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ね ぇ 、 カ ラ ス バ さ ん ②

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ね ぇ 、 カ ラ ス バ さ ん ②

42 - 第40話 〜慰労パーティ〜

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2026年01月17日

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「シオン様〜っ♡♡」

『ひっ…ユ、ユカリさん……』

「このケーキ気に入って頂けましたか?シオン様は甘い物が好きだとお聞きしておりましたので」

『あ、は、はい…ありがとうございます…』

「ふふっ、もし良ければこちらも───」

「怖がっとるやんけ。なぁ、シオン」



シオンの腰を引き、自分の方へ寄せ笑うカラスバ



「シオンはケーキより、パンの方が好きなんや。なぁ?」

『えっ?いやケーキも好──んぐっ!?』



言葉を塞ぐようにクロワッサンを口に詰められる



「まぁ、カラスバ様。レディにそんな事されるなんて!」

「オレの女なんやからええやろ」

『…よふないよくない……』





豪勢な食事にゴージャスな音楽

今日は先日のアンジュフラエッテの件を沈めた面々を招待してホテルシュールリッシュにてクエーサー社主催の慰労パーティが開かれている




「姉さん」

『ん、アザミ…!』

「あの2人は面倒だし、こっち行こ」



クロワッサンを飲み込みながら、アザミに手を引かれ向かった先にはセイカにデウロ、それにカナリィにムクといった女子メンツが集まっていた



「あ、シオン〜!!ずーっと、カラスバさんといたから全然話せなくて寂しかったんだから!」



シオンに気づくなり抱きつくセイカ



「へぇ、あのカラスバと付き合ってんのマジだったんだ」

「…カナリィ…♡」

『カナリィさんにムクさんでしたっけ…こうして話すのは初めてですね』

「うげ、敬語なんかやめてよ〜、タメでいーよ」



そう言って笑うカナリィ、横にいるムクも小さく頷いている



『じゃあ、お言葉に甘えて!』

「ねぇ、早速だけどシオンって4年前ミアレに居たよね?ぼく、ミアレが地元だから覚えがあってさ」



カナリィの言葉に目を見開く

そしてすぐに頷き笑う



「だよね!?髪色も髪型も同じだし!よくサビ組の前で立ってたの見てたんだよ〜

あの時のミアレでもサビ組のボスに熱狂的なファンが居るって有名だったし」

『えへへっ、あの時は付き合いたくて必死だったからさ〜』

「へぇー、って事は無事恋実ったって事?」

『そうだね〜!』



そう言うと「へぇー!苦労が実って良かったじゃん!」と肩を叩くカナリィ



『(まぁ、凄い苦労したのはカラスバさんなんだけど…)』



そう思いながら、カナリィ、ムクコンビとしばらくカラスバとの話で盛り上がっているとその話を聞いたのかアザミとデウロと話していたセイカが此方へやってくる



「あ!そうだ、シオン達に話さないと!」

『ん?』

「カラスバさんの人間はしごのくだり」

『……んっ?』



そう言ってセイカは淡々と面白そうにサビ組の人間はしごの話をする




「まぁ、サビ組はそういうとこだし…」

『っふふ、あっはは!コントみたい何それ〜!?3回も落ちたの?』

「流石に4回目はすごい形相で怒られたから降りれなかったけど〜…」

「ヤクザ相手に凄いねキミ」



爆笑するシオンにヤクザ相手に強気なセイカに少し引き気味のアザミとカナリィ



『ねぇねぇ、セイカそれ送って送って!ホーム画面にする!!ちょ〜可愛い!!』

「えー、変わってるね〜」

『カラスバさんをホーム画面にしたら、悪霊退散とかなんかしそうじゃない?怒った時の顔とか顔面ギャラドスだし』



そう言って笑っていると、横に立っていたアザミが何かに気づきそのまま離れる

そんなアザミにカナリィとデウロとムクが続くようにササッ…と少しと奥へ離れる



『あれ…皆どうし───』

「…へぇ、顔面ギャラドスなぁ?」

『ヒュ……』



上から、恐ろしく低い声が聞こえ、ギギギ…と首をゆっくり後ろへ向ける

するとそこには額に筋を立てたカラスバが腕を組みシオンを不気味な笑顔で見つめていた



『…や、やだぁ〜♡ギャラドスみたいにかっこよくて男前ってことですよぉ〜!♡』

「ほうかほうか、お前は昔から媚び売る時は決まって声高なるよな?」

『き、気のせいでは?』

「4年前耳にタコができるくらい、その声聞いたんやから気のせいな訳ないやろ?」

『…た、たすけ───』



周りに助けを求めようとした瞬間、首根っこを掴まれズリズリと引き摺られるようにカラスバに連行される



「どこが、顔面ギャラドスや?あ?」

『違うんですって〜!ゆ、許してっ?ねっ?』



ちゅっ、とカラスバの頬にキスしてみるがそれでも全く動じずそれどころか先程よりも筋を立てキレるカラスバ



「お前はいっつも、キスしたら許される思っとんか知らんけど許せん事もあるよな?」

『ひぇ……た、たすけ…』



ふと近くに居た、ユカリへ視線を向けるがにこっと笑われるだけ

横にいるメイドさんに至っては目を逸らしていた



『ぁ、あ……終わった………』

「何が終わったんや?シオンちゃん」



それから数十分シオンはカラスバにこっぴどく詰められたとか

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