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嘘つきな私に、光が差すまで。

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嘘つきな私に、光が差すまで。

28 - 第5章 共犯者の夜 第28話

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2026年01月22日

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光が去った後、私は恐る恐る伝票の裏を捲った。


そこには、殴り書きのような字でこう書かれていた。

​『お姉さん、顔引きつりすぎ。無理して笑うと、ファンじゃなくて不審者に見えるよ。飲みすぎんなよ。』


​「……余計なお世話だよ」


私はその紙を握りつぶし、カバンの中に押し込んだ。


結局、その後の飲み会がどんな味だったのか、私は全く覚えていない。


光が他のテーブルで接客するたびに、心臓が跳ねて、ビールの味がしなかった。


​「桜川さん、今日は意外な一面が見れて良かったです!」


「明日からも、よろしくお願いします!」


​ようやくお開きになり、部下たちをタクシーで見送る。


一人残された駅前。夜風が火照った頬を冷やしてくれたけれど、胸のざわつきは一向に収まらなかった。

​(……どんな顔して、あのボロアパートに帰ればいいのよ)

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