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おむらいす
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エーミール愛されです。
今回のメインはgremです。
※私がにやにやするための文章をAIに手伝ってもらいながらつくっています。
※某ゲーム実況者様のお名前をお借りしております。
ご本人様にご迷惑のかかりませんようご配慮お願いいたします。
ー深夜のカヌレー
em 「はいはい、できましたよー 」
エーミールがテーブルに並べたのは、トントンが持ってきたキャベツをふんだん使った回鍋肉と、手際よく作られた具沢山のスープ、そして山盛りの白米だ。
sho「おおーっ! さすがエミさん、いただきまーすっ」
kn「この味付け、絶妙やわー!あっ!いただきますっ」
コネシマとシャオロンが競うように箸を動かし、チーノがちゃっかりエミさんの隣をキープして「あーん」と催促するような視線を送る。
em「チーノさん、自分で食べてください。……もう、皆さん行儀が悪いですよ」
口では厳しく言いながらも、エーミールは空いたグラスに次々と麦茶を注いで回る。
その甲斐甲斐しさは、まるで忙しい定食屋の店主か、はたまた大家族の主婦のようだ。
ふと気づくと、先ほどまで騒がしかったゾムが静かになり、じっとエーミールの手元を見つめていた。
zm「……エミさん、指、赤くなってんで」
em「え? ああ、さっきキャベツを切った時に少し擦れただけですから、気にしないでください」
大したことではないと笑うエーミールだったが、その言葉が終わるか終わらないかのうちに、ショッピがリビングの棚から救急箱を取り出してきた。
shp「はい、エミさん。手貸してください。これ以上怪我されたら、明日からの俺たちの飯に響くんで」
em「あ、ありがとうございます……って、結局食事が目当てなんですか!?」
毒づきながらも、エーミールは大人しく左手の人差し指を差し出した。
ショッピはエーミールの隣に膝を突くと、慣れた手つきで消毒液を取り出す。ひんやりとした感触が指先に走る。
shp「……ちゃいますよ」
em「え……?」
ショッピが小さく呟き、エーミールの指先をそっと、けれど逃げられない強さで絡め取った。
ショッピはそのままエーミールの顔を、覗き込むように下から見つめてくる。
至近距離で見つめるその瞳は、獲物を狙う猫のように鋭い。
em「あ、あの、ショッピさん? 絆創膏、もう貼れてますよね……?」
あまりの距離の近さにエーミールがたじろぎ、顔を赤くして手を引こうとした、その時。
zm「おいショッピ。自分だけずるいぞ、何してんねん。俺も手当したい!」
背後から、明るい声色の中に確実な「圧」を孕んだ声が響いた。
shp「……別に。絆創膏貼っただけっすよ。ねぇ、エミさん?」
「…ええ、もう終わりましたよ」と苦笑するエーミールを他所に、ショッピはわざとらしく絆創膏を親指でひと撫でしてから、ようやくゆっくりと手を離した。
どんちゃん騒ぎだったリビングも、深夜を回ればようやく静寂を取り戻す。
嵐の去った後のような室内を片付け終え、エーミールはふう、と深く椅子に腰掛けた。
em「……ようやく、一息つけました」
独り言のように溢れた言葉に、低く心地よい声が応える。
gr「全くだ。あいつら、我が物顔で居座りおって」
ソファの端、一冊の古書を捲っていたグルッペンが顔を上げた。
他のメンバーが帰路につく中、彼だけは「総統特権だ」などと意味不明な供述をして、当然のように居残っていたのだ。
em「グルッペンさんも、その一人ですよ」
gr「ふっ、俺は『お菓子』を所望していたからな!」
子供のように無邪気に笑うグルッペンに、エーミールは苦笑いしてキッチンへ向かった。
実は、皆が騒いでいる合間に、こっそりと仕込んでおいたものがある。
皿に乗せて運ばれてきたのは、蜜蝋の香ばしい匂いを纏ったカヌレだ。
外側は黒光りするほど硬く、しかし内側は驚くほど柔らかな黄金色。
gr「……ほう。これは見事だ」
グルッペンは手でその一つを摘まみ上げ、無造作に口へと運んだ。
カリリ、と小気味よい音が響き、ラム酒の芳醇な香りが広がる。
gr「美味い。やはりお前の作るものは、どれも俺の好みだ。この外側の頑なさと、内側の甘さ……まるでお前のようじゃないか」
em「……余計な分析はいいですから。……あ、グルッペンさん」
エーミールが指し示したのは、彼の口角。小さな欠片がついている。
em「付いてますよ」
gr「ん? どこだ、取ってくれ」
当然のように顔を突き出してくるグルッペンの動きに、エーミールは断れず無意識に指を伸ばした。
ショッピに巻かれた絆創膏のついた指先が、グルッペンの熱を持った唇の端に触れる。
em「……あ」
エーミールは慌てて手を引こうとするが、それよりも早く、グルッペンの大きな手がエーミールの手首をガッシリと掴んだ。
gr「……エーミール」
グルッペンの声が一段と低く響く。
彼は掴んだ指先を離さず、視線を絡めたまま、その指についた欠片をゆっくりと自らの舌で拭った。
ざらりとした舌の感触が、絆創膏の薄い布越しに、そして剥き出しの指先にまで鮮明に伝わってくる。
em「っ……!汚いですから、やめてください……っ!」
必死に常識を盾にして抗議するエーミールだったが、グルッペンはそれを楽しむように鼻で笑った。
gr「汚い、だと? ふん、ならば……これを外せば文句はないな?」
em「え、あ……っ!?」
驚くエーミールの目の前で、グルッペンは悪戯っぽく笑いながら、迷いのない手つきで絆創膏の端を捉えた。
em「あ、ちょっと……っ!」
露わになったのは、少し赤くなっただけの剥き出しの指先。
グルッペンは満足げにその指を引き寄せると、今度は絆創膏越しではないダイレクトな熱を伴って、その指先を深く、吸い込むように咥え込んだ。
em「ん……っ! グルッペン……っ!」
gr「……ふむ。やはりこっちの方が、お前の味がよく分かる」
em「っ!何言ってるんですかっ」
ざらりとした舌先が、敏感な指の腹を直接、丹念に這い回る。
gr「…あいつにも同じことをさせたのか?」
昼間のリビングで、ショッピがこの指を絡め取り、ゾムが割り込んできたーーその一部始終を「特等席」から眺めていた男の、冷ややかな愉悦を含んだ瞳。
エーミールはたまらず溜息をつき、首を振った。
em「……するわけないでしょう。あなただけです、こんなに私を困らせるのは……」
gr「ははっ、そうか! ならば、最後まで俺に付き合ってもらうぞ!」
その言葉に満足したのか、グルッペンはふっと表情を緩め、今度は子どもが宝物を自慢するように、テーブルの上のカヌレを指差した。
gr「ほら、次だ。全部食べさせろ、エーミール。あーんだ」
em「……もう、本当に子どもなんですから」
溜息をつきながらも、エーミールはカヌレの一片を手に取る。
グルッペンは口を開けて待っており、ただの甘えん坊そのものだ。
em「ほら、どうぞ」
差し出された指先ごと食むようにカヌレを口に含み、グルッペンは満足げに目を細めた。
gr「……ふむ。やはりカヌレより、お前の方がよっぽど俺の好物だ」
em「なっ……!? 食べ物と一緒にしないでください!」
顔を真っ赤にするエーミールを面白がり、グルッペンは捕まえた手首をさらに自分の方へと引き寄せる。
em「嫌だと言っても離さんぞ。……お前が俺を甘やかしたんだからな」
拒絶する間もなく、今度はグルッペンがエーミールの手ごとカヌレを口に運び、ラム酒の芳醇な香りと、驚くほどの熱さが二人の間に充満した。
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