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次の日
吉田side
💛「おはようございます。」
誰もいない楽屋で俺の声だけが響く。
今日もいつも通り1番に楽屋に着く。でも、この感情だけは、いつも通りではなかった。
今日は絶対、メンバーに伝えないといけない。
昨日勇人と約束したから。
すると楽屋の扉が開いた。
勇人だ。
🩷「おはよう。仁人。」
💛「おはよう。今日は来るの早いね。」
🩷「実は、仁人いつも早いから、もう来てんじゃねぇかな〜と思って早く来た。」
💛「それって俺に会いたくなったってこと?笑」
🩷「ちげーよ。仁人、もしかしたら緊張してんじゃねぇかなって思ったんだよ。どお?みんなに言えそう?」
💛「うん。大丈夫。ありがと。」
🩷「どーいたしまして。」
🩷「あと…」
💛「ん?」
🩷「もし仁人が言えなくても、俺が絶対フォローするからな!」
そんな勇人の言葉は、緊張なんか忘れてしまうほど俺の心に深く残った。
静かな楽屋で2人きり。30分ほど経っただろうか。
気がつけば、楽屋にはメンバー全員が揃っていた。
俺は今しかないと思った。
でも少しだけ勇人の方をみる。勇人と目が合った。
そして勇人はこくりと一度うなずく。
今だという合図だろう。
それを受けとって、俺はようやく口を開く。
💛「あ、あのさ。みんな。」
緊張で少し声が震えるのを感じる。でもここで言うのをやめるのが、1番ダメな選択肢だろう。
また勇人の方を見る。真剣だけど、どこか優しい目元。
俺はまた、話し始める。
💛「実は、みんなに言わないと行けないことがあって。」
俺のいつもと違う雰囲気に、勇人以外のメンバーも、何かを察した様子だった。
💙「どないしたん?」
❤️「なんでも聞くよ。」
🤍「仁ちゃんのペースでいいからね。」
そう優しく声をかけてくれる3人。
そんな3人に、俺は過去のこと、ライブ演出のことを伝えた。
💛「…だから今日から、高いところでも大丈夫なように、練習していきたくて…」
最初は3人ともびっくりして言葉が出ない様子だった。
でもそうだよな。いきなりそんなグロいこと話されて。ライブ演出難しいとか言われて、おまけにトラウマ克服を手伝ってほしいなんて。
自分勝手だよな…。
💙「うそやん…」
🤍「仁ちゃん…」
やっぱこんな自分勝手なの、怒られるに決まって…
❤️「全然いいに決まってるやんッ!!」
💛「…え?うそ。怒らないの?」
💙「なにゆうてんの!怒るわけないやん!」
🤍「むしろ言ってくれてありがとうだよ」
💛「えッ…え…ほんとに?うそじゃない?」
💙「吉田さん、疑いすぎ。」
❤️「俺ら嘘ついたことある?」
これ…勇人に話した時と似ている。
俺は勇人の方を見た。
すると勇人は俺に近づいてきて言った。
🩷「だから言っただろ?誰も迷惑だなんて思わないって。大丈夫。まだ2ヶ月ある。それまでにみんなでがんばろ。」
🤍「そうだよ。仁ちゃん。俺らメンバーなんだからさ。」
❤️「そうやで。いつでも頼って!力になるから。」
🩷「俺ら5人でM!LKだもんな!」
💛「うんッ…。ありがとう。みんなッ…。」
💙「よっしゃー!ほんなら今から、みんなで練習や!」
M!LK「おーーー!!!」
楽屋に掛け声が響き渡る。
そして俺の緊張感は、その掛け声と共に、どこかへ消えてしまった。
しかしこれから、思いもよらない日々が続くことを
今の俺は知るよしもなかった。
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コメント
1件
第7話、読み終えたよ〜〜😭✨ 勇人が「もし仁人が言えなくても、俺が絶対フォローするからな」って言うシーン、泣ける…! メンバー全員が「怒るわけないやん!」って言ってくれたのも、本当に心が温かくなったよ🥺 5人でM!LKって言葉、グッときた! 「思いもよらない日々」の伏線、次が気になりすぎるよ〜! もりりんさん、今回も最高でした!
ぴざぶどう。
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