テラーノベル
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今度はテレビ局に現れた。
護衛の人が、男を捕まえた。
テレビ局には車で来ていた。
警察を呼び、車を調べてもらう。
ノコギリもナタも見つからなかった。男の嘘だった。
車から出てきたのは果物ナイフだけだった。
阿部は一安心したが、男は、阿部をどうしようもなくなった。
それでも付き纏うのをやめなかった。
今度はストーカーになった。
もちろん、警察に連絡したら
捕まえるとのこと。
男は、警察をかい潜り、阿部に接触してくる。
彼女に会わせたい。
それが今の男の目的になった。
2人でゆっくりお茶でもしたら、彼女は喜ぶだろう?
そう考えているらしいが、彼女と一緒にお茶を飲む必要はない。
阿部は、男が言ってることが無茶苦茶な気がする。
阿部ーあなたはそれでいいの?
男ー彼女の夢を叶えたら、俺の株が上がる。
阿部ーますます、あなたから離れていくとは考えないの?
男ーアイドルさんはえらい自信だな。
阿部ーだって、僕のファンの方でしょう?
男ーそうだけど、あんたと付き合えるなんて思ってない。
阿部ー会う必要ある?
男ー会ってくれるだけでいいんだ。
ノコギリやナタで足首から切り落とそうと言った男と思えない。
自信がなく、小心者のようだ。
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