TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

🖤サイド


🖤「ん…。もう朝?」


いつもは静かで自分しかいない家。


いつもは起きるのがだるくて仕方がない朝も今日は違う。


🖤「おはよう。」


💚「おはよ…。」


💚「えっと、ベット貸してくれてありがと…。」


🖤「ふふっ。大したことないよ。ニコニコ」


君がいるから。


適当に朝ごはんを済ませて身支度をする。


君がいるだけですっごく幸せな朝。


だと思ってたのに…。


ピンポーン


インターホンが鳴るまでは。


🖤「あ、ヤバっ!完全に忘れてた…。」


ラウールがいるんだった…。


💚「?」


なんて説明するべき?


🖤「えっと、俺ラウールと学校行ってるんだけど阿部くんどうする?」


💚「そっか、じゃあ僕翔太達といくから先出なよ…。」


🤍『めめまだ〜?』


🖤「ヤバっ行かなきゃ!わっ!」


💚「えっ、ちょっ!」


ドスンッ


机の脚につまずいて阿部くんに覆い被さる形で倒れてしまった。


💚「…いっ!」


🖤「ごめんなさいっ!」


🖤「えっと、大丈夫?」


💚「うん…。」


怪我はないみたいでよかった…。


💚「でも、重たい。」


🖤「あっごめっ。」


立とうとした時…。


🤍『めめ、開けるよ?』


🖤「え、ラウちょっと待って。」


ガチャ

🤍「めめ?」


🖤「あ…。」


🤍「へっ。」


🤍「…。」


ばれ…た…?


お願い。どうか夢であって…。




💚サイド


💚「ん…。」


朝が来た。


何度朝が来ないよう願ったことか。


いつも憂鬱で仕方がなかった。


でも、今日は違う。


🖤「おはよう。」


💚「おはよ…。」


💚「えっと、ベット貸してくれてありがと…。」


🖤「ふふっ。大したことないよ。ニコニコ」


今のに笑うとこあった?


本当に不思議な人…。


それからご飯を食べて学校に行く支度をする。


ピンポーン


🖤「あ、ヤバっ!完全に忘れてた…。」


誰だろ…。


💚「?」


🖤「えっと、俺ラウールと学校行ってるんだけど阿部くんどうする?」


💚「そっか、じゃあ僕翔太達といくから先出なよ…。」


1人で行くのは心許ないし。


多分連絡したら来てくれるはず。

🤍『めめまだ〜?』


🖤「ヤバっ行かなきゃ!わっ!」


💚「えっ、ちょっ!」


一瞬何が起こったのか理解できなかった。


気がついたら目黒くんが僕の上に乗っかっていた。


💚「…いっ!」


🖤「ごめんなさいっ!」


🖤「えっと、大丈夫?」


💚「うん…。」


たぶん、怪我はない。


💚「でも、重たい。」


🖤「あっごめっ。」


そう言って目黒くんが立とうとした時。


🤍『めめ、開けるよ?』


🖤「え、ラウちょっと待って。」


ガチャ


ラウールくんが部屋に入ってきた…。


🤍「めめ?」


🖤「あ…。」


🤍「へっ。」


🤍「…。」


これは夢か何か…?























loading

この作品はいかがでしたか?

118

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚