチャ
「お、お邪魔…します?」
前までは当たり前に来てたところに改めて入るのってなんか違和感が…
“ぎゅっ”
「!?」
「ど、どうし…」
kn「ごめん…ごめん…泣」
な、ないてる!?
と、とりあえず…
「だ、大丈夫だよきんとき…ナデナデ」
昔はよく背中さすってあげてたなぁ…
普段泣かないのに、急に泣いちゃう時があるからその時に…
きんとき大丈夫かな…
って俺の事忘れてるんだっけ?
はは、、笑っちゃうよほんとに…
クリスマスだってのに…
kn「、、ケ…」
「ん?」
kn「シャケッ…」
kn「ごめッ、、おれ…泣」
「落ち着いてからでもいいよ…?」
kn「いやッ、、今言うよ…」
kn「信じてもらえないかもだけど、聞いてくれる…?」
「うん、きんときの話ならなんだってく聞くよ」
kn「実は俺、、今までの記憶を忘れてたんだ」
「!?」
「それってどういう…」
kn「さっきのシャケ見て全部思い出した」
kn「俺、、去年のこの日、交通事故になったんだ」
「え!?」
交通事故!?
kn「多分仕事帰りの時だった気がする」
「でも俺に連絡なんて一切…!」
kn「医者が一番に連絡したのはやっぱり親族だった」
kn「それで確か、微かに聞こえたのはシャークんのこと」
「俺の事…?」
kn「うん、多分だけどシャークんには連絡しないように言ってたんだろうね」
kn「心配させない為に」
「心配って、、居なくなった方がよっぽど心配…!」
kn「うん、俺もそう思う」
kn「でも俺も記憶がなかったかどうこう言えなかった」
kn「心配させたのは本当に申し訳ないと思ってる、ごめん!」
「、、、いいよ全然」
「きんときが無事ってことがわかってよかった!」
kn「シャケ〜泣 ギュ—」
「わっ、くるしッ!笑」
kn「こんな俺からのお願い聞いてくれる…?」
「、、うん」
kn「また俺と、一緒に居てくれますか?」
「そんなん言わなくてもわかるでしょ…笑」
「チュッ ずっと一緒に居るっての笑」
kn「んふっ、流石俺のシャケだね!笑」
「もう// うるさいっ!//」
kn「そういえばこれ…」
「??」
「お箸? これがどうしたの?」
kn「いやこれさ、ついこの間ふと目に入ってきたんだよね」
kn「その時はシャケのことは思い出してなかったんだけど、この青と緑の箸に急に目がいってすぐに買っちゃった笑」
kn「もし良かったら…プレゼントにって言ったらなんだけど、受け取ってほしいな」
「いいの!ありがとう!」
kn「シャケからもなんか欲しいな〜チラチラ」
「い、今持ってないもん!」
kn「持ってないって言うか…いるじゃん?」
「いる? いるって何?」
kn「ん?シャケがいるじゃんってこと」
「はい?!/// 別に俺プレゼントじゃな…」
kn「いいの!シャケがいるだけで!」
kn「じゃあベッド行くよ!」
「え!?/// ちょッきんときッ!///」
そのあと何があったのかは皆さんのご想像に
間に合った…のか…?
なんか王道系じゃない方を書こうと思ったら意味わからんくなってきた…
しかもクリスマス要素少ない笑
まぁ遅いですけどメリークリスマス!!
(あ、ちなみに箸は永遠の幸せ?みたいな意味があります!!)
コメント
16件
うわぁ、めちゃくちゃ読むの遅れちゃった悲しい…ごめん…… 本当すてきなお話……泣いちゃったよ……😭 めちゃくちゃいいお話じゃないですか〜!!!最高!! shkさんknさんのことめちゃよくわかってて好き…ちょっと見ただけで変化に気づけちゃうのすこ……💖💖 knさん、思い出せてよかった……😭 箸にそんな意味が…?!最高のプレゼントじゃん!! コンちゃん本当にすごい!!尊敬すぎる!! 最高なお話ありがと〜!!
やっぱ人の変化に気付けるのってその人の恋人なんやな…😢クリスマス……書くの間に合わなかった🥺 こんちゃん書くの上達しててずるいよ‼️‼️‼️‼️🫵🏻😣
最高のクリスマスじゃん… knさんもうshkさん心配されんなよ…!幸せになってくれ