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5 episode
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あの日から、5ヶ月が経った。
あの日から家族が狂い始めたのだろうか。
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「お母さん!心がお菓子譲ってくれない、」
「心、また買えるんだから譲りなさい!!」
ー。
「お母さん、!心が無視した」
「貴方ねぇ!いい加減にしないよ心」
ー。
「心ー?ギター貸してぇ?」
「は、?」
「ギター貸してぇ?」
「なんでよ。」
「弾きたいから」
「無理だよ。使うし、壊されたらやだもん」
ーー。
「お母さん!心にね、ギター貸してって言ったらね(((」
「心!あんた中学2年生でしょ?」
「少しはお姉ちゃんになりなさい」
ー。
「は、?」
「だからわざとじゃないんだって(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)」
ー。
お姉ちゃんは精神年齢が下がった。その為か思い通りに行かなかったらお母さんに言い付けるという、最悪へと導くモンスターになった。
期間限定の美味しいお菓子を奪われ、音楽制作中にも邪魔をされた。しかしその中でも最も酷い出来事は、大切なギターを壊されたことだ。その瞬間、私は自分でも驚くほどの激しい怒りを感じ、口からは辛辣な言葉が自然とこぼれ落ちた。
其れを聞いた姉は号泣し、私は両親に酷く怒られた。
両親は姉ばかり庇うようになり、私は理不尽に怒られ続けた。だからか学校にいる時は酷く楽だった。
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此の日は親友2人と私で遊びに行く日だった。
私たち3人の関係は何でも話せる関係だった。だから、家のことを話そうと思った。
其の時に自分の怒りが消える程のことを言われた。
ーこーこって全部に満足してそうー
苦笑いしか出来なかった。でも怒りも辛さも消え去った儘、私は遊ぶことができたのだからいいだろう。
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友達とサヨナラを告げた後、誰も通らない道で私は盛大に笑った。
きっと人生一の笑顔だっただろうな。
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土曜日の日に私は路上ライブが決まった。だから親を誘おうと思った。新しい自分を見て欲しかった。
「ねぇねぇ、うちの路上ライブ見に来てk」
「ごめん、今日お姉ちゃんが不安定なの」
「でも、」
「五月蝿いわね!貴方は子供じゃないでしょ!」
「もう中2なんだから!!しっかりしなさい!!」
「ったく、疲れるわね、」
きっと漫画やアニメならパリーンみたいや効果音が流れる程衝撃だった。
最低_。
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見て下さり、有難う御座います。
あと少しで完結かな?
少し似てるけど、どうぞ最後までお読み下さい。
Tenkyu for caming.