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#ラウだて
ポテチ
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zetsu.
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#政略結婚
クリオネ?
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あれから、数日が経った。
宮舘がお弁当を作るようになってから、目黒は少しずつ変わり始めていた。
以前よりも、ほんの少しだけ優しくなり、宮舘に話しかけてくるようになったのだ。
――そして何より。
🖤「舘さん。今日のおかず、何?」
昼休みになると、目黒の方から弁当箱を覗き込んでくるようになった。
❤️「ピーマンの肉詰めだよ」
🖤「……そっか」
そう言いながら、目黒はどこか嬉しそうに弁当を開く。
.
.
.
そんな日が、何日か続いた頃だった。
🖤「舘さん」
❤️「ん?」
🖤「……あのさ」
目黒は少し言いにくそうに口を開く。
🖤「明日は、から揚げがいいな」
❤️「から揚げ?」
🖤「……うん。多めでお願い」
そう言って、目黒が少しだけ視線を逸らしたのを見て宮舘は思わず頬を緩める。
❤️「わかった!楽しみにしてて」
🖤「……ん」
その日を境に――
ハンバーグ、金平牛蒡。
生姜焼き、卵焼き。
少しずつ、目黒は自分から弁当のおかずをリクエストするようになった。
❤️「次は何が食べたい?」
🖤「青椒肉絲がいい」
❤️「じゃあ、明日はそれにするね」
そんなやり取りを、二人は当たり前のように繰り返すようになっていた。
【好感度が上昇しました】
❤️「(……あ、また上がった……!)」
頭の中に響くシステム音声に、宮舘は密かに拳を握る。
少しずつでも確実に、目黒との距離が縮まっている。
そう実感できることが嬉しかった。
そして気付けば現在の好感度が【20%】まで上昇していた。
❤️「(20%…!)」
ザリガニ釣りデート以来、好感度が上がらなかったことを考えれば、大きな進歩だ。
まだまだ先は長い。
それでも、以前の目黒からは想像もできない程、二人の関係は変わり始めていた。
***
ある日の朝、教室。
「涼太、おっはぁ〜!」
教室へ入った宮舘に明るい声が飛んできた。
❤️「おはよう、佐久間」
🩷「……えっ」
宮舘の持っている弁当袋を見た佐久間が、目を丸くする。
🩷「今日のお弁当、でかくね!?」
❤️「うん!目黒にいっぱい食べてもらおうと思って張り切ったら、ちょっと作りすぎちゃった!」
🩷「にゃははっ」
その言葉を聞いた佐久間は、思わず笑みを浮かべる。
最近の宮舘は、本当に楽しそうだ。
最初は、いつまで続くのだろうと思って心配
していたのに。
🩷「(……噂では、一週間も続かないって聞いてたけど……当てにならないな)」
むしろ今では、誰が見ても本当の恋人同士に見えるくらいだった。
❤️「あ、そうだ」
宮舘は思い出したように弁当袋から別の包みを取り出した。
❤️「作りすぎた分、別にしてるんだけど……良かったら食べてくれる?」
🩷「えっ、いいの!?やったぁ〜☆」
❤️「ふふっ」
こうして佐久間も、二人の関係を温かく見守るようになっていた。
.
.
.
昼休み。
🖤「ごちそうさま」
❤️「お粗末さまでした」
空になった弁当箱を片付けながら、宮舘は満足そうに笑う。
今日も目黒は、綺麗に完食してくれた。
🖤「……舘さん」
❤️「うん?どうしたの?」
不意に名前を呼ばれて、宮舘が顔を上げる。
すると目黒が、じっと宮舘の顔を覗き込んでいた。
🖤「……放課後、一緒に出掛けない?」
❤️「……!」
一瞬、何を言われたのか分からなかった。
❤️「え……?」
🖤「だから……放課後」
目黒は少しだけ気まずそうに視線を逸らす。
🖤「一緒に、どっか行かない?」
❤️「……!」
宮舘の胸が、どくん、と大きく跳ねた。
これは――デート、なのだろうか。
恋人のフリをしている二人にとって、初めての休日……ではないけれど、放課後に二人きりで出掛けるなんて。
宮舘の胸は、みるみるうちに高鳴っていく。
🖤「……どう?」
少し不安そうに尋ねる目黒を見て、宮舘はすぐに笑った。
❤️「うん!喜んで!」
その瞬間、目黒の表情も少しだけ柔らかくなった。
.
.
.
.
.
放課後。
二人は学校を出ると、並んでバスに乗り込んだ。
窓の外を流れていく景色を眺めながら、他愛もない話をする。
学校のこと。
今日の授業のこと。
そして、昼に食べた弁当のこと。
🖤「……から揚げ、うまかった」
❤️「本当?」
🖤「うん。……また作って」
❤️「もちろん!」
そんな会話さえ、宮舘には嬉しかった。
やがてバスは、賑やかな街へと到着する。
二人で並んで降車した、その瞬間だった。
🖤「舘さん」
❤️「何?」
宮舘が呼ばれて振り向くと、目黒の大きな手が、すっと伸びてきた。
そのまま、宮舘の右手を包み込む。
❤️「……!」
🖤「こっちから順番に見ていこうか」
❤️「う、うん……!」
まるで、それが当たり前であるかのように思える程、自然な動作だった。
宮舘は繋がれた手を見つめ、それから隣を歩く目黒を見る。
❤️「…………」
心臓が、どんどん速くなっていく。
❤️「(目黒の手……温かいな……)」
繋いだ手から伝わる温もりが、じんわりと身体に広がっていく。
そのまま二人は、並んで街を歩いた。
ショーウィンドウに並ぶ洋服を眺めたりしていると時折、目黒が宮舘の方を見て宮舘も笑い返す。
そんな時間が不思議なくらい心地良かった。
🖤「舘さん」
❤️「うん?」
🖤「ここ、入ろうか」
目黒が指差したのは、お洒落な雑貨店だった。
❤️「うん」
二人は店内へ入り、色とりどりの小物やアクセサリーを見て回っていると、目黒がふと足を止めた。
🖤「……舘さん」
❤️「?」
振り返ると、目黒が少し照れくさそうな顔をしている。
🖤「いつも弁当作ってもらってるから、お礼させてほしいんだ」
❤️「いいの……?」
🖤「うん」
思いがけない言葉に宮舘は目を瞬かせ、棚に並ぶアクセサリーへ視線を向けた。
❤️「どれにしようかな……?」
🖤「好きなの選んでよ」
❤️「えっと……」
色とりどりのアクセサリーを眺めていた宮舘の目に、一つのブレスレットが留まった。
鮮やかな赤色。
自分のメンバーカラーと同じ色だった。
❤️「……じゃあ、あれで」
🖤「これ?」
❤️「うん」
🖤「ちょっと待ってて」
宮舘が指差したブレスレットを目黒は手に取ると、そのままスマートに会計を済ませた。
そして店を出ると、買ったばかりのブレスレットを取り出す。
🖤「舘さん、手首出して」
❤️「うん」
宮舘が左手を差し出し目黒の指が、その手首へそっと触れた。
そのまま、壊れ物を扱うように優しくブレスレットをつけていく。
🖤「いいね、凄く似合ってる」
❤️「……!」
目黒に見つめられ真っ直ぐな言葉を掛けられて宮舘の頬が、ぽっと赤く染まった。
❤️「……ありがとう。大切にするね」
ブレスレットへ視線を落としながら宮舘が小さく笑うと、今度は目黒の頬も微かに赤くなった。
🖤「……そうしてもらえたら、嬉しい」
宮舘の手首に輝く赤いブレスレットを見て、少し照れたように笑う目黒。
二人の間に甘く柔らかな空気が流れていく。
その瞬間、脳内に音声が響いた。
【街中デートにより、好感度が10%上昇しました】
【現在の好感度は30%となりました】
❤️「(30%……!)」
宮舘は胸の奥で、そっと喜びを噛み締めた。
確実に、少しずつ、二人の心の距離は近づいている。
6%から何をしても動かなかった数字が、今では30%まで上がっている。
目黒の隣にいることが、少しずつ当たり前になって。
手を繋ぐことにも、笑い合うことにも慣れてきて、宮舘は幸せだった。
このまま、もっと近付いていけると信じていた。
――宮舘は、気付いていなかった。
「…………」
賑やかな街の中、楽しそうに歩いていく二人の背中。
その姿を、少し離れた場所からじっと見つめている人影があることに。
怪しげな人物の視線だけが、二人の後ろ姿を執拗に追い続けていた。
やがて、二人の姿が人混みに紛れて見えなくなっても、その人影は動かなかった。
ただ静かに、二人が消えていった方向を、じっと見つめていた。
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誰?一体誰なの?
おお〜♡♡♡ 近付いていく🖤❤️たまらなくドキドキする〜💗 お弁当張り切って作る❤️可愛すぎる(嫁にしたい) アクセサリーを選ぶなんてもう恋人じゃん🥰 最後また気になるところで終わったけど。 次回も楽しみにしてますね😆✨
誰!?あなたは誰なの!? 🖤、❤️のお弁当食べられるなんて、幸せじゃねぇか! クソッ、ワイにも食わせろォ!