この作品はいかがでしたか?
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🖤サイド
🖤「ん…。もう朝?」
いつもは静かで自分しかいない家。
いつもは起きるのがだるくて仕方がない朝も今日は違う。
🖤「おはよう。」
💚「おはよ…。」
💚「えっと、ベット貸してくれてありがと…。」
🖤「ふふっ。大したことないよ。ニコニコ」
君がいるから。
適当に朝ごはんを済ませて身支度をする。
君がいるだけですっごく幸せな朝。
だと思ってたのに…。
ピンポーン
インターホンが鳴るまでは。
🖤「あ、ヤバっ!完全に忘れてた…。」
ラウールがいるんだった…。
💚「?」
なんて説明するべき?
🖤「えっと、俺ラウールと学校行ってるんだけど阿部くんどうする?」
💚「そっか、じゃあ僕翔太達といくから先出なよ…。」
🤍『めめまだ〜?』
🖤「ヤバっ行かなきゃ!わっ!」
💚「えっ、ちょっ!」
ドスンッ
机の脚につまずいて阿部くんに覆い被さる形で倒れてしまった。
💚「…いっ!」
🖤「ごめんなさいっ!」
🖤「えっと、大丈夫?」
💚「うん…。」
怪我はないみたいでよかった…。
💚「でも、重たい。」
🖤「あっごめっ。」
立とうとした時…。
🤍『めめ、開けるよ?』
🖤「え、ラウちょっと待って。」
ガチャ
🤍「めめ?」
🖤「あ…。」
🤍「へっ。」
🤍「…。」
ばれ…た…?
お願い。どうか夢であって…。
💚サイド
💚「ん…。」
朝が来た。
何度朝が来ないよう願ったことか。
いつも憂鬱で仕方がなかった。
でも、今日は違う。
🖤「おはよう。」
💚「おはよ…。」
💚「えっと、ベット貸してくれてありがと…。」
🖤「ふふっ。大したことないよ。ニコニコ」
今のに笑うとこあった?
本当に不思議な人…。
それからご飯を食べて学校に行く支度をする。
ピンポーン
🖤「あ、ヤバっ!完全に忘れてた…。」
誰だろ…。
💚「?」
🖤「えっと、俺ラウールと学校行ってるんだけど阿部くんどうする?」
💚「そっか、じゃあ僕翔太達といくから先出なよ…。」
1人で行くのは心許ないし。
多分連絡したら来てくれるはず。
🤍『めめまだ〜?』
🖤「ヤバっ行かなきゃ!わっ!」
💚「えっ、ちょっ!」
一瞬何が起こったのか理解できなかった。
気がついたら目黒くんが僕の上に乗っかっていた。
💚「…いっ!」
🖤「ごめんなさいっ!」
🖤「えっと、大丈夫?」
💚「うん…。」
たぶん、怪我はない。
💚「でも、重たい。」
🖤「あっごめっ。」
そう言って目黒くんが立とうとした時。
🤍『めめ、開けるよ?』
🖤「え、ラウちょっと待って。」
ガチャ
ラウールくんが部屋に入ってきた…。
🤍「めめ?」
🖤「あ…。」
🤍「へっ。」
🤍「…。」
これは夢か何か…?
コメント
3件
いつも楽しく読ませてもらってます🍀*゜ ゆっくりでも大丈夫なので続き待ってます!!