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傷だらけの手で、私達は

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傷だらけの手で、私達は

1 - 傷だらけの手で、私達は 1話

2025年02月02日

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絵名の部屋


🥞……描けない


(今回の課題は『安らぎ』。だけど_)


(…………描けるわけない)


(……あの日から、何度もメッセージ送ってるのに既読にすらならない)


(彰人に聞いてみても、『学校サボってるみたいだからわからない』って言われるし……)


瑞希……


⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·

男子生徒A   君も男だったりする感じ?

⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·


……


(学校の子達は、知ってるみたいだった)


(だけど……)


⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·

🍛ボクの悩んでることは……今はまだ話せないけど。でもいつか話せるようになったら、聞いてほしい


❤️話すことがよくない結末を呼ぶこともたくさんあるわ

⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·


(……瑞希は、ずっと……怖かったんだろうな)


(それでも、話そうとしてくれた。なのに…)


(……もし、私が_)


(あの時、もっと、まっすぐ向き合えてたら_)


(って……考えるのも、きっと_)


(瑞希を……追い詰めることになるんだ……)


🍜『_えななん、いる?』


🥞あ……。もう、25時……!?


『ごめん、いるよ。作業始める?』


🍜『うん、よろしく』


❄️『さっき、調整した歌詞を上げておいた。イラストにはそこまで関係ないと思うけど……』


🥞『わかった、見ておくね』


『あ、私のほうも着色まで終わってるから確認しておいて。今、アップするから』


🍜『ありがとう、確認する』


『……うん、いいと思う。えななん、雪、ありがとう』


🥞『え?ああ……うん。よかった』


『じゃあ、微調整だけして書き出しとくね』


🍜『わかった。よろしく』


『……この調子だと、今週末にはアップできそうかな』


『本当はAmiaに動画を作ってもらいたいけど……忙しそうだし、静止画で上げようか』


❄️『うん』


🍜『……でも、こんなに長い期間来れないのって珍しいね。作業中は毎日Amiaの声が聞こえてたから、なんだかさみしいな』


🥞『……あ……』


……言えない


……瑞希のことは、私から話せることじゃない……


🍜『_えななん、どうしたの?』


🥞『えっ?』


🍜『今、何か言いたそうだったけど……』


🥞『あ……ごめん。なんでもない』


『……それより、作業しようよ。せっかく早く仕上がりそうなんだし』


🍜『……?うん……』


❄️『じゃあ、歌詞問題なさそうなら動画に組み込むけど』


🥞『私も大丈夫。進めてもらっていいよ』


❄️『わかった』


🥞『K、あと欲しい素材とかない?今回ちょっと余裕あるし、何かあれば描くよ』


🍜『え、本当?そうだな_』


🥞……奏とまふゆなら、自然に受け入れたんだろうな


それで、瑞希が望んでいたとおり、なにも変わらなくて_


もし、あの場所にいたのが私じゃなくて、ふたりだったら_


瑞希は、ここに_今も、いてくれたのかな……



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