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リクエスト
rdmd
心中表現有。
記憶喪失
苦手な方はお戻り下さい。
では、どうぞ〜
俺以外誰も居ない静かな部屋、絶えず靡いているカーテン、雛鳥の囀り……俺って誰だっけ…?
ガチャ
「ラダオー?」
「ぁ…、」
突然部屋に人が入って来る。
その人が呼んだ「らだお」は俺の事なんだろうか…?
「…モシカシテ、マタ記憶ナクナッチャッタ…?」
「多分…そう、です…」
「…ソッカァ…オレハ緑色。ヨロシクネ、ラダオ」
「よ、よろしくお願いします…?」
緑色と名乗る彼は、ニコッと微笑んだ
みどり君から聞いた話だと、俺は昔起きたニュースになるほどの大事故で、頭に怪我を負ってしまい記憶障害になってしまったらしい
そんな話をみどり君は淡々と笑顔を崩さずに俺に教えてくれた
ー半月後ー
「んね、みどり」
「ン?」
「俺らの関係って?」
「エ、アー…ンー、秘密…?」
関係を聞いた瞬間少し驚いた顔をしたが、またすぐ笑顔に戻った。
この日はこれ以上喋らず終わった
怖い…怖い、怖い怖い怖い怖い
みどり、みどり…
あれ…誰?ッ来んなよ、お願い、、ねえ
_ダオ
_ラダオ
_コッチ、来テ
_コッチデ遊ぼ?
?「嫌ッ、」
_…なんデそんなコト言ウノ?
_ねぇ、ねェ、ネェ、…こッチオいデよ。
「_ダオ、ラダオ。起キテ」
誰か俺を呼んでいる声がする。起きなきゃ、、
__パチッ
「ア、起キタ、大丈夫?魘サレテタケド…」
そう言って起きたばかりの俺の頭を撫でようとする。
あの夢の手…俺を連れて行こうとした手に似ていた。
辞めて、辞めてよ。
「触んな!!!」
大きい声と同時に手を振り払う。
それにみどりはビックリし、手を反射的に引っ込めた。
「ド、ドウシタノ…?」
「お前なんて…お前なんて……大嫌いだッ!!」
「エ…」
「っ、はぁッはぁッ」
「…」
寝起きであまり働かない頭をひたすら回し、ふとやってしまった事に気づき顔を上げる。
みどりが泣いていた。
「グスッ、」
「ぁ…ッ」
気づいてももう遅い、と神が嘲笑うかのような声が聞こえ、目眩がする
治ったと思えば、次は頭が痛くなり、頭を弄られているような気持ち悪い感覚に襲われる。
____全部思い出した。
みどりはなんなのか、どういう関係なのか、どんだけ迷惑をかけてきたのか、ぜーんぶ思い出した。
なんで”目の前の彼”が泣いているか…それは、おれと”恋人”だったからだ。
好きで好きで仕方がない人に「大嫌い」と言われるのはどれほど辛いだろうか…考えただけでも胃が痛くなってしまう
「み、みどり…ごめん、ごめん…嫌いなんかじゃない、みどりの事は大好きだよ」
「今までごめんね…」
「…イイヨ、」
すんなり許してくれるとは思わなかった、、そんな事を考えているとみどりが口を開く。
「ソノ代ワリ……」
「…一緒に死ンデ?」
ザザッ___〇〇県、〇〇市のアパートで、男性2人の死体が発見されました。
警察によると__
ブチッ
ーーーーー
ほんっっっっとうに遅くなってしまって申し訳ございません…
あと、思ってたのと違かったらすみません…
良ければ没になった方も見てってください…
没
途中まで
最初の入りなどは同じ。
俺以外誰も居ない静かな部屋、絶えず靡いているカーテン、雛鳥の囀り…
…俺って誰だっけ…?
ガチャ
「ラダオー?」
「ぁ…、」
突然部屋に人が入って来る。
その人が呼んだ「らだお」は俺の事なんだろうか…?
「…モシカシテ、マタ記憶ナクナッチャッタ…?」
「多分…そう、です…」
「…ソッカ…オレハ緑色。ヨロシクネ、ラダオ」
「よ、よろしくお願いします…?」
緑色と名乗る彼は、ニコッと微笑んだ
みどり君から聞いた話だと、俺は昔起きたニュースになるほどの大事故で、頭に傷を負ってしまい記憶障害になってしまったらしい
そんな話をみどり君は淡々と笑顔を崩さずに俺に教えてくれた
ー半月後ー
「んね、みどり」
「ン?」
「俺らの関係ってなんなの?」
お風呂に入って、ご飯食べて、ゲームをして…いつも通りの日だった。そんな変わらない日の最後に今までずっと気になっていた事を訊いてみた。
訊いた瞬間少し驚いた顔をしたが、またすぐ笑顔になり口を開く
「秘密」
そう言っている彼は今までの笑顔と違い、笑顔を張り付けている様だった。
今日はこれ以上喋らず、俺は眠りについた。
…きらい。みどりなんて嫌い。大嫌い。
キライ、キライ、キライ…
それは本当なの?
ガチャッ
「ラダオー!今日遊園地行コー!!」
朝、起きて布団から出ようとしたところに勢いよくみどりが入って来る。
こんな朝っぱらから遊園地…?と思ったが、俺の記憶は1ヶ月ぐらいで無くなるらしいし、まぁそんな日もあって良いか、と思い返事をする
「え、嫌。」
…今、何言ってんの?って思っただろ、俺もそう思う。
「エ。」
「w嘘嘘、行こw」
みどりが良い反応してくれるから、やめれねぇんだコレ。
・・・
らだおくんの記憶が無くなる前に一緒に行こうねって約束してた遊園地に行ってみたら全部思い出すかな〜、なんて淡い思いを抱きながら誘った。
その誘いをらだおは受けてくれた
「遊園地ダ…!!」
「なにその初めて遊園地来た風な反応w」
でっかい観覧車に、ジェットコースター、空中ブランコもある。
「コンナニ大キイ遊園地初メテ…」
入園したとたん目の前が光輝いて見えた。その直後、らだおくんが記憶喪失な事を忘れるほどのワクワクがオレの頭を支配する。
「ラダオ!アノジェットコースター行コ!!」
「えぇ、俺下で待ってて良い…?」
「ラダオニナニカアッタラダメジャン。行クヨ。」
「イヤァァ!!」
まず、1番最初にジェットコースターに乗って、次にバイキング。その次に、メリーゴーランド、そのまた次にいつもなら2時間待ちになるぐらい人気のジェットコースターに乗った。
他にも、色々乗って、遊んだ。閉園の時間までずっと。
「は〜、楽しかった〜!!!」
「疲レタ…w」
頭に怪我を負う前のらだお(オリジナル)と遊べている感じがして楽しかった。
今までのらだお(ニセモノ)の中で1番“オリジナル“に近い今のらだおになら全てを打ち明けられる気がした。
帰りの電車を途中下車し、此処らで1番景色の良い海辺へ行く。
…そして重い口を開ける
「ネェ、ラダオ…」
「ん?」
「ラダオとオレは恋人だったって言ったら信じる?」
・・・
突然のカミングアウトに困惑する。
「え…、俺とみどりが…?」
「ウン、」
「え、いや 笑 そんな訳無いじゃん。…そうだよね、?」
信じたくない…この半月ずっと友達だと思っていた奴と本当は恋人…?そんな事突然言われてもすんなりと受け入れられない
「…ラダオは、ラダオはオレのこと好き?」
ーーーーー
以上おまけでした…
本当に遅くなってしまってごめんなさい…!!
悩んで悩んで悩みまくった結果、コレです。
もう一つも少々お待ち下さい…
リクエストありがとうございました!!
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